巻き肩とはどんな状態?すぐにできるセルフチェックや対処法も解説

「肩こりがひどくて検索をすると、巻き肩という言葉をよく目にするけど、巻き肩って何?」
「姿勢の悪さが気になっているけど、もしかして巻き肩?」

この記事にたどり着いたあなたは、「巻き肩」とは何か?詳しく知りたいと思っていることでしょう。

巻き肩とは、肩が前方内側に巻き込まれた姿勢の状態を指します。

巻き肩になると、肩が内向きに丸くなり、両腕が肩幅より内側に入ります。

この状態により、肩から胸にかけての筋肉が縮こまり、姿勢が悪くなるだけでなく、首や肩こりなどさまざまな体の不調を引き起こす原因となるため注意が必要です。

また、実は巻き肩の症状が進行すると猫背になることが多く、体の不調が悪化し仕事や日常生活に支障をきたす可能性もあるため、巻き肩が進行しないよう早めに対処をすることが大切です。

そこでこの記事では、巻き肩について詳しく解説し、改善を図る方法も紹介します。
巻き肩かどうか確認をするためのチェック方法もお伝えしますので、自分が巻き肩になっているか気になる人はしっかり確認してください。

【この記事を読んでわかること】

  • 巻き肩とは何か、猫背との違いがわかる
  • 巻き肩が引き起こす体の不調がわかる
  • 巻き肩になっているのかチェックができる
  • 巻き肩の改善を目指す対処法がわかる

最後まで読み進めていただければ、巻き肩について詳しく理解できるだけでなく、改善のための正しい対処法や選ぶべき整体院の特徴がわかりますので、ぜひ参考にしてください。

1.巻き肩とは「肩が前方内側に巻き込まれた姿勢」の状態

冒頭でお伝えしたとおり、巻き肩とは「肩が前方内側に巻き込まれた姿勢の状態」を指します。

巻き肩は骨の異常ではなく、肩の骨が内側にねじれ、正しい位置からズレている状態です。

具体的には、下図のように両肩を結ぶ横のラインが前側にアーチを描くことで、胸の筋肉が縮み、反対に肩甲骨側が広がってしまっています。

巻き肩になっている場合は、以下3つの特徴があります。

肩が前に出る本来なら耳の直線状にあるはずの肩が、耳より前に出ている
胸が狭く見える肩が巻き込まれることで、胸の筋肉が収縮して縮こまっている
肩甲骨が外側に広がる肩が巻き込まれることで、背中の肩甲骨が正しい位置から外に外れている

こうなる原因を作っているのは、日常生活における姿勢の悪さによるものです。

特に、次の3つが原因で巻き肩を引き起こしています。

【巻き肩になる主な原因】

①スマホやパソコンの長時間使用:
画面を見るときの前かがみの姿勢が胸の筋肉が収縮し、肩甲骨が広がって巻き肩を引き起こす

②横向きの寝姿勢:
片側の肩に体重が集中し、この圧力で肩関節が内側に押され巻き肩を引き起こす

③運動不足による筋力低下:
背中や肩の筋肉が衰えると、背中側の筋肉が支えきれずに肩が前方に巻き込まれ巻き肩を引き起こす

このような原因から、日常生活の中で前かがみになる姿勢が癖づき、肩が正しい位置からズレてしまうのです。

2.巻き肩と猫背の違い

ここまで、巻き肩について詳しく解説をしましたが、巻き肩と猫背を混同しているケースも多くあります。

巻き肩と猫背は、似ているようですが違います。

具体的な違いは、以下の表をご覧ください。

項目猫背巻き肩
特徴背中が丸くなり、頭が前に突き出た姿勢肩が前方に巻き込むように位置し、肩甲骨が外側に開いている
見た目背中が丸まり、全体的に前傾姿勢に見える肩が前に出て胸が閉じて見える
主な原因
  • 長時間のデスクワークやスマホ使用
  • 筋力不足(特に背筋・腹筋)
  • 長時間のデスクワークやスマホ使用
  • 胸筋の緊張や肩甲骨周辺の筋力不足
  • 悪い姿勢の習慣
体への影響
  • 首や肩のこり
  • 腰痛
  • 肩こりや首の痛み
  • 呼吸が浅くなる
  • 猫背と併発することも多い

巻き肩と猫背の大きな違いは、丸くなっている箇所です。

猫背が背中が丸まった状態に対して、巻き肩は肩が丸まった状態を指します。

このため、巻き肩になると首から肩にかけての筋肉に大きな負担がかかり、首や肩こりの症状がでやすくなりますが、猫背の場合は、腰にも大きな負荷がかかって腰痛の症状が出ることも多いです。

このような違いがありますが、巻き肩も猫背も引き起こす大きな原因は、「長時間のデスクワークやスマホ使用による前かがみの姿勢」です。

前かがみの姿勢が癖になっていると骨盤が後ろに傾きやすくなり背中が丸くなることで、巻き肩と猫背を併発するケースも多くみられます。

巻き肩の可能性があると感じているなら、猫背に発展させないためにも、スマホやパソコンを使用する時の姿勢はもちろん、長時間の使用は避けるなど、日頃から注意するようにしましょう。

3.巻き肩が引き起こす体の不調

ここまでお伝えしたとおり、巻き肩は姿勢の悪さの問題だけではなく、さまざまな健康上の悪影響を及ぼす可能性があります。

巻き肩になると、首・肩・背中まわりの筋肉が引っ張られ緊張し、それにより血流や神経、リンパ管が圧迫することでさまざまな体の不調を引き起こします。

   

具体的に、巻き肩が引き起こす体の不調は、次の5つです。

【巻き肩が引き起こす体の不調】

①ひどい肩こり・首こり
②慢性的な頭痛
③睡眠の質の低下
④自律神経の乱れ
⑤むくみや冷え

巻き肩がなぜ体の不調を引き起こすのか、詳しく解説します。

3-1.①ひどい肩こり・首こり

巻き肩によって方が内側に巻き込まれると、胸の筋肉が縮こまり、首・肩・背中まわりの筋肉が引っ張られ、筋肉が過剰に働き、硬くなります。

筋肉が硬くなると、血流が悪化して疲労物質が溜まります。

これにより、肩こり・首こりが発生してしまうのです。

巻き肩を改善しない限り、首・肩・背中まわりの筋肉に負担がかかり続けている状態となるため、なかなか治らないひどい肩こり・首こりに繋がっていきます。

3-2.②慢性的な頭痛

巻き肩によって、首や肩の筋肉が緊張することで、頭部への血流や神経が圧迫されます。

これにより、頭から肩にかけての筋肉に疲労物質が溜まり、神経を刺激して頭痛を引き起こしやすくなります。

特に、長時間のスマホやパソコンを使用した時や寒い時期は、筋肉が硬くなりやすくなるため、頭痛が起こりやすくなります。

また、夏場の冷房により体が冷え筋肉が硬くなることで、頭痛を起こすこともあるので注意しましょう。

3-3.③睡眠の質の低下

巻き肩によって首の筋肉が硬くなることにより、睡眠の質が低下することもあります。

首は自律神経のうち、副交感神経が深く関わっている場所です。

副交感神経は、人体のブレーキの役割を果たし、身体を休める時に優位に働き、身体の疲れを取る役割を果たします。

しかし、首の筋肉が緊張して硬くなっていることによって、副交感神経が圧迫されてブレーキの役割を果たせなくなってしまうのです。

そのため、睡眠中でも身体が興奮した状態が続き、睡眠の質を低下させてしまいます。

結果、寝ても疲れが取れないという状態を引き起こします。

3-4.④自律神経の乱れ

自律神経は、内臓や血管などのはたらきを24時間、休まず自動的に調整してくれるシステムです。

その自動的なシステムは、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことによって成り立っています。

しかし、巻き肩により首の筋肉が緊張することで、交感神経が優位になりやすくなり、副交感神経とのバランスが乱れ、自律神経の乱れに繋がるのです。

自律神経が乱れることで、疲労感やだるさ、胃腸の働きが悪くなるなどの体の不調や、不安感やイライラなどの心の不調を引き起こし、体と心の健康を維持することができなくなります。

3-5.⑤むくみや冷え

巻き肩により、肩や胸の筋肉が緊張して硬くなることで、血管やリンパ管を圧迫し、全身の循環機能が低下します。

リンパの流れが悪くなると、余分の水分や老廃物が体内にたまり、むくみの原因となります。

また、血管が圧迫されることで血流が悪くなることで、手足などの末端まで血液が十分に届かず冷えやすくなります。

4.簡単1分!巻き肩セルフチェック

前章で巻き肩が原因で発生する不調についてお伝えしましたが、この不調に思い当たる節がある人もいると思います。

しかし、自分が巻き肩なのかどうか、いまいち判断がつかないという人も少なくないでしょう。

そんな方はここで、自分が巻き肩になっていないのかチェックをしていきましょう。

巻き肩である場合は、姿勢の悪さだけでなく体の不調を改善するためにも、巻き肩改善の対処を行うことが必要です。

以下の2つの方法でチェックを行ってみて下さい。

【巻き肩セルフチェック】

◆チェック1|横から見た状態を確認する

①壁に背中とお尻をつけて立つ
②横から見て、頭・肩の壁との距離を確認する

その結果、頭や肩が壁から離れている場合は、巻き肩の可能性が高い。

◆チェック2|前から見た状態を確認する

①鏡の雨にリラックスして立つ
②前から見て、手の甲の向きを確認する

その結果、手の甲が前方を向いている場合は、巻き肩の可能性が高い。

2つのチェックを行った結果、「巻き肩じゃないかも!?」と思っても、安心してはいけません。

見た目に兆候が出ていなくても、当たり前のようにスマホやパソコンを使う時間が増えている現代では、巻き肩予備軍となっている人が多くいます。

それが、身体の不調を引き起こしている可能性が非常に高いです。

より詳しく巻き肩セルフチェックを行いたい場合は、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

→KW「巻き肩 チェック」

5.巻き肩の放置は危険!今すぐ改善に向けて取り組もう

セルフチェックで巻き肩になっていた方は、巻き肩の改善のための対処を行って下さい。

3.巻き肩が引き起こす体の不調でお伝えしたとおり、巻き肩であることがさまざまな体の不調を引き起こしています。

巻き肩が原因により不調を起こしている場合は、巻き肩を改善しないことには不調も改善しません。

例えば、首・肩こりがひどい場合に首や肩を揉みほぐしたとしても、それは一時的な痛みの解消にしかなりません。根本的な原因である巻き肩を改善しなければ、すぐに痛みが出てきます。

さらに、巻き肩を放置することで巻き肩が悪化し、次のような体の不調を引き起こす可能性もあります。

【巻き肩を放置することで起こる体の不調】

  • 慢性的な肩こりや首こり:放置することでこりが慢性化する
  • ひどい頭痛:放置することで持続的に毎日のように頭痛が続く場合がある
  • 背中の痛み:背中の筋肉や姿勢のバランスが崩れ背中に負担がかかり痛みがでる
  • 腰痛:放置することで猫背を併発し腰痛がでる
  • 眼精疲労:頭部や首、肩の位置に影響を与え、それが目の負担や血流に悪影響を及ぼし目が疲れやすくなる
  • 睡眠の質低下による疲労蓄積:寝ても寝れない日が続き、疲れが取れない日が続く
  • 代謝低下:姿勢の崩れが筋力の低下や血流悪化につながり、エネルギー消費ができなくなる
  • 肥満体型:代謝低下により、エネルギー消費ができず太りやすくなる

このようなことになる前に、巻き肩の改善に向けて適切な対処を行っていきましょう。

巻き肩改善に向けた対処法について、次の章から詳しく解説をしていきます。

6.巻き肩改善に向けて行うべき4つの対策

巻き肩は、日常の姿勢の悪さが主な原因となり引き起こされています。

そのため、まずは日常生活の改善を行うことが最善と言えるでしょう。

具体的な対策は、次の4つを日常生活の中に取り入れていくことです。

【巻き肩改善に向けた対策】

対策1|長時間のスマホやパソコン作業は避ける
対策2|正しい姿勢を意識する
対策3|ストレッチを習慣にして胸や肩甲骨まわりの筋肉をほぐす
対策4|横向きの姿勢で寝ない

日常生活の中に安易に取り入れることができる対策なので、ひとつずつ意識して行ってください。
それぞれ詳しく解説します。

6-1.対策1|長時間のスマホやパソコン作業は避ける

まずは、日常生活の中で長時間のスマホやパソコン作業をしている方は、同じ姿勢を取りすぎないように適度に体を動かすように意識をしましょう。

同じ姿勢を長時間続けることで肩甲骨周りの筋肉がこり固まり、肩甲骨が外側に広がり肩が前方に固定され、巻き肩が進行します。
また、長時間動かないことで肩や首周りの血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が低下します。

同じ姿勢が続く場合は、1時間に1回席を立って歩いてみたり、肩を回したり、伸びの運動をするだけでも、緩和が期待できます。

6-2.対策2|正しい姿勢を意識する

巻き肩になる大きな原因のひとつが、姿勢の悪さです。

特に、スマホやパソコン作業を行う時の前かがみの姿勢は、腕が前に出て肩が丸くなりやすくなります。

この姿勢が続くと、胸の筋肉が収縮し、肩甲骨が広がるため巻き肩を助長するため、注意が必要です。

そのため、前かがみの姿勢にならないように、日頃から胸を張り背筋を伸ばすなど正しい姿勢を意識するようにしましょう。

スマホやパソコンを使用する時は、脇をしっかり締めて、スマホやパソコンの画面を目線と同じ高さに合わせると、正しい姿勢で使用することができるようになります。

6-3.対策3|ストレッチを習慣にして胸や肩甲骨まわりの筋肉をほぐす

巻き肩になっていると、胸まわりの筋肉が縮こまり、肩や背中まわりの筋肉が硬くなっています。

この筋肉の硬さにより、肩を元の位置に戻そうとしても、筋肉に引っ張られ正しい姿勢を取ることができなくなっています。

これらを改善するためには、縮こまった筋肉を伸ばして緊張を解消し、柔軟性を上げることが必要です。

そこで、ストレッチを習慣化させることで筋肉が緩み、正しい姿勢が取りやすくなり肩を正しい位置に戻していけるようになります。

肩や背中、肩甲骨まわりの筋肉をほぐすおすすめのストレッチを紹介します。1分ほどでできるストレッチなので、日常的に取り入れていきましょう。

【上半身の筋肉をほぐすストレッチ】

①両方の肘を90度に曲げ、脇をしめる
②肘を脇につけたまま、手を外側に大きく開く
③胸が開くようにして約10秒間キープ

6-4.対策4|横向きの姿勢で寝ない

横向きの寝姿勢は、片側の肩に体重が集中します。この圧力によって肩関節が内側に押され、長時間その状態が続くと巻き肩を助長する可能性があります。

また、横向きで丸まった姿勢を取って寝ていると、胸が縮まり方が内側に入りやすく、これが巻き肩を固定する原因となりやすいです。

そのため、横向き姿勢で寝ることは避け、上向きで寝るように意識をしましょう。

7.セルフケアだけでは巻き肩が改善しない場合もある

巻き肩改善に向けての対策をお伝えしましたが、巻き肩が重症化している場合は、姿勢改善やストレッチなどのセルフケアだけでは巻き肩の改善ができない場合もあります。

ここまで何度もお伝えしましたが、巻き肩の主な原因は「前かがみの悪い姿勢」です。

しかし、巻き肩が重症化している場合は、「前かがみになっている」と言った姿勢の問題以前に、姿勢を悪くする「根本的な原因」があります。

この根本原因の多くは、「体の歪み」です。

体の歪みとは、骨や筋肉が正しい位置からズレている状態です。

背骨や骨盤、足首が歪んでいたり、硬くなっていたりすると、体の重心が崩れ、バランスを取るために姿勢が悪くなることあります。

体が歪んでいることで怖いことは、「正しい姿勢でいるときより、悪い姿勢の方が楽」だと感じてしまうことです。

そのため、無意識に悪い姿勢が癖づいてしまい、巻き肩を助長しているのです。

しかし、「体の歪み」の改善は、セルフケアで改善することはできません。

なぜかというと、体のどの部分に歪みが発生しているか、それを引き押している筋肉の凝りや生活習慣は何か、自分で突き止めることはできないからです。

そこでおすすめしたいのが、巻き肩の原因となる体の歪みを特定し、根本原因を改善させる整体などプロの施術者に頼ることです。

次章では、巻き肩の根本原因を改善する方法について解説します。

8.巻き肩の根本改善を目指すなら整体院を利用しよう

巻き肩の根本原因を突き止め、改善をめざすのであれば、整体院を利用することがおすすめです。

整体院の利用をおすすめする理由は、次の3つです。

【整体院の利用をおすすめする理由】

理由1|根本原因を突き止めアプローチができる
理由2|姿勢矯正のプロフェッショナルだから
理由3|巻き肩以外の不調の改善も期待できる

プロの施術を受けて、巻き肩の根本改善を目指しましょう。

ひとつずつ詳しく解説します。

8-1.理由1|根本原因を突き止めアプローチができる

巻き肩の根本原因は、「体の歪み」であることが多いですが、どこがどう歪んで巻き肩を助長しているのか、自分で判断することはできません。

その点、整体院で施術を受ければ、

「巻き肩の根本原因が何か?」
「体の歪みがどう悪さしているのか?」

筋肉や関節の状態を総合的に評価し、問題の根本原因にアプローチする施術を受けることができます。

中でも、施術の前にお客様の不調の状態や、生活習慣などをしっかりヒアリングしてから施術を行うオーダーメイド施術の整体院であれば、より根本改善を期待できます。

8-2.理由2|姿勢矯正のプロフェッショナルだから

整体師は、体のバランスや姿勢に詳しく、一人ひとりの体型や筋肉の状態に合わせて、姿勢矯正を行います。

巻き肩の場合は、肩や背中まわりの筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を調整することで、巻き肩改善を目指していきます。

また、国家資格を有する整体師であれば、より豊富な知識と技術力で巻き肩の根本改善を期待することができます。

具体的には、以下の国家資格を持った整体師であれば、信頼度が高いです。

資格できること
柔道整復師脱臼や捻挫、打撲、筋・腱の損傷などの施術ができる資格
理学療法士怪我や病気、障害、高齢により運動機能が低下した人に対し、運動療法や物理療法(温熱・電気刺激など)で機能回復をサポートできる資格
作業療法士体の運動機能や認知機能、精神面に困難がある人に対し、日常生活・社会生活に復帰できるようサポートできる資格
あん摩マッサージ指圧師体に痛みやこりを感じる人に対し、手や指などで押し・揉み・叩きなどの刺激を与えて、血行をよくしたり脊椎の歪みを矯正できる資格
鍼灸師(はり師・きゅう師)

はり師:鍼を使ってツボ・皮膚・筋肉に刺激を与え、痛みの緩和や筋肉のコリを改善できる資格
きゅう師:もぐさなどの燃焼により、ツボや冷えている箇所に温熱刺激を与えられる資格

整体院を選ぶ時は、国家資格を有する整体師がいるか、チェックをしてみると良いでしょう。

8-3.理由3|巻き肩以外の不調の改善も期待できる

整体院で施術を受けることで、巻き肩の根本的な原因となる体の歪みを突き止めてバランスを整えるこができます。

これにより、巻き肩や併発しがちな猫背・ストレートネックをはじめ、まだ気づいていない様々な不調の改善が期待できます。

巻き肩以外の姿勢不良も同時に改善することで、それらが引き起こしている体の不調も同時に改善が見込めます。

9.JITANBODYは巻き肩の根本原因を突き止めて改善を目指します!

「巻き肩を改善して、きれいな姿勢を手に入れたい!」
「ストレッチや姿勢改善を頑張っても、なかなか巻き肩が改善しない」

このように、巻き肩にお悩みの方は、JITANBODYへご相談ください。

JITANBODYでは、あなたの巻き肩の根本原因を突き止め、ピンポイントにアプローチをしていため、根本改善が目指せます。

【巻き肩の根本改善に「JITANBODY」をおすすめする理由】

  • 一人ひとりに寄り添い丁寧なヒアリング&検査
  • 国家資格を保有するスタッフが根本原因へ徹底アプローチ
  • 医師や医療関係者、アスリートの推薦を受けている

ひとつずつ詳しくお伝えします。

9-1.一人ひとりに寄り添い丁寧なヒアリング&検査

JITANBODYでは、根本原因を追究するスタイルを徹底し、一人ひとりに寄り添い丁寧なヒアリングと検査を実施しています。

「巻き肩なら肩回りをほぐしていきましょう」と安易に施術を進めるのではなく、ヒアリングと全身の確認によって、体の歪みをチェックし、お客様の抱える問題は何か調べるのです。

ヒアリングのあとは、全身を撮影したり、直接体に触れたりして、体の歪み具合を確認していきます。「巻き肩」というお客様の悩みに限らず、全身の状態を見て、状態を分析していきます。

人間の体は、骨や骨格、筋肉に至るまで全てつながっており、どの部分の歪みが巻き肩の原因であるかは人それぞれです。

そのため、JITANBODYでは、1つの不調にとらわれず、お客様の全身の歪みを洗い出し、実際に体を動かしてみて、お客様の抱える問題の大本を把握してから施術に入ります。

このように、お客様一人ひとりへオーダーメイドの施術ができるので、巻き肩の根本原因を突き止め根本改善を目指すことができるのです。

9-2.国家資格を保有するスタッフが根本原因へ徹底アプローチ

JITANBODYは、スタッフ全員が国家資格を持った経験豊富な整体師が施術を担当します。

一般的に整体師は資格がなくても施術を行うことができます。そのため、国家資格を持たない整体師が施術を担当する整体院も少なくありません。

一方、JITANBODYでは、以下のとおり施術を担当するのは国家資格を保有している整体師のみです。

具体的には、下記の国家資格を取得したエキスパートが集まっています。

・柔道整復師
・理学療法士
・作業療法士
・鍼灸師

整体師同士で専門知識や技術を共有する勉強会を開催するなど、1人ひとりの根本原因に合わせてオーダーメイドの施術を提供するため、日々技術力の向上に努めています。

このような努力の積み重ねから、巻き肩の根本原因にアプローチができ、根本改善を目指すことができるのです。

9-3.医師や医療関係者、アスリートの推薦を受けている

JITANBODYの施術は、医師や医療関係者、その他専門家やアスリートからも「信頼できる、技術力がある」といった推薦を受けています。

整体は治療ではないとして否定的な見解もあるなか、プロ目線でも評価が高いのは、確かな結果があることを示しています。

また、プロスポーツチームのトレーナーとしても活躍しています。確かな専門知識、技術力に裏打ちされた、信頼に値する実力の証といえるでしょう。

このように、医師や医療関係者、アスリートからJITANBODYの施術は高く評価をされていることが、「巻き肩の根本改善が期待できる」裏付けになっています。

「巻き肩を早く根本的に改善したい!」と、お悩みの方は、JITANBODYの施術を受けてみてください。

ご予約は下記の通り、電話やLINE、チャット、ネット予約、問い合わせフォームから可能です。

 

 

10.まとめ

この記事では、巻き肩とは何かを詳しく解説し、巻き肩のセルフチェックや改善方法について解説をしてきました。

最後に記事の内容をまとめましょう。

巻き肩とは「肩が前方内側に巻き込まれた姿勢の状態」を指します。

巻き肩と猫背を混同しているケースも多くありますが、似ているようで違います。しかし、巻き肩が進行すると背中が丸くなり猫背も併発する可能性が非常に高いです。

巻き肩は姿勢の悪さの問題だけではなく、さまざまな健康上の悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、巻き肩を改善するための対処を行っていきましょう。

ただし、セルフケアだけでは巻き肩を改善できない場合もあるため、根本原因から改善が目指せる整体院を利用することがおすすめです。

この記事が、巻き肩による体の不調を抱えている人のお力になれることを願っています。

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