「冷やしても湿布を貼っても、腱鞘炎がもう何ヶ月も治らない…。何が原因だろう。」
「長引く腱鞘炎を治したいけど、手術するしかないのかな?できれば手術はしたくないな…。」
子育て中のママやピアノ奏者・スポーツ選手など、職業柄や生活スタイルによって腱鞘炎になりやすい方は少なくありませんよね。
とはいえあなたは、子どものお世話や職務を放棄することはできず、ひたすら冷やしたり湿布を貼っている状態なのではないでしょうか。
できることなら早く腱鞘炎を治して、痛みとは無縁の生活を送りたいものです。
結論からお伝えすると、あなたの腱鞘炎がなかなか治らない時に考えられる原因は、主に以下の3つがあります。
このように、単純な手指の使いすぎと併せて、ホルモンバランスの乱れや体の歪みが腱鞘炎を引き起こす原因となっている可能性があります。
腱鞘炎を早く治すために大切なことは「冷やしながら安静にする」ことですが、それで良くならない場合には他の対処法を試してみることも必要です。
そこでこの記事では、「腱鞘炎が長引いている原因とその対処法」について解説していきます。この記事を読めば、長引く腱鞘炎を早く治すためにすべき具体的な行動が分かります。
1日も早く腱鞘炎の痛みから解放されたい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
手の痛みが数ヶ月単位で長引く場合、実は腱鞘炎ではなく怪我や病気の可能性があります。
例えば、
・骨折
・細菌感染症
・リウマチなどの関節炎
・関節症
などは、腱鞘炎に似た症状が出ることがあるようです。
腱鞘炎は多くの場合、約2〜3週間で治るとされていますが、それよりも長引いている場合は上記の理由から一度病院を受診することをおすすめします。
目次
1.あなたの腱鞘炎がなかなか治らない時に考えられる3つの原因
あなたの腱鞘炎が数ヶ月単位の長期間に渡って長引いている場合、以下のような原因が考えられます。
上記のように、
・ホルモンバランスの影響
・体のバランスや使い方の偏り
という3つの原因が掛け合わされて、過剰に手や指へ負担がかかっている可能性があります。
腱鞘炎が治らない3つの原因については、以下より詳しく解説します。
1-1.手や指を使いすぎている
腱鞘炎の原因で一番多く挙げられるのが、単純に手や指を使いすぎていることです。
例えば、
・ピアノ演奏やスポーツを日常的に行っている
・子どもを長時間抱っこしたり、何度も抱き下ろしする
など、あなたが思っている以上に日常生活を通して手や指に負担がかかっています。
腱鞘炎を早く治したいなら、「固定しながら冷やして安静にする」のが一番効果的です。しかし、子育て中の方や腱鞘炎になりやすい職業の方だと、治るまで安静にするのは難しいですよね。
また一時的に安静にして回復できたとしても、環境が変わらないならそれを上回るスピードで手指に負担がかかり続けることになるため、腱鞘炎が治りにくくなっている可能性があります。
1-2.ホルモンバランスが影響している
実は、腱鞘炎はホルモンバランスの乱れも原因になっている可能性があります。
女性ホルモンの中で腱鞘炎の原因になり得るのは、プロゲステロンとエストロゲンの2種類です。
出産を経験した女性や更年期・閉経を迎えた女性は、上記のホルモンが通常より大幅に増減します。それによって以下のようなことが起こり、腱鞘炎のきっかけとなってしまうのです。
原因 | 起こること | |
---|---|---|
出産を経験した女性 | プロゲステロンの増加 | 腱を包む「腱鞘」を狭くしすぎてしまう |
更年期や閉経を迎えた女性 | エストロゲンの減少 | 腱や関節の柔軟性が失われる |
このように、女性ホルモンの分泌量が増減することで腱鞘炎を引き起こす可能性があるため、男性よりも女性の方が腱鞘炎になりやすいと言われています。
1-3.体のバランスや使い方が偏っている
さらに、体のバランスや使い方が偏っていることも腱鞘炎を引き起こす原因になり得ます。
なぜなら、手や指を動かす筋肉や神経は腕や肩と繋がっており、その腕や肩はさらに背中や足とも繋がっているからです。
そのため、体のどこかに歪みや不具合があるとその歪みや不具合を無意識に庇うために、知らず知らずのうちに手や指へ過剰な負担がかかっている可能性があります。
腱鞘炎がなかなか治らない時や治ってもすぐ再発してしまう場合は、もしかしたら体のバランスや使い方が偏っていることも原因かもしれません。
2.【レベル別】長引く腱鞘炎をなんとかしたい時の対処法
1章では、腱鞘炎がなかなか治らない時に考えられる原因を3つ解説しました。
腱鞘炎を治すために一番大切なのはもちろん冷やして安静にすることですが、それでも長期間長引いているということは、他の方法も試してみる必要があるでしょう。
それを踏まえて2章では、長引く腱鞘炎を早く治すための対処法をレベル別にお伝えしていきます。
具体的な対処法については、以下より詳しく解説していきます。
レベル1 | 生活習慣や手の使い方を改める |
レベル2 | 1. 整体で体の歪みを整える 2. 病院で注射を打つ(2回までの回数制限あり) |
レベル3 | 病院で手術を受ける |
ぜひ、基本の「冷やして安静にする」対処法と併せて試してみてください。
2-1. レベル1|生活習慣や手の使い方を改める
腱鞘炎を早く治すために今すぐできることといえば、生活習慣や手の使い方を改めることです。
まずは、腱鞘炎の一番の原因である「手指の使いすぎ」を改善しない限り、手や指にかかる過剰な負担を減らすことはできません。
手や指の負担を減らすためには、今のあなたの生活習慣や手の使い方を改めるところから始めるのがおすすめです。
例えば、
・スポーツをするときは、正しいフォームを意識する
・子どもを抱っこするときは腕全体で持ち上げるようにする
など、普段の生活の中で、手や指だけに負担がかかるような行動を見直し変えていきましょう。
また、生活習慣を整えるためにできることは以下の通りです。
生活習慣を整えるためにできること
・早寝早起きで十分睡眠をとる
・栄養バランスを考えて食事をとる
・適度な運動やストレッチをする
・こまめな水分補給をする
生活習慣を整えると、自然治癒力を高めたりホルモンバランスを整えたりすることにも繋がります。腱鞘炎になりにくく、もし腱鞘炎になっても回復が早くなるような体づくりをしていきましょう。
2-2.レベル2|整体で体の歪みを整える
生活習慣を見直しても腱鞘炎がなかなか治らない・治っても再発を繰り返すなら、体全体の歪みや使い方の偏りが原因かもしれません。
もし腱鞘炎の原因が体の歪みからくるものだとしたら、体中の筋肉や神経は繋がっているため、痛みのある部分だけにアプローチしても改善しない可能性があります。
そこでおすすめなのが、整体で体の歪みを整えることです。
整体なら、体全体を診て腱鞘炎の本当の原因を突き止めつつ、体の歪みを整えることで根本から症状の改善を目指せます。
根本改善のいいところは、腱鞘炎の再発防止効果が長期的に得られることです。また一度体のバランスが整ってしまえば、腱鞘炎以外の腰痛や肩こり改善にも効果を発揮してくれます。
2-3.レベル2|病院で注射を打つ(2回までの回数制限あり)
生活習慣の改善や湿布・飲み薬を使用しても腱鞘炎の強い痛みが続く場合、レベル2のもう一つの選択肢として病院でステロイド注射を打つことも挙げられます。
炎症が起きている腱鞘に直接ステロイド注射を打つことで、腫れや痛みを抑えようという治療方法です。1回の注射で60〜90%の方に効果があるうえ、注射して帰宅するまでに痛みが引いていることが多いです。
対して、ステロイド注射での治療には次のようなデメリットもあります。
ステロイド注射のデメリット
・3ヶ月〜6ヶ月ほどすると効果が切れる
・1本の指につき2回までしか打てない(腱が切れるリスクがあるため)
・注射を打つ時の痛みがかなり強い
・糖尿病患者はそもそもステロイド注射が打てない
注射を打つデメリットの中でも、特に注射を打つ痛みは相当強いようで、実際に注射を打った人からは下記のような声もありました。
ステロイド注射には、上記のようにメリットを上回るデメリットがいくつもあるため、あまりおすすめはできません。
2-4.レベル3|病院で手術を受ける
注射や整体でも腱鞘炎が治らなかった場合、最後の選択肢として病院で手術を受けることになります。
手術では主に、腱を締め付けている腱鞘を一度切り開き、腱をスムーズに動かせる隙間を確保してから縫合を行います。
一般的には、手術自体は日帰りもできるほど短時間で済み、一度手術を受ければ再発の可能性が極めて低いのがメリットです。
術後の抜糸には約10日ほどかかりますが、デスクワークなどの軽作業なら最短で翌日からの職場復帰もできます。
ただし、メスを入れる手術をしている以上、次のようなリスクが起こる可能性があります。
腱鞘炎の手術を受ける場合のデメリット
・指の強張りや痺れなどの後遺症が残るリスクがある
・手術後、感染症にかかるリスクがある
・手術が不十分で症状が改善されていない場合がある
・術前と同じように動かせるまで、数ヶ月以上かかる場合がある
上記のような理由から、手術は他の治療法を全て試したあと、最終手段として検討するのがいいでしょう。
3.一時的に緩和しても腱鞘炎は根本原因にアプローチできないと再発する
ここまでの説明で、腱鞘炎は一時的に痛みを緩和しても、再発しやすい症状であることがお分かりいただけたかと思います。
腱鞘炎の再発を予防するためには、患部の冷却・固定で炎症を鎮めたあと
・体の歪みやバランスを整える
など、腱鞘炎が再発しやすい状況や原因を一つ一つ取り除いていくことが大切です。
特に、体の歪みや使い方のバランスがおかしいことが腱鞘炎の原因である場合、整体で全身を整える「根本改善」を行わないといけません。
「腱鞘炎の痛みや不便さを二度と繰り返したくない!」とお考えの方には、整体院で根本改善を行うのを強くおすすめします。
根本改善ができる整体院の選び方は、4章にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
4.腱鞘炎を繰り返さないための「根本改善」ができる整体院の選び方
3章では、腱鞘炎の再発防止には整体院で「根本改善」を行うのが重要だとお伝えしました。
ただし、一言で「整体院」といってもたくさんの種類や数があり、整体院ならどこでも根本改善できるわけではありません。
そこで、この章では腱鞘炎の根本改善ができる整体院の選び方を解説します。
腱鞘炎の根本改善ができる整体院の選び方
・「根本改善」「〇〇矯正」をうたっている整体院を選ぶ
・全身を診てもらえるメニューがある整体院を選ぶ
・施術の実績や口コミが豊富な整体院を選ぶ
整体院選びに失敗したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
4-1.「根本改善」「〇〇矯正」をうたっている整体院を選ぶ
まず、腱鞘炎の根本改善をするなら、「根本改善」や「〇〇矯正」とうたっている整体院を選ぶのがポイントです。
実は、整体には大きく3つの種類があり、整体に行く目的によって施術方法や期待できる効果が違います。
上記の通り、腱鞘炎の根本改善をするのに「リラクゼーション系の整体院」へ出向いても意味がないことがお分かりいただけると思います。
見分け方としては、例えばホームページを見て
・〇〇矯正
・痛みの緩和
・体の歪みをとる
などのキーワードが記載されていれば、「根本改善を目的とした整体」である可能性が高いと判断していいでしょう。
「整体の種類」について詳しく知りたい方は「整体の種類は3パターン!各整体のコースや効果、費用を徹底解説」をご参考ください。
4-2.全身を診てもらえるメニューがある整体院を選ぶ
次に、全身を診てもらえるメニューがある整体院を選ぶのも重要です。
なぜなら、部分の施術に特化したメニューでは、腱鞘炎の本当の原因を見つけられない可能性があるからです。
部分の施術に特化したメニューとは、
・腰痛改善のための腰回りに特化したメニュー
などを指します。
根本原因を突き止めるためには、全身のバランスや動かし方を診なければなりません。
そこで、施術メニューに「全身整体」や「バランス整体」と記載されている整体院を選ぶのがおすすめです。
また「オーダーメイドの施術」を行う整体院でも、まずは全身の状態を診てから体の状態に合わせて施術を行ってくれるところが多いでしょう。
4-3.施術の実績や口コミが豊富な整体院を選ぶ
最後に、施術の実績や口コミが豊富な整体院を選ぶのがおすすめです。
多くの整体院ではホームページに
・過去の来店者数
・お客様の感想
などが掲載されているので、必ずチェックしましょう。
ホームページや口コミを事前にチェックすることで、大まかな整体院の雰囲気や施術内容について知ることができます。
特に、Googleマップに掲載されている「実際に整体院で施術を受けた人」の具体的な口コミは大変参考になります。
5.腱鞘炎がなかなか治らないとお悩みのあなたに。繰り返す腱鞘炎はJITANBODYで根本から改善しましょう
「腱鞘炎を何度も繰り返してしまってなかなか治らない…」とお悩みの方は、ぜひ「JITANBODY」へお越しください。
JITANBODYでは、痛みの少ない「操体法」と呼ばれる施術方法で体の歪みを整えつつ、症状の根本改善を目指しています。
腱鞘炎の根本改善にJITANBODYがおすすめな理由は、次の3つです。
腱鞘炎の根本改善にJITANBODYがおすすめな3つの理由
・丁寧なカウンセリングと検査で根本原因を徹底的に分析する
・「操体法」を活用し痛い部分に触らなくても痛みの緩和ができる
・豊富な施術実績や同業者からの評判がある
それでは、以下より詳しく解説していきます。
5-1.丁寧なカウンセリングと検査で根本原因を徹底的に分析する
JITANBODYでは、まずはじめに徹底的な根本原因の分析を行っています。
なぜなら、根本から痛みや症状を改善するためには本当の原因を突き止め、その原因に対して的確な施術を行うことが必要とされるからです。
そこで当院では、初回のカウンセリングや検査を丁寧に行い、腱鞘炎の本当の原因を突き止めることに力を入れています。
JITANBODYの初回カウンセリングや検査の主な内容は、次の通りです。
初回カウンセリング・検査の内容
・痛みや不調についての丁寧な聞き取り
・筋肉や関節がどれくらい動かせるのかをチェック
・体の歪みやバランスを写真に撮ってチェック
根本原因が見つかったあとは、お客様の体の状態に合わせたオーダーメイドの施術を行い、腱鞘炎の原因になる体の歪みや不調にアプローチしていきます。
5-2.「操体法」を活用し痛い部分に触らなくても痛みの緩和ができる
JITANBODYの施術は、「操体法」と呼ばれるソフトで痛くない方法で行われます。
操体法では、お客様自身が「気持ちいい」「痛くない」と感じる方向に足や手を伸ばすことで、体のバランスや歪みを整えることができます。
また、痛い部分に直接触らなくても痛みの緩和ができるため施術中の辛さや苦しさがなく、体への負担も最小限に抑えられるのがポイントです。
5-3.豊富な施術実績や同業者からの評判がある
JITANBODYには、これまで多くのお客様や専門家から賞賛の声が寄せられており、技術や実績の証明となっています。
そこで、当院に寄せられた「お客様の声」を一部ご紹介します。
「腱鞘炎の指の動かしにくさが改善しました」
指が動かしにくく、細かい物や、茶碗などが持てなく生活に支障が出る程でした。
大学病院の先生には「これは手術しかないね。」と、言われ、手術は怖いしなんとかならないかなと思ってる時にジタンボディさんのHPを見ました。
カウンセリングで「これは手術しなくても大丈夫ですよ」と言われ、ホッとしたのを今でも覚えてます。通ってるうちにだんだんと指が動かしやすくなってきて、今では支障なく生活できてます。
本当にありがとうございました。
(加藤咲子様 女性 60代)
引用:JITANBODY|お客様の喜びの声
※効果には個人差があります
「手首の痛みから解放されました」
子育てや家事の際に手首が痛くて湿布など貼っていましたが良くならないので整体に通うことにしました。
この整体院では痛みもない施術でしっかりよくしてくれます。短い時間で効果も出るので子連れでも通えるのが嬉しいです。
今は長年悩んだ手首の痛みから解放されました。
(辻野聡美様 30代 女性)
引用:JITANBODY|お客様の喜びの声
※効果には個人差があります
これまで、長引く腱鞘炎にお困りだった方や何度も繰り返す腱鞘炎に悩んでいた方は、この機会にぜひ一度、JITANBODYで根本改善を始めてみてはいかがでしょうか。
6.まとめ
この記事では、「腱鞘炎がなかなか治らない時に考えられる原因」や「長引く腱鞘炎をなんとかしたい時の対処法」についてお伝えしてきました。
腱鞘炎の原因で一番多いのは、単純な手や指の使いすぎです。基本の「冷やして安静」にするのと併せて、生活習慣や手の使い方を見直すことから始めてみましょう。
また、体の歪みやホルモンバランスの乱れが腱鞘炎を引き起こす原因であることも考えられます。その場合には整体で体のバランスを整えるのも効果的です。
それでも痛みが強い場合には注射や手術という選択肢もありますが、後遺症や感染症のリスクもあるため最終手段として検討することをおすすめします。
「腱鞘炎が長引いて辛い…」「せっかく治ったのに何度も繰り返してしまう」とお困りの方は、腱鞘炎を根本原因から改善できるJITANBODYで、腱鞘炎の痛み緩和や再発予防を行っていきましょう。
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