
「肩こりから吐き気って、本当に関係あるの?」
「胃腸薬を飲んでも全然効かないけど、どうして…?」
そんな疑問や悩みを抱えていませんか?
あなたのつらい吐き気、その原因は肩こりかもしれません。
なぜなら、肩や首の筋肉が固まりすぎると、血行不良を引き起こし、自律神経のバランスが乱れてしまうからです。その結果、胃腸の働きが低下し、吐き気という形で症状が現れているのかもしれません。
多くの方は胃腸の不調だと思い込んで胃腸薬を服用しますが、それでは根本的な解決になりません。
肩こりが原因の吐き気には、血行促進や自律神経の調整など、違ったアプローチが必要です。
そこでこの記事では、あなたを吐き気から解放するために、以下の内容を詳しく解説していきます。
- なぜ肩こりで吐き気が起こるのか?
- 今すぐできる応急処置とは?
- 根本的な改善のために必要な対策とは?
この記事を読めば、肩こりと吐き気の関係が理解でき、自分に合った効果的な対策が見つかるはずです。
つらい吐き気に悩んでいる方やひどい肩こりに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.肩こりから吐き気は起こる!
結論から言うと、肩こりから吐き気は起こります。
なぜなら、肩こりと吐き気は、密接に結びついている深い関係があるからです。下記の図をもとに解説します。
まず、肩や首の筋肉が緊張すると、血管が圧迫されます。結果的に、血液の流れが滞って、血流が悪化してしまうのです。
さらに、この血行不良は自律神経の乱れにもつながります。
自律神経は、呼吸や消化、血流などを調整する重要な役割を担っています。肩こりによって自律神経のバランスが崩れると、胃腸の機能が低下し、消化不良を起こしやすくなります。
そして、胃腸の働きが悪くなると、吐き気という症状が現れるのです。
これらの原因に、あなたも心当たりはありませんか?チェックリスト形式で確認してみましょう!
- 長時間同じ姿勢でのスマホ操作やデスクワーク
- ストレスを抱えている
- 運動不足
- 寝不足
- 冷え性
- 目を酷使する
- 猫背
- 腕を組むことが多い
- 同じ肩にばかりカバンをかける
- 高すぎる枕を使っている
- 前かがみの姿勢
- 歯ぎしり
- 呼吸が浅い
- 食いしばり
複数心当たりがある場合は、「たかが肩こり」と軽く考えずに、ご自身の状態に合った適切なケアを始めましょう。
2.吐き気が起こる3つの肩こりタイプ
「肩こり」と一言でいっても、その原因や症状は人それぞれです。
吐き気を引き起こす肩こりにも、いくつかのタイプがあることをご存知でしたか?
ご自身の肩こりがどのタイプかを知ることで、より効果的な対策を見つけることができるはずです。
ここでは、吐き気を引き起こす可能性のある3つの肩こりタイプについて解説していきます。具体的なタイプは、以下の3つです。
- 首の付け根から後頭部にかけての凝り
- 肩甲骨周りの凝り
- 猫背や前傾姿勢による肩こり
ご自身の肩こりはどのタイプに当てはまるか、ぜひチェックしながら読み進めてください。
2-1.首の付け根から後頭部にかけての凝り
吐き気を引き起こす肩こりの一つに、首の付け根から後頭部にかけての凝りがあります。
このタイプは、頭蓋骨の付け根にある筋肉(後頭下筋群)が凝って、自律神経が乱れ、吐き気が起きています。
この筋肉が、長時間のデスクワークやスマホ操作、ストレスなどによって緊張すると、血管が圧迫され、血流が悪化します。
すると、脳への酸素や栄養が不足し、自律神経のバランスが乱れてしまい、吐き気やめまい、頭痛、倦怠感といった不快な症状を引き起こしやすくなります。
具体的には、ご自身の首の後ろ、特に髪の生え際あたりを触ってみてください。
以下のような症状がある人は要注意!
- まるで板のようにカチカチになっている
- 押すと奥に響くような痛みを感じる
- 首を動かすと、可動域が狭くなっていたり、突っ張る感じがある
上記の場合は、このタイプに当てはまる可能性が高いでしょう。
また、この部分が凝りやすい原因として、以下のようなものが挙げられます。
- 長時間のデスクワークやスマホ操作による、首を前に傾けた姿勢の継続
- ストレスや緊張による、無意識の食いしばりや呼吸の浅さ
- 睡眠不足による、自律神経の乱れや筋肉の回復不足
もし、首の付け根から後頭部にかけての凝りに加えて、吐き気やめまい、頭痛などを頻繁に感じる場合は、このタイプの肩こりである可能性が高いので、放置せずに早めのケアを心がけてください。
2-2.肩甲骨周りの凝り
吐き気を引き起こす肩こりの一つに、肩甲骨周りの凝りが挙げられます。
肩甲骨の周りには、内臓と連動している筋肉(僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋など)が多く存在しています。
これらの筋肉が緊張すると、消化機能が低下するなど、内臓の働きにも影響を与え、吐き気を引き起こすことがあるのです。
具体的に、ご自身の肩甲骨を動かしてみてください。もし、以下のような症状がある場合は肩甲骨周りの筋肉が凝り固まっている可能性があります。
以下のような症状がある人は要注意!
- 肩甲骨を動かすとゴリゴリと音がする
- 肩甲骨周りに痛みを感じる
- 腕を上げにくい
上記のような自覚症状がある場合は、肩甲骨周りの筋肉が凝り固まっている可能性が高いでしょう。
このような肩甲骨周りの凝りは、放置すると、吐き気だけではなく、呼吸が浅くなったり、身体の痺れ、消化不良による内臓不調を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
肩甲骨を回すストレッチや、深呼吸を意識することで、筋肉の緊張を和らげることができ、吐き気が緩和されることも期待できるでしょう。
2-3.猫背や前傾姿勢による肩こり
吐き気を引き起こす肩こりの一つに、猫背や前傾姿勢による肩こりがあります。
これは、単なる姿勢の悪さだけではなく、胃への圧迫や横隔膜の動きを妨げることで、吐き気を引き起こす原因につながっています。
猫背や前傾姿勢になると、首や肩が前に突き出し、背中が丸まった状態になります。この状態が続くと、胃が圧迫され、消化機能が低下するだけではなく、横隔膜の動きも制限されてしまいます。
横隔膜は、呼吸をする上で重要な役割を果たしており、横隔膜の動きが制限されると、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが乱れやすくなるため注意が必要です。
具体的に、普段から以下のような姿勢をしていたり、自覚症状がある場合は要注意です。
もしかして猫背かも?簡単セルフチェック!
- 壁に背中をつけて立った時、後頭部が壁につかない
- 肩が体の中心よりも前に出ている
- 横から見た時に、耳の位置が肩よりも前に出ている
- 気がつくと背中が丸まっていることが多い
- お腹を突き出すような姿勢になりがち
上記のような方は、猫背や前傾姿勢になりやすく、吐き気を伴う肩こりに悩まされていうかもしれません。
普段から姿勢を意識し、正しい姿勢を保つことや、ストレッチや運動をすることで、これらの症状を緩和できるでしょう。
3.肩こりからの吐き気を今すぐ止める応急処置3つ
「今すぐ、この吐き気をどうにかしたい!」そう思う場合は、まずは「肩」を何とかしましょう!
吐き気を伴う肩こりは、放置すると辛い症状が長引いてしまう可能性があります。
そこで、今回は、今すぐできる応急処置を3つ紹介します。
これらの応急処置を行うことで、吐き気を一時的に和らげられるでしょう。
※ただし、ここで紹介する方法は、あくまで応急処置として活用してください。吐き気が続く場合は、根本的な原因を解決する必要があります。
3-1.肩の痛み止めを飲む
「吐き気がするから、とりあえず胃腸薬」そう考える方は多いかもしれません。
しかし、肩こりからくる吐き気の場合、残念ながら胃腸薬では、あまり効果を実感できないことが多いのが現状です。
なぜなら、肩こりによる吐き気は、胃腸の不調が直接的な原因ではなく、肩や首の筋肉の緊張や血行不良によって引き起こされているからです。
吐き気を和らげるためには、解熱鎮痛成分が含まれているものがおすすめです。これらの薬は、肩や首の筋肉の炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
ただし、痛み止めはあくまで一時的な対処法です。症状が軽い時や、急な吐き気を抑えたい時に活用し、もし効果を感じない場合や、症状が続く場合は、他の原因や、より根本的な治療が必要な可能性もあるため、専門医に相談するようにしてください。
3-2.肩のストレッチや揉みほぐしを行う
薬を飲む以外にも、肩のストレッチや揉みほぐしも効果的です。
「え、ストレッチで吐き気が楽になるの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、肩の筋肉が凝り固まっていると、血行が悪くなり、吐き気を引き起こしやすくなります。そこで、肩をゆっくり回したり、軽く揉みほぐしたりすれば、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、吐き気を軽減できます。
ストレッチをする際には、以下のような動画もおすすめです。
「腰が痛い人はやってほしい30秒セルフケアケア!」
「1日30秒だけで腰痛解消のセルフケア!」
「【腰痛】誰でも簡単!2分で腰痛&体のだるさが消える仙腸関節のセルフケア術」
動画を参考に、自分のペースでできるストレッチ方法を見つけるといいでしょう。
3-3.蒸しタオルなどで温める
「薬を飲むのはちょっと抵抗があるな…」という方や「薬の効果が出るまで、少しでも楽になりたい」と感じている方には、蒸しタオルなどで温める方法もおすすめです。
温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、吐き気を軽減する効果が期待できるからです。
肩を温めて、凝り固まった筋肉をじんわりと解きほぐすイメージですね。
実際に、肩甲部の皮膚を加温することで、血行が促進され、肩こりの自覚症状が改善したという研究結果も報告されています。
参照:名寄市立大学機関リポジトリ「肩こり女性の肩甲部蒸気加温における温熱効果」
具体的には、以下の方法を試してみてください。
肩を温める3つの方法
- 電子レンジで温めた蒸しタオルを肩に乗せる
- 使い捨ての温熱シートを活用する
- 蒸気温熱シートを試してみる
温熱シートは、直接肌に貼るタイプや、衣類に貼るタイプなど、さまざまな種類がありますので、ご自身に合ったものを選びましょう。
こちらの記事でも、より詳しく肩を温める方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
肩こり 温める
4.今後肩こりから吐き気を起こさないための対策
ここまで、吐き気を今すぐ止めるための応急処置を3つご紹介しました。これらの応急処置は、一時的な効果は期待できますが、根本的な解決にはなりません。
「もう、あの吐き気を二度と味わいたくない!」
そう思うのであれば、今後は吐き気を起こさないための対策をしっかりと行うことが大切です。ここでは、吐き気を予防するための対策を3つご紹介していきます。
4-1.姿勢を整える
吐き気を繰り返したくないと思うなら、まずは普段の姿勢を見直してみましょう。
猫背や前傾姿勢は、胃や横隔膜を圧迫し、吐き気を引き起こす大きな原因の一つだからです。
具体的には、以下のようなポイントを意識しましょう。
姿勢を直したからといってすぐに吐き気が収まるわけではありませんが、意識して正しい姿勢を保てれば身体の重心が安定し、内臓への負担を軽減できます。
また、下記のようなポイントを意識してください。特に、デスクワークやスマホ操作など、長時間同じ姿勢を続ける方は、意識的に姿勢を正すようにしましょう。
正しい姿勢を保つためのポイント
- 座るときは、椅子の奥まで深く腰掛け、背もたれに寄りかかる
- 机と椅子の高さを調整し、無理のない姿勢を保つ
- スマホを見るときは、できるだけ目線の高さで見る
正しい姿勢を意識することは、すぐに効果が出るわけではありませんが、吐き気を予防するためにも、日頃から心がけることが大切です。
猫背を改善し、正しい姿勢を保つための具体的な方法は、治らない猫背はインナーマッスルと骨盤が原因!美姿勢に近づくコツの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考に、正しい姿勢を身につけ、肩こりくる吐き気を予防してください。
4-2.ストレッチを日常的に行う
ストレッチを習慣にするのも効果的です。
ストレッチには、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があるからです。身体に詰まった「コリ」という名のゴミを掃除するようなイメージですね。
簡単にできるストレッチから始めましょう。おすすめは、以下の2つです。
おすすめのストレッチ法
- ラジオ体操|全身をバランス良く動かすことができる
- 肩を回す|椅子に座ったまま、肩を大きく回すだけでも、肩まわりの筋肉の緊張を和らげられる
ただし、ストレッチは「毎日続ける」ことが大前提です。
週に1回、数時間ストレッチをするよりも、毎日少しでも良いので、こまめに行うことが、肩こりや吐き気予防には圧倒的に効果的です。
例えば、2時間に1回、数分だけでもストレッチを行うだけでも、肩こりや吐き気の予防効果が期待できます。仕事の休憩時間や、家事の合間など、少しの時間を見つけて、ストレッチを習慣にしてみましょう。
4-3.日常的にお風呂に入る
肩こりによる吐き気を根本的に改善したいなら、シャワーだけで済ませずに、湯船に浸かる習慣を取り入れましょう。
入浴には、筋肉を温めて柔らかくし、血行を促進する効果があるからです。特に、冬は寒さで体が縮こまり、筋肉が固まりやすくなるため、湯船に浸かることは大切です。
毎日ではなくても、時間がある時はできるだけ湯船に浸かることを意識してみてください。例えば、以下のような入浴法を取り入れてみると良いでしょう。
おすすめの入浴法
- お気に入りのアロマを浴室にいれる
- ぬるめのお湯(38℃~40℃)にゆっくり浸かる
- 半身浴で読書や映画鑑賞などを楽しむ
毎日湯船に浸かるのが難しい場合は、シャワーを浴びる際に、肩や首に温水を当てて温めるだけでも、効果が期待できます。
入浴を習慣化すれば、血行が促進され、筋肉の緊張が緩和し、肩こりによる吐き気の予防効果も期待できるでしょう。
5.肩こりの根本原因を治せないとすぐに吐き気は再発する
ここまで、吐き気を今すぐ止めるための応急処置や、日々の生活でできる予防策についてお伝えしてきました。
しかし、残念ながら、これらの対策だけでは、肩こりからくる吐き気の根本的な解決にはなりません。
なぜなら、応急処置や予防策は、あくまでも一時的な対応策であり、肩こりの根本的な原因を改善しない限り、吐き気はすぐに再発してしまうからです。
例えるなら、穴の開いたバケツに水を注いでいるような状態です。一時的に水は溜まっても、すぐに水は溢れてしまうように、根本的な原因に対処しない限り、吐き気は繰り返し起こってしまうでしょう。
肩こりの原因は人によってさまざまで、一概に「これ!」と特定することは難しいです。しかし、一般的には、以下のような原因が考えられます。
歪みの箇所 | 関連する状態 | 説明 |
---|---|---|
手首 | 巻き肩 ストレートネック | 手首の使いすぎや不自然な角度での作業は、肩や首に繋がる筋肉に影響を与える巻き肩やストレートネックの原因につながる |
骨盤 | そり腰 猫背 | 体の土台となる部分のバランスを崩すそり腰や猫背を引き起こす原因となる |
足首 | 片足重心になり、体の重心が傾く肩に負担がかかる | 体の重心を偏らせ、片足重心を助長する |
原因は、一つだけではなく、複合的に絡み合って肩こりを引き起こしている可能性もあります。
ですから、吐き気から解放されるためには、根本的な原因を突き止め、そこから改善していくことが大切です。
具体的には、以下のような取り組みが効果的です。
①生活習慣や姿勢を振り返り、肩こりの根本原因を特定する
②その原因を改善するための具体的な対策を実践する
応急処置や予防策も大切ですが、それだけでは吐き気は再発してしまうことを理解し、根本的な改善に目を向けるようにしましょう。
6.肩こりの症状改善を目指すならプロの整体師による施術が効果的
肩こりを根本的に治したいけど、どうしたらいいか分からない方は、病院での診察やプロの整体師による施術を検討するのも良いでしょう。
しかし、どちらを選ぶべきか、迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで、病院と整体師、それぞれの特徴を比較しながら、肩こりへのアプローチの違いについて解説します。
病院 | 整体師 | |
---|---|---|
主な診断方法 | レントゲン、MRIなどの画像診断 | 触診、姿勢分析など |
着目する箇所 | 骨や関節の異常 | 筋肉の緊張、柔軟性の低下、関節の可動域の制限、体の歪み |
アプローチ | 骨や関節の構造的な異常の改善 | 筋肉や骨格の歪みを整えることで、根本原因にアプローチ |
その他 | 筋肉や神経の状態までは詳しく把握できない場合がある | 解剖学に基づいた知識と触診技術で、一人ひとりに合わせた施術を提供する |
どのような場合に選択すべきか | 骨や関節の異常が疑われる場合 | 筋肉や姿勢の歪みが気になる場合 |
「でも、自分でストレッチや運動もできるし、整体って本当に必要なの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、プロの整体師は、あなたの身体の状態を丁寧に確認し、自分では届かない体の奥の筋肉や関節にアプローチし、より根本的な改善が期待できます。
上記のように、病院と整体師では、アプローチの方法が異なります。
- 骨や関節の異常が疑われる場合は病院
- 筋肉や姿勢の歪みが気になる場合は整体院
ご自身の状態や目的に合わせて選択するようにしましょう。
7.あなたの吐き気を今後起こさないためにJITANBODYが力になります
整体院に行きたいけれど、時間がない、どこに行けばいいのか分からない…そんなお悩みをお持ちのあなたには、「JITANBODY」をおすすめします。
これまでお伝えしてきたように、肩こりによる吐き気を根本的に改善するには、プロの整体師による施術が効果的です。
しかし、整体院での施術には、「時間がかかりそう」「本当に効果があるのか不安」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
JITANBODYでは、そのような心配は一切必要ありません。なぜなら、JITANBODYには、あなたが肩こりから解放されるための3つの確かな理由があるからです。
7-1.豊富な経験であなたの根本原因を特定する
JITANBODYでは、施術を始める前に、まずあなたの肩こりの根本原因を特定することからスタートします。
肩こりの原因は、人によって千差万別で、パズルのように複雑に絡み合っています。長年の姿勢の歪みや身体の使い方の癖、日常生活でのストレス、運動不足など挙げればきりがありません。
だからこそ、原因を特定せずに、ただマッサージをするだけでは、一時的に症状が緩和しても、すぐに再発してしまうだけです。
JITANBODYでは、長年の経験を持つプロの整体師が、あなたの身体の状態を丁寧に確認し、肩こりの根本原因を突き止めます。あなただけの原因を探し当て、最適な施術プランを提案いたします。
具体的な流れは、以下のとおりです。
JITANBODYの初診での対応
- 詳細な問診(生活習慣や症状についてヒアリング)
- 丁寧な触診(筋肉の張りや関節の可動域、姿勢の歪みなどを確認)
- 姿勢分析(姿勢の歪みなどを確認)
根本原因の特定は、症状を改善するだけではなく、再発を予防するためにも大切です。
JITANBODYでは、豊富な経験に基づいた施術と、丁寧なカウンセリングによって、肩こりの根本原因を特定し、症状改善と健康な身体づくりを徹底的にサポートさせていただきます。
7-2.国家資格を持つプロの整体師があなたを施術する
JITANBODYでは、国家資格を持つプロの整体師のみが、施術を担当いたします。
接骨院は数多くありますが、残念ながら、中には無資格の施術者が施術を行っている場合もあるのが現状です。
日本では「整体」を行うための国家資格は存在しないため、無資格でも「整体」という看板を掲げて施術をすることは、違法ではありません。
参照:日本医学柔整鍼灸専門学校「整体師とは?資格は?柔道整復師との違いは?」
施術を受ける側は、施術の安全性や信頼性をしっかりと確認する必要があります。
JITANBODYでは、解剖学や生理学などの専門知識はもちろんのこと、確かな技術を持つと証明された、国が認める資格を持った施術者のみが対応します。
【JITANBODYの施術者が保有する主な国家資格】
理学療法士 | 病気やケガが原因で、日常の動作が不自由になったり、身体に痛みを感じる方の施術をし、基本的な運動機能を回復させる専門家 |
---|---|
作業療法士 | 日常生活に必要な動作の回復をサポートする専門家 |
柔道整復師 | 骨折や脱臼、捻挫などの損傷に対し、整復・固定などを行い、人間の持つ回復力を最大限に発揮させる施術を行う専門家 |
鍼灸師 | 鍼や灸による刺激で、生体が持つ回復機能を高める施術を行う専門家 |
JITANBODYでは、これらのさまざまな分野のエキスパート達が情報を共有し合い、知識・技術を深める勉強会も行っております。
あなたの身体の状態を的確に把握し、最適な施術をご提供いたします。
7-3.必要な時間はたった20分!短い時間で通いやすい
JITANBODYの施術時間は、1回あたり20分の短時間で設定しています。これは、施術に時間をかけられない方でも、気軽に通えるようにするためです。
「本当にそんな短時間で効果があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、一般的な整体院の施術時間は45分~60分が目安ですが、実は施術時間が長ければ長いほど良いというわけではありません。
長時間の施術は体に負担がかかりやすく、逆に悪化してしまう可能性もあります。
JITANBODYは、20分という短い時間で、最大限の効果を引き出す施術を実施しています。
【初回と2回目以降の施術時間について】
初回:約1時間
根本原因をしっかりと特定するため、あなたの生活習慣や運動習慣などを徹底的にヒアリングします。症状の背景を理解することで、適切な施術方針を立てるために必要な時間です。
2回目以降:1回あたり20分
初回のヒアリングで原因を把握したうえで施術を行うため、2回目以降は約20分の短時間でも十分に効果を出せるようになっています。お忙しい方でも通いやすい時間設定です。
JITANBODYの施術は、「操体法」と呼ばれるソフトな施術を採用しています。
「整体=痛い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、JITANBODYでは、バキバキ・ボキボキしたり、長時間ゴリゴリ揉むような施術は行いません。
JITANBODYでは、「操体法」という、体が気持ちいいと感じる方向に動かすことで、筋肉の緊張を緩め、体の歪みを整える施術を行っています。
操体法は、体に無理な力を加えないため、痛みをほとんど感じることがありません。
体の動かし方自体もとても簡単で、以下のような動きや体勢を、痛みのない範囲でゆっくりと繰り返していきます。
つま先あげ | 横になって膝を立て、つま先をゆっくり上げ下げする(首へのアプローチ) |
---|---|
かかと伸ばし | 横になって膝を立て、かかとをゆっくり伸ばす(肩へのアプローチ) |
ひざ倒し・足首の内外回旋 | 横になって膝を立て、膝を揃えたまま左右にゆっくり倒す、足首をゆっくり内側・外側に回す(全身の歪み改善) |
かえる倒し | 仰向けに寝て、膝を曲げて両膝を左右にゆっくり倒す(ぎっくり腰へのアプローチ) |
Iポジション | うつ伏せで、腕を体の横に伸ばし、手のひらを上に向ける(全身に優れた効果) |
Kポジション | うつ伏せで、肩と肘を90度に曲げ、手のひらを下に向ける(肩や腰の動きの改善) |
圧痛操法 | 痛みを感じる場所に触れて、ゆっくりと圧をかける。(短時間での施術効果) |
体中の筋肉や神経はすべて繋がっており、操体法ではその繋がりを利用して施術を行います。
そのため、痛みの出ている場所に直接触らなくても、体の歪みを整え、痛みを緩和することができるのです。
操体法を使った施術なら、ギックリ腰や揉まれると激痛が走る腰や肩、寝違えて動かせなくなった首などに直接触らなくても痛みの緩和ができるため、心や体への負担が少なくて済みます。
JITANBODYは、完全予約制で待ち時間もありません。「時間がなくて整体に通う暇がなかった…」方でも空いた時間を利用して、身体のケアを実施していただけます。
8.まとめ
肩こりが原因で起こる吐き気は、適切な対処と予防によって改善できます。この記事のポイントを最後におさらいしましょう。
肩こりによる吐き気は、以下の3つのタイプに分類されます。
- 首の付け根から後頭部にかけての凝り
- 肩甲骨周りの凝り
- 猫背や前傾姿勢による肩こり
吐き気を今すぐ和らげるためには、以下の応急処置が効果的です。
- 肩の痛み止めを飲む
- 肩のストレッチや揉みほぐしを行う
- 蒸しタオルなどで温める
また、今後吐き気を起こさないために、以下の予防対策を心がけましょう。
- 姿勢を整える
- ストレッチを日常的に行う
- 日常的にお風呂に入る
ただし、これらの対処法や予防策は一時的な効果にとどまります。肩こりと吐き気を根本的に改善するためには、生活習慣の見直しや、必要に応じてプロの整体師による施術を検討する必要があります。
肩こりによる吐き気に悩まされている方は、まずは応急処置で症状を和らげながら、長期的な視点で根本的な改善を目指していきましょう。
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