上を向くと首が痛い!4つの原因と痛みを和らげる対処法を徹底解説

「上を向くと首が痛くて、気になってきた」
「首を後ろに反らすと痛むけど、病院に行くほどでもないかな」

ふとした瞬間、上を向くと首が痛い!などということがあると、症状は軽いため日常生活に支障はなくても、この痛みをそのまま放置していいものか不安になりますよね。

実は、上を向くと首が痛む症状には、主に4つの原因があります。

ストレートネック

頚椎が曲がっている
首が重だるい

寝違え

起きたら突然痛い
首を動かすとどの方向でも痛みが出る

頚椎症などの病気

首の痛みが1ヶ月以上続く
軽い痛みから始まる

スポーツや事故などによるむち打ち

事故やスポーツなどで首が強く揺さぶられた
首の筋肉や靭帯が損傷

実は、首の痛みの本当の原因は背骨や骨盤など、首以外の部分にあることも多いです。上記の原因によって対処方法が異なるため、適切に判断する必要があります。

ただ、日常生活で棚を見上げたときにピキっとした痛みを感じたり。痛みを感じる機会は少ないものの、早くこの痛みをなくしたいですよね。

そこで本記事では、上を向くと首が痛い原因の見分け方だけでなく、症状別のセルフケア方法や病院を受診すべき判断基準まで、もれなく解説していきます。

最後まで読めば、ご自身の症状の原因を把握し、首の痛みのない快適な生活を取り戻すことができるでしょう。

首の痛みでお悩みの方は、まずはこの記事を参考に、ご自身の症状をチェックしてみてください。

手足のしびれを伴うような痛みの場合は、すぐに病院を受診してください。

首には重要な神経や血管が集中しているため、適切な対処をしないと症状が悪化したり、肩や腕などほかの部位にまで影響が広がったりする可能性があります。

1.上を向くと首が痛い原因は4つ

上を向くと首が痛い

上を向くと首が痛む原因は、症状の特徴や痛みの場所によって判断できます。

なぜなら、首の痛みは発症する場所や症状に特徴があり、その特徴から原因をある程度特定できるからです。

例えば、上を向くと首の後ろが痛む場合は「ストレートネック」の可能性が高く、上を向いたときに喉のあたりまで痛みが広がる場合は「頚椎症」などの病気が疑われます。また、上を向いたときに首の片側(右だけ、左だけ)に強い痛みがある場合は「寝違え」や「むち打ち」による症状かもしれません。

これらの痛みは、大きく分けて以下の4つの要因から起こります。

  • ストレートネック:スマートフォンやパソコン作業による首の前傾が原因
  • 寝違え:急な姿勢の変化による筋肉の損傷
  • 頚椎症などの病気:加齢や骨の変形による症状
  • むち打ち:スポーツや事故による首への衝撃

以下で、それぞれの原因について詳しく説明します。

1-1.ストレートネック

上を向くと首が痛い原因は、ストレートネックかもしれません。これは現代人の生活習慣と密接に関係した症状です。

本来、首の骨(頸椎)は「く」の字のようなカーブを描いているはずですが、ストレートネックではこのカーブが失われ真っ直ぐになってしまいます。

この状態では、約4~6kgある頭の重さを首が正しく支えられなくなります。

▼実際のストレートネックの症状

 

上記のストレートネックは、日常生活のちょっとした動作により、起こります。

以下のチェックリストであなたの生活習慣を確認してみましょう。

デスクワークで長時間同じ姿勢を続けることが多い
スマートフォンの使用時間が長いと感じる
テレワーク時、ソファやベッドで作業することが多い
本や書類を机に置いたまま読むことが多い
就寝時に高めまたは低めの枕を使用している
電車やバスの中でスマートフォンを見ることが多い
パソコン作業時に猫背になりがち
首の後ろが常にこわばっている

これらの項目に心当たりがある方は、首への負担が日常的に蓄積している可能性があります。

複数の項目に該当する方は、首の健康により注意を払う必要があります。

ストレートネックについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ストレートネックが治らない理由2つ|正しいケアを続ければ改善可能

1-2.寝違え

上を向くと首が痛い原因として、寝違えの可能性があります。

寝違えは、睡眠中の不自然な姿勢や前日の過度な運動により、首の筋肉や関節に急性の炎症が起きる状態です。

一般的に寝違えは、首を動かすとどの方向でも痛みが出る症状ですが、就寝時の姿勢や環境によって、上を向いたときに強く痛みを感じることがあります。

ただし、寝違えと思っていても、寝違え以外の病気の可能性も考えられますので、注意が必要です。

【寝違えの症状と要注意の症状】

寝違えの症状要注意の症状
  • 2〜3日で痛みが緩和
  • 1〜2週間で回復
  • 首のみの症状
  • 激痛
  • 毎日痛みが悪化
  • 1週間以上強い痛みが継続
  • 手にしびれが出現
  • 頭痛や吐き気を伴う

朝起きて寝違えだと感じた時は、無理に動かしたり、温めたりすると、炎症が悪化し、痛みが悪化してしまうことがあります。まずは、手で揉むマッサージなども避けて安静にしてください。

炎症を抑えるために、患部を冷やすことや医療用の湿布を使用することがおすすめされます。冷やすことで痛みや腫れを和らげ、湿布は筋肉の緊張を緩和する助けとなります。

ただし、要注意の症状に該当する場合は、我慢せずすぐに医療機関を受診することをおすすめします。

寝違えについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
「寝違えが治らない…」病院に行く目安と根本改善に整体が最適な理由

1-3.頚椎症などの病気

首の痛みが1ヶ月以上続く場合、加齢や病気が原因である可能性があります。

加齢により、首の骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の水分が減少して劣化したり、靭帯が厚くなったりすることで、神経が圧迫され痛みが生じるためです。

特に、上を向いた時に首が痛む症状は、頚椎(首の骨)に関連する病気のサインかもしれません。

猫背などが原因のストレートネックでは首の後ろの張りや痛みが中心となりますが、頚椎の病気の場合は腕や手のしびれ、手足の脱力感といった神経症状が現れやすいのが特徴です。

多くの場合、我慢できないほどの激しい痛みではなく、「気になる程度」「少し不快」といった軽い痛みから始まります。

【症状の進行パターン】

  • 最初は軽い痛みや違和感のみ
  • 徐々に上を向く動作で痛みを感じるように
  • 肩や腕、手先にしびれや痛みが出現
  • だるさや違和感が持続するように
  • 無意識に姿勢が悪くなり、首への負担が増加

このような症状の進行を放置すると、上を向くことを避けるため、無意識に姿勢が悪くなり、それによって首への負担がさらに増えるという悪循環に陥りやすいのが特徴です。

なお、上を向くと痛い、という症状だけで病気かどうかの判断はできません。首の病気は症状や原因が多岐にわたるため、まずは整形外科で詳しい検査を受けることをおすすめします。

その検査結果をもとに、医師から処方される薬による治療だけでなく、医師に相談のうえ整体での施術を併用できる場合もあります。整体では全身の筋肉や骨格のバランスを整えることで、首にかかる負担を軽減し、痛みの緩和が期待できます。

詳しい病名などを知りたい方は、以下のページで確認してください。

治らない首の痛みの原因を期間別に徹底解説!症状別の受診先も紹介

1-4.スポーツや事故などによるむち打ち

上を向くと首が痛む症状の原因のひとつに、スポーツや交通事故による「むち打ち」があります。

むち打ちは、事故やスポーツなどで首が強く揺さぶられることで起きる症状です。

この衝撃により、首の筋肉や靭帯が損傷を受け、特に上を向く動作で痛みを感じやすくなります。

【むち打ち症状の特徴】

  • 事故直後ではなく、数時間~数日後に症状が出現
  • 上を向く動作で強い痛みを感じる
  • 首の可動域が制限される
  • 首や肩のこわばりを伴う
  • めまいや吐き気が出ることも

多くの場合、3ヶ月程度で症状は改善に向かいますが、以下のような無意識の行動が症状を長引かせる可能性があります。

【症状が長引く主な要因】

  • 痛みを避けようと首に力が入り過ぎている
  • 痛みをかばう姿勢が習慣化している
  • 首の可動域(動かせる範囲)を狭めたままの生活が続いている

このように、痛みを避けようとする行動が、かえって筋肉の緊張を持続させ、上を向く動作での痛みを慢性化させてしまうのです。

むち打ちによる首の痛みは、早めに適切な処置を受けることが大切です。特に上を向く動作での痛みが続く場合は、まずは医療機関(整形外科)で診察を受けましょう。

その後、医師に相談のうえ、整体で筋肉の緊張を緩和し、首の可動域(動かせる範囲)を改善できる場合もあります。

むち打ちについて詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてください。
むちうちは治らない?症状が治まるまでの目安と痛みを緩和させる方

2.上を向くと首が痛いときにできるセルフケア

上を向くと首が痛い セルフケア

首の痛みの原因によって効果的なケア方法は異なりますが、以下のセルフケアで症状を和らげることが期待できます。

ただし、強い痛みがある場合や、症状が悪化している場合は、まず医師に相談することをおすすめします。

【原因別におすすめのセルフケア】

症状ストレッチツボ押し湿布
ストレートネック△(温湿布
寝違え◎(冷湿布)
頚椎症△(温湿布)
むち打ち(冷湿布)
◎:特に効果的 ○:効果が期待できる △:一時的な改善 ×:避けた方が良い

具体的なセルフケアの方法をご紹介します。

2-1.ストレッチ

上を向くと首が痛む症状に対して、適切なストレッチは効果が期待できます。

なぜなら、ストレッチにより筋肉がやわらかくなり、関節の動きがスムーズになることで、身体全体のバランスが整いやすくなるからです。

ただし、首の痛みの症状によって、ストレッチの可否は大きく異なります。

  • ストレートネックや頚椎症の場合:医師に相談のうえで症状に応じたストレッチを行うことで改善が期待
  • 寝違えやむち打ちなどの急性の症状がある場合:ストレッチをすることで症状が悪化する可能性があるため、まずは安静にすることが重要

以下、症状に応じた適切なストレッチ方法をご紹介します。

2-1-1. ストレートネックの方向けストレッチ

首や肩の筋肉のバランスが崩れているストレートネックには、以下の3つのストレッチが効果的です。

【肩のストレッチ】

  • 両手を上げる
  • 上から物を引っ張るように、ひじを曲げながら両手をゆっくり下げる
  • 肩甲骨を寄せることを意識しながら、5回繰り返す

【首のストレッチ】

  • タオルを首にかける
  • タオルの両端を左右の手で持ち、正面にまっすぐ伸ばす
  • タオルを斜め上に引っ張りながら、首をゆっくり上に向ける(30秒)

【背中のストレッチ】

  • 頭の後ろで、右の手で左のひじを持ち、左に引っ張る
  • そのまま身体も左に傾ける(20秒~30秒)
  • 左右を変えて、3回ずつ繰り返す

2-1-2. 頚椎症の方向けストレッチ

頚椎症で上を向くと痛みがある場合は、首の前側にある斜角筋の緊張を和らげるストレッチが効果的です。

  • まっすぐ上ではなく、斜め後ろに首をやさしく倒す
  • 筋肉を伸ばす側の鎖骨を軽く押し下げる
  • 20〜30秒キープし、3セット繰り返す

ストレッチを行う際は、痛みを感じない範囲でゆっくりと行い、呼吸を止めたり反動をつけたりしないようにしましょう。

また、無理な姿勢は避け、痛みが強くなったりしびれが出たりした場合は、すぐに中止してください。

特に寝違えやむち打ちの場合は、ストレッチで症状が悪化する可能性があるため、必ず医師の診察を受けてから適切な治療法を始めることをおすすめします。

2-2.ツボ押し

上を向くと首が痛む症状に対して、適切なツボ押しは効果が期待できます。

なぜなら、これらのツボを適切に刺激することで、首周りの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果が期待できるからです。

特に軽度のストレートネックによる首の痛みには効果的です。

ここでは首の痛みに効くと言われるツボを2つ紹介します。

2-2-1. 天柱(てんちゅう)

後頭部と後頸部(うなじ)の境目にあるくぼみから外側へ2cmほどのところにあるツボです。

2-2-2. 風池(ふうち)

天柱よりやや斜め上、首の骨の両脇にある筋肉の盛り上がりから1cm程度耳側にあるツボです。

ツボ押しを行う際は、指の腹を使って優しく押すようにし、強い痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

また、むち打ちや寝違えなど、筋肉の炎症を伴う症状の場合は、ツボ押しで症状が悪化する可能性があるため避けましょう。

ツボ押しは、正しい力加減で行うことで、首の痛みの緩和が期待できます。

2-3.湿布

湿布は首の痛みに対する一般的なセルフケア方法です。

湿布には「温湿布」と「冷湿布」の2種類があります。上を向くと首が痛いとき、どちらの湿布を選ぶといいかは、以下を目安にしてください。

寝違えやむち打ちなどで、急な痛みの出現がある場合(発症から48時間以内)
→冷感湿布が効果的な場合が多い

ストレートネックや頚椎症などの慢性痛の場合
→温感湿布が心地よく感じられる方が多い

なお、寝違えやむち打ちでも、発症から48時間以上経過し、炎症が落ち着いている場合は、温感湿布の方が効果的な場合があります。

ただし、ここで重要なのは「ご自身が心地よいと感じる方」を選ぶことです。

例えば、お風呂で温まると楽になる方は温感タイプ、冷やすと楽になる方は冷感タイプが適している可能性が高いでしょう。

なお、湿布を使用する際は1回6〜8時間程度を目安とし、肌のかぶれには十分注意してください。

いずれの場合も、湿布だけに頼らず、姿勢の改善や適切なストレッチなど、他のセルフケアと組み合わせることで、より効果的な症状の緩和が期待できます。

3.上を向くと首が痛いときは、自分で首を揉むと痛みが悪化するリスクあり

首 揉むと悪化

首が痛いときに自分で揉むのは危険です。一時的に気持ちが良くても、症状を悪化させる可能性が高いため、避けるべきです。

首には自律神経や重要な血管が集中しており、不適切なマッサージによって以下の深刻な問題を引き起こす可能性があります。

  • 自律神経のバランスが乱れ、様々な体調不良を招く
  • 血管内の老廃物や血栓が剥がれ落ち、脳梗塞などの重篤な状態を引き起こす
  • 筋繊維を損傷させ、修復過程でかえって症状が悪化する

医学博士の松井孝嘉医師の報告によると、首への不適切なマッサージによる不調の症状は30種類以上にも及ぶとされています。また、これらの症状は一時的なものだけでなく、長期的な体調不良につながる可能性があります。
(参考:松井 孝嘉, 『首は絶対にもんではいけない! 首は脳の一部、強くもむと不調を引き起こす』, 講談社, 2015年, P141)

首の痛みを感じたときは、自己流のマッサージを避け、ストレッチや湿布のような安全な方法で対処することをおすすめします。

4.上を向くと首が痛いとき病院に行くべき?判断チェックシート

上記の症状から自分はストレートネックかもしれないと思っても、「このくらいの痛みなら病院に行く必要はないかな」と迷うことがありますよね。

そんなときは、以下のチェックシートを参考に、医療機関への受診を判断してみましょう。

以下の症状がある場合はすぐに受診以下の症状が1週間以上続く場合は受診
  • 手足のしびれや頭痛がある
  • めまいや吐き気がある
  • 首がまったく動かない 
  • 神経症状がある
  • 交通事故や転倒・転落など、強い衝撃を受けた後の痛みがある
  • 安静にしても痛みが悪化する
  • 首の可動域が著しく制限される
  • 朝のこわばりが30分以上続く 
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる 
  • 常に腕や肩に痛みを感じる
  • 日常生活に支障をきたす痛みがある
  • 市販の痛み止めを使用しても改善しない
  • 症状がまったく改善しない

このチェックシートは目安です。急激な症状の悪化時は、判断結果に関わらず速やかに受診してください。また、持病のある方はかかりつけ医にご相談ください。

5.病院で「異常なし」でも痛みが続くなら、整体なら緩和が期待できる

上を向くと首が痛い 整体
上記のようなチェックの結果、病院を受診しても「異常なし」「原因不明」と診断される場合があります。そんなとき、整体での施術で症状が緩和できる可能性があります。

なぜなら、整体では以下3つのアプローチが可能だからです。

  • 全身のバランスから原因を特定できる
  • 痛みの根本原因にアプローチできる
  • 再発防止のためのアドバイスと指導ができる

その理由を、ひとつずつ詳しく解説します。

5-1.理由(1)全身のバランスから原因を特定できる

整体では、全身のバランスチェックで原因を特定できます。

具体的に、以下の方法でチェックしていきます。

【写真を撮って、左右の差を確認】

上を向くと首が痛い

【実際に体に触れたり動かしながら、筋肉の硬さをチェック】

上を向くと首が痛い

なぜ、バランスチェックが重要なのかというと、首の痛みの本当の原因は、実は首以外の部分にあることが多いからです。

首は、背骨や骨盤など重要な骨や筋肉とつながっているため、体の他の部分の不調が、首の痛みとして現れることが多いです

例えば、ストレートネックと診断された男性の事例では、全身の写真撮影と詳しい検査を行った結果、体全体が左に傾いていることがわかりました。

そのため、この症状を改善するために、肩・腰・骨盤・脚など、首以外の身体の歪みを正していく必要があったのです。

このように整体では、写真撮影での姿勢分析、筋肉・関節の状態確認、そして生活習慣まで丁寧にチェックすることで、首の痛みの本当の原因を特定します。

体全体のバランスを見ることで、長く続く首の痛みの緩和が期待できるのです。

5-2.理由(2)痛みの根本原因にアプローチできる

整体では痛みのある部分を直接刺激するのではなく、根本原因となっている部分に適切にアプローチします。

これは、痛みのある部分を直接揉むことで、炎症を広げたり症状を悪化させたりする可能性があるからです。

実際の例として、首の痛みを訴えた方に対して以下のような施術が行われます。

【硬い筋肉(インナーマッスル)をほぐす】

上を向くと首が痛い

ここでは、固くなった筋肉をほぐしていきます。

上を向くと首が痛い

また、全身のバランスをみながら、全体的に痛くない施術でほぐすことも可能です。

上を向くと首が痛い

これらの施術で、首の痛みを緩和できるのです。

5-3.理由(3)再発防止のためのアドバイスと指導ができる

整体では、その場限りの痛み緩和だけでなく、症状の再発を防ぐための生活指導まで行います。

なぜなら整体は、痛みのない快適な生活を長く続けることを目指すからです。

単に施術で痛みを和らげても、毎日の生活習慣が改善されなければ、同じ症状が繰り返し現れてしまいます。

多くの整体院では、施術と合わせて生活習慣の改善指導を行います。

具体的には、以下のようなアドバイスがあります。

  • スマートフォンやパソコン作業時の正しい姿勢の取り方
  • デスクワークの合間の効果的な休憩方法を指導
  • 睡眠の質を高めるための枕選びや寝る時の姿勢など

このように整体では、施術による痛みの緩和と共に、日常生活での具体的な改善方法を提案してくれます。

6.原因不明の首の痛みはJITANBODYなら緩和を目指せます

上を向くと首が痛い 整体

これまでご説明したように、首の痛みは単に首だけの問題ではなく、体全体のバランスの崩れが原因となっていることも少なくありません。

私たちJITAN BODYでは、首の痛みでお悩みの方に、以下の3つの特徴を活かした施術をご提供しています。私たちが力になれる理由を、ひとつずつ解説していきます。

6-1.【特徴1】痛みの根本原因へのアプローチ

当院では、首の痛みの根本的な改善のため、初回のカウンセリングと検査に特に力を入れています

  • 写真撮影による姿勢分析
  • 全身の可動域チェック
  • 歩行姿勢の確認など

はじめに、以下のようなカウンセリング表へ記載していただきます。

その後、記入いただいたカウンセリング表をもとに、全身のバランスをチェックします。

写真を撮影し、全身のバランスをみたうえで、直接筋肉のコリや歪みにふれることで、根本原因を突き止めていくのです。

【写真撮影による検査の様子】

この丁寧な検査により、一人ひとりの体の状態を正確に把握します。

首の痛みは、わずかな筋肉の緊張や骨格の歪みが原因となることも多いため、当院では体のさまざまな部分を丁寧にチェックし、最適な施術プランをご提案いたします。

6-2.【特徴2】1回の施術で効果を実感

JITAN BODYでは、たった1回の施術で効果を実感していただけることが多いです。

これは、検査で特定した原因に対して、ピンポイントで必要な施術だけを行うからこそ可能なのです。

首の痛みといっても、その原因はさまざまで、施術には高いスキルが求められます。例えば、施術において、押す部位がわずか1センチずれるだけで、効果は大きく変わります。

「​6-3.【特徴3】国家資格保有者による安全な施術​​​」でもお伝えしますが、JITAN BODYの整体師は、国家資格の習得に加え、独自の研修プログラムで技術を磨いています。

実際に、こんな声をいただいています。

  • 「1回の施術で首の動きが楽になった」
  • 「短い時間なのに、驚くほど体が軽くなった」
  • 「施術後すぐに、首の可動域が広がるのを実感できた」

また、施術時間は入店から退店まで、基本約20分と短時間です。

このように当院では、忙しい方でも気軽に通える20分という短時間でも確かな効果を実感していただけます。

(*初回は丁寧なカウンセリングと検査のためおおよそ45分ほどお時間をいただきます。)

6-3.【特徴3】国家資格保有者による安全な施術

首には重要な神経や血管が集中しており、誤った施術は危険を伴う可能性があります。

当院では、理学療法士や作業療法士など、国家資格を持つスタッフのみが施術を担当。医学的な知識と技術を持った専門家だからこそ、安全で効果的な施術が可能です。

当院のスタッフは全員以下の資格を保有しています

  • 理学療法士:運動機能の回復を専門とする
  • 作業療法士:日常生活動作の改善を専門とする
  • 柔道整復師:骨格や筋肉の施術を専門とする
  • 鍼灸師:東洋医学に基づく施術を専門とする

実は整体は、特別な資格がなくても開院や施術ができる業界です。そのため、エステや気功など、様々なアプローチの整体院が存在します。

しかし、首には重要な神経や血管が集中しているため、しっかりとした医学知識を持つ施術者に任せることが大切です。国家資格取得には解剖学や生理学などの専門的な医学知識の習得が必須であり、人体の構造や働きを深く理解していることが求められます。

このように、豊富な医学知識と実績を持つ国家資格保有者による施術だからこそ、安心して体を預けていただけます。

6-4.実際の改善事例

JITAN BODYをご利用いただいた方々の症状改善事例をご紹介します。

6-4-1.【事例1】デスクワークで慢性的な首の痛み

出典:JITANBODY

6-4-2.【事例2】寝違えを繰り返すケース

出典:JITANBODY

6-4-3.【事例3】交通事故後の首の痛み

出典:JITANBODY

あなたの原因不明の首の痛みを緩和するなら、ぜひ私たちJITANBODYへご来院くださいね。

 

 

 

7.まとめ

今回は、上を向くと首が痛い症状の原因と対処法について詳しく解説してきました。

▼上を向くと首が痛い症状の主な原因は以下の4つです。

  • ストレートネック
  • 寝違え
  • 頚椎症などの病気
  • スポーツや事故などによるむち打ち

これらの症状に対するセルフケアとして、以下の3つの方法を紹介しました。

  • 症状に合わせたストレッチ
  • 適切なツボ押し
  • 温湿布・冷湿布の使用

ここで重要なポイントを再確認しておきましょう。

  • 首を自分で揉むことは危険です
  • 症状が1週間以上続く場合は、医師の診察を受けることをおすすめします
  • 病院で「異常なし」と言われても痛みが続く場合は、整体での施術で緩和が期待できます

首の痛みでお悩みの方は、まずは医療機関での診察をおすすめします。そのうえで、症状に応じて適切なセルフケアを行うか、整体での施術を検討してください。

JITAN BODYでは、国家資格を持つ施術者が、痛みの根本原因を見つけ出し、体全体のバランスを整えることで、首の痛みの緩和を目指しています。ぜひ一度当院の施術をお試しください。

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