「腰痛が3週間以上続いていて座っていても立っていても辛い…。重いものを持ったわけでもないのにどうして腰が痛いの?原因はなんだろう?」
「腰の痛みが1年以上続いている…。慢性化してしまっているけれど、もしかしたら別の病気なのかもしれない。不安…」
腰痛が治らず続いていると、動くのも痛い、座っていても痛いと、毎日の生活が辛いものになってしまいますよね。
腰痛の原因は腰だけにあるとは限らず、さまざまなことが考えられますが、明確な原因を探るには、まずは病院に行くことが大切です。
なぜなら、腰痛の原因には腰の関節や骨に原因がある病気、内科的な病気、さらにはストレスなど病気以外のものと多岐にわたるからです。
【腰痛の原因となる病気などの例】
・脊柱管狭窄症
・尿路結石
・膵炎
・ストレス
とはいえ、腰痛の原因を探るためには病院に行くのが一番だとしても、今、ひとまず自分の腰痛の原因が何なのか、ある程度目星をつけておきたいですよね。
また病院に行くとしても、何科に行けばいいのか見当をつけるために、大体の原因を知っておくことが必要です。
そこでこの記事では、腰痛が治らない原因や、それぞれの特徴、チェック法や具体的に腰痛の原因を特定するための方法について詳しく紹介します。
この記事を読めばわかること
・治らない腰痛の原因を一覧で確認し、自分の腰痛の原因をチェックできる
・治らない腰痛の原因を特定する方法を知って、自分の腰痛の原因を確かめられるようになる
・原因がはっきりしない腰痛の緩和方法がわかる
この記事を読み、腰痛が治らない原因や、おおよその判断基準を知ることで、自分の治らない腰痛の原因は「これではないか」と推定することができます。
そして原因に合った改善法を知ることで、腰痛を緩和し、腰の傷みから解放されることができるようになるのです。
ぜひ最後までお読みください。
目次
1.治らない腰痛の原因となる病気やその他の要因とは
腰痛が治らない時、まず気になるのは「自分の腰痛の原因は何か」「何が原因で腰が痛くなっているのか」ということです。
腰痛というと腰が原因と考えがちですが、実はさまざまな原因が考えられます。
病気 | ・神経の病気 ・骨の病気 ・内臓の病気 |
---|---|
病気以外 | ・筋肉・筋膜が固くなっている ・筋肉が炎症を起こしている ・ストレス |
腰痛の原因は、基本的には筋肉や関節が原因のことが多く、大きな病気というケースは少数派です。
耐えられるくらいの痛みが慢性的に起こる場合は、病気以外の可能性が高いでしょう。
ただ、激しい痛みが体勢を変えても続くような場合、内科的な病気の可能性がありますから、なるべく早く病院を受診しましょう。
痛みだけでなく、足のしびれなどがある場合は、神経の病気の可能性が高くなります。
以下で腰痛の原因ごとに痛みの特徴について詳しく紹介しますので、病院受診の際の診療科選びの参考にしてください。
1-1.姿勢によって痛む時と痛まない時があるなら神経の病気の可能性あり
前かがみになると痛くない、後ろに体重をかけると痛くない、など、姿勢によって痛みが出る時と痛みがない時がある場合は、神経の病気の可能性があります。
【腰痛を起こす神経の病気】
病名 | どんな病気か | 特徴 |
---|---|---|
椎間板ヘルニア | 背骨の間にある椎間板が飛び出すことで神経に触れて痛みが生じる | ・おしりが痛い ・前かがみになると痛みが増す ・左右どちらか片足が痛くなる |
脊柱管狭窄症 | 背骨の脊柱管という組織が狭くなり神経を圧迫する | ・長時間、立ったり歩いたりすると足がしびれるが、座って休むとおさまる ・前かがみになると痛みがおさまる |
腰痛の原因となる神経の疾患とは、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症です。
椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症は、どちらも神経が圧迫されることで腰に痛みを感じる病気です。
椎間板ヘルニアは前かがみになると痛い、脊柱管狭窄症は前かがみになると逆に痛みがおさまるという特徴があります。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は、整形外科を受診するとレントゲン撮影で病気を特定することが可能です。
神経の病気の可能性がある場合は、まずは整形外科を受診してみましょう。
1-2.体を動かすと痛みが増すなら骨の病気の可能性あり
腰を反らすと痛い、寝ている体勢から起き上がると痛い、というように、体を動かすと痛みが増す場合は、骨の病気の可能性があります。
【腰痛を起こす骨の病気】
病名 | どんな病気か | 特徴 |
---|---|---|
腰椎分離症・脊椎すべり症 | 腰椎の一部である椎弓(ついきゅう)が疲労骨折などで分離してしまう | ・成長期のスポーツ選手に多い ・腰、おしり、太ももに痛みやしびれが出る ・腰を反らすと痛みが増す |
骨粗しょう症による椎体骨折 | 骨が弱くなり(骨粗しょう症)背骨が骨折している状態 | ・体を動かすと腰や背中が痛い ・寝ている体勢から起き上がる時が一番痛い ・安静にしていると痛みが和らぐ ・年齢が70歳以上に多い |
腰椎分離症は、腰椎という腰の骨の一部が疲労骨折などで分離してしまう病気です。
これは成長期のスポーツ選手に多い病気で、腰を反らすと痛みが増すのが特徴です。
腰椎分離症をそのままにしてしまい、悪化すると腰椎すべり症になってしまいます。
これは分離した骨がずれてしまった状態の病気で、腰椎分離症よりも大きな手術が必要になります。
骨粗しょう症による椎体骨折は、高齢者に多い骨の病気です。
骨粗しょう症によって弱くなった腰部分の背骨が折れてしまったことで痛みが生じます。
体を動かすと腰や背中が痛い、特に寝ている体勢から起き上がる時にいちばん痛みが出る場合は、椎体骨折の可能性が高まります。
骨の病気の可能性がある場合は、どちらも整形外科での治療が必要です。
特に腰椎すべり症は、そのままにしておくと悪化し、腰椎分離症になる可能性もあります。
整形外科を受診し、レントゲン撮影で病気を特定しましょう。
1-3.どの姿勢を取ってもずっと強い痛みがあるなら内臓の病気の可能性あり
姿勢を変えても、体を動かしても動かさなくても、ずっと強い痛みがあるのなら、内臓の病気の可能性があります。
【腰痛を起こす内臓の病気】
病名 | どんな病気か | 特徴 |
---|---|---|
尿路結石 | 尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)に結晶(結石)ができる | ・どの方向、どのポーズをとっても腰が痛い ・背中側のあばら骨の下(腎臓がある位置)をポンポン叩くと痛みが増す |
膵炎 | 膵臓が膵液の消化酵素によって炎症を起こしている | ・みぞおちから左わき腹、背中など広範囲に痛い ・食事をすると痛みが強くなり、絶食すると痛みが軽くなる ・発熱、嘔吐、下痢などの症状がある |
癌 | 悪性の腫瘍ができる 腰椎に転移すると腰痛が起こる | ・どの方向、どのポーズをとっても腰が痛い ・体重が減少してきた ・食欲が低下した |
子宮筋腫 | 子宮の筋肉が変化して良性の腫瘍ができる | ・安静にしていても腰が痛い ・下腹部が痛い ・月経の症状が重い |
子宮内膜症 | 子宮内膜が子宮以外のところにできる | ・安静にしていても腰が痛い ・下腹部が痛い ・月経の症状が重い |
尿路結石は、膀胱や腎臓に石ができる病気で、どんな姿勢をとっても痛みが続きます。
膵炎は膵臓の病気で、姿勢や動作では痛みは変わらないものの、食事をすると痛みが強くなるのが特徴です。
癌は悪性の腫瘍ができる病気ですが、腰椎に転移すると腰痛を起こします。
内臓系の病気の場合、腰痛の他に発熱、下痢、体重減少などの症状が出ることが多いため、腰痛以外の症状があれば、まずはかかりつけ医に相談し、それぞれの病気に適した診療科を紹介してもらうのがよいでしょう。
女性で、腰痛の他に月経の症状が重いなどの症状がある場合は子宮の病気の可能性があります。
この場合は最初から婦人科を受診した方が治療などがスムーズに進みますから、婦人科に行きましょう。
1-4.【病気以外の原因】痛いけど耐えられるレベルなら姿勢の悪さやストレスが原因の可能性あり
腰の痛みはあるけれど、耐えられないほどではないという場合は、姿勢の悪さやストレスが原因の可能性もあります。
【病気以外で腰痛を引き起こす原因】
原因 | 起こる原因 | 特徴 |
---|---|---|
筋肉・筋膜が固くなる 筋肉の炎症 | 長時間同じ姿勢をとったり、重い物を持ったりすることで筋肉が固くなったり、炎症を起こす | ・鈍い痛みが継続して生じる ・急に動くと強い痛みが出る ・同じ姿勢が続くとこわばったようになり動かしにくい |
ストレス | ストレスにより血流が悪くなったり、痛みを抑える働きのある脳内物質が減ってしまう | ・動悸、息切れなどがある ・背中の張りを感じる ・手足のしびれを感じる |
筋肉や筋膜は、長時間同じ姿勢をとる、重いものを持つなどすると固くなったり、炎症を起こしてしまうことがあります。
鈍い痛みが続く、急に動くとズキッと腰に強い痛みが出る、同じ姿勢を取り続けると動かしにくくなるなどの症状がある場合は、筋肉の炎症や、こわばりが原因の可能性が高いのです。
また、ストレスから腰痛を起こす場合もあります。
これはストレスにより血流が悪くなることや、痛みを抑える脳内物質が減ってしまうことで起こります。
腰痛の他、動悸、息切れ、背中の張り、手足のしびれを感じる場合はストレスかもしれません。
筋肉の炎症やストレスの場合は病気ではありませんが、万が一のこともありますから、安心して今後生活するためにもまずは整形外科を受診して腰痛について相談してみるのがよいでしょう。
2.私の腰痛の原因は?治らない腰痛の原因をチェック
治らない腰痛の原因にどのようなものがあるのかがわかったところで、次は自分の腰痛の原因がなにかをチェックしてみましょう。
それぞれの腰痛の特徴をピックアップしましたので、自分がどれに当てはまるのか考えてみてください。
原因がある程度特定できれば、自分が最初に行くべき診療科がわかります。
まずはここで確認し、スムーズに病院を受診してください。
いかがでしょうか?
さきほどの原因となる病気・疾患の一覧表と合わせてチェックすることで、自分の治らない腰痛の原因を探った上で、適切な診療科を受診してください。
どの診療科に行けばいいのかは、下記を参考にしましょう。
病気の種類 | 受診すべき診療科 |
---|---|
神経の病気 | 整形外科 |
骨の病気 | 整形外科 |
内蔵の病気 | かかりつけ医または婦人科 |
筋肉の炎症やストレス(病気以外) | 整形外科 |
あなたが行くべき診療科について、すぐに詳しく知りたい場合は、表に記載した診療科をクリックしてご確認ください。
3.治らない腰痛の原因を明確に特定する方法は、迷わず病院へ行くこと
治らない腰痛の原因を、明確に特定するには病院を受診しましょう。
さきほどのチェック表をはじめとする自己診断では、治らない腰痛の原因は大まかにしかわかりません。
しかし、病院では、レントゲンや血液検査、MRIなどの検査を行うことで、腰痛の原因を特定することが可能です。
本当に自分の治らない腰痛の原因をきちんと特定したいなら、病院を受診するのが一番なのです。
では腰痛の原因を特定するには、どの診療科を受診すればいいのでしょうか?
「1.治らない腰痛の原因となる病気やその他の要因とは」で紹介したパターンごとに受診すべき科を紹介します。
3-1.神経と骨の病気の可能性があるのなら整形外科
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など神経や骨の病気の可能性があるのなら、整形外科を受診しましょう。
なぜなら、整形外科は骨やその中にある神経の病気の専門診療科だからです。
レントゲン撮影やMRIなどの画像診断を使い、どの病気かを特定し、治療方針を決定してくれます。
例えばレントゲンで腰椎すべり症や腰椎骨折などの骨の病気であった場合は、コルセットやスポーツの中止など適切な温存療法を指導してくれますし、重度の場合は手術で治療を行うことも可能です。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症といった神経の病気の場合は、痛み止めの内服薬、ブロック注射といった痛みの緩和の治療を行います。
神経や骨の病気の可能性がある場合は、治療がスムーズに進む整形外科を受診するのがよいでしょう。
3-2.内臓の病気の可能性があるならまずはかかりつけ医
内蔵の病気の可能性がある場合は、まずはかかりつけ医を受診しましょう。
なぜならかかりつけ医は大きな病気の可能性がある場合、適切な診療科を判断し、近隣エリアで評判の良い専門医を紹介してくれるからです。
かかりつけ医は症状を総合的に判断し、今までの受診歴や持病も考慮した上で、病気の可能性を探り、専門病院との懸け橋になる役割を持っています。
尿路結石、膵炎、癌といった内臓の病気はそれぞれ専門の診療科がありますが、大きい病院に行く前に、まずはかかりつけ医で症状を相談し、適切な診療科に紹介状を書いてもらう方がスムーズです。
内臓の病気による腰痛の可能性がある時は、かかりつけ医を受診しましょう。
生理前後で腰の痛みが変わる、腰痛だけでなく月経が重いなどの症状がある場合は、かかりつけ医ではなく婦人科に行ってみましょう。
婦人科の病気に関しては、婦人科を受診することで内診などかかりつけ医ではできない検査を行うことが可能です。
腰痛以外に月経などに症状があると思ったら、最初に婦人科に行くのをおすすめします。
3-3. どこを受診したらいいのか迷ったら整形外科
骨の病気、神経の病気、内臓の病気のどれが自分に当てはまるのかわからず迷ってしまったら、整形外科を受診しましょう。
整形外科は、腰の痛みで来院する人が多く、それぞれ病気の傷みの特徴についても知識がある医師に相談することが可能です。
痛みの特徴を問診してもらう、レントゲンなどの画像診断を行うことで、腰痛の原因の特定がしやすくなります。
例え内臓系の病気だったとしても、整形外科の医師に相談することで、それぞれの症状に適した病院を紹介してもらうことも可能です。
腰の痛みに悩んでいるのなら、まずは整形外科を受診してみましょう。
4.病院に行っても原因がはっきりしなかった場合は整体で改善が期待できる
病院にいっても、治らない腰痛の原因がはっきりしなかった場合は、整体で改善が期待できます。
なぜなら、原因がはっきりしない腰痛は病気ではなく、病院ではストレッチなどの対処療法だけで治療はできないからです。
しかし整体では、腰痛が起こる根本原因からしっかりとアプローチして、腰痛の改善を目指すことができます。
整体で原因がはっきりしない腰痛の改善が目指せる理由について詳しく解説していきます。
4-1. 原因が特定できない腰痛は病院では自然治癒を待つだけ
実は腰痛のほとんどは病院を受診しても原因が特定できず、治療としても痛み止めの内服薬や湿布剤を貰うだけで、はっきりとした治療を行ってもらうことはできません。
腰痛のうち、病院で画像などを用いて原因が特定できるのは約15%ほどで、残りの約85%は「1-4.【病気以外の原因】痛いけど耐えられるレベルなら姿勢の悪さやストレスが原因の可能性あり」でお伝えしたような「病気ではない原因不明の腰痛」です。
参考:厚生労働省「腰痛対策」
このような病気ではない腰痛を、「非特異性腰痛」といいます。
非特異性腰痛の場合、レントゲンやMRIなど画像診断では異常がありません。
病気が原因の腰痛というわけではないので、改善するためにはっきりとした治療を行うことはできず、自然治癒を待つだけとなります。
しかし、自然治癒といっても、普通の生活を送っていてもずっと治らなかった腰痛ですから、同じように生活しているだけではなかなか改善していきません。
病院を受診し、骨や関節、内臓の病気ではないということがはっきりしたら、病院ではなく他のアプローチで腰痛の改善を目指していかなくてはいけないのです。
4-2. 整体では原因のはっきりしない腰痛にアプローチする施術を行ってくれる
原因がはっきりしない腰痛の場合は、整体での施術で改善が期待できます。
なぜなら、整体は腰痛の原因を探り、根本改善・再発防止を目指す施術を得意としているからです。
原因がはっきりしない非特異性腰痛の場合は、大きく分けて関節と筋肉に問題があることが多いのですが、整体ではひとりひとりの体の動かし方のクセや状態を見たり触れる事で根本原因を探り、緩和していきます。
【腰痛に繋がる関節と筋肉の問題と整体での施術】
問題がある箇所 | 腰痛の原因 | 整体でできること |
---|---|---|
関節 | 仙腸関節、股関節、腰仙関節などの関節がずれてしまい、腰への負担が大きくなって痛みが生じる | 骨格にアプローチし、関節を正しい位置へと戻していくことで腰への負担を減らす |
筋肉 | 日ごろの姿勢のクセなどで筋肉が固くなり、筋肉が炎症を起こしたり、筋膜が癒着したりすることで痛みが出る | 固まった筋肉をほぐし、癒着した筋膜をはがして痛みを緩和する |
病院ではレントゲンなどの画像診断を用いますが、整体では、その人の身体の動きや筋肉、骨格の状態を丁寧にカウンセリングすることで、根本原因を探ります。
そして探ってわかった根本原因に対して、体の歪みをとるため全身を揉みほぐしたり、整えていくことができるのです。
整体では、インナーマッスルを深く刺激することで、関節の動きを調整していきます。
また自宅で自分で続けられる、セルフメンテナンス法の指導を行っている整体もあり、腰痛の改善だけでなく、再発予防にも効果が期待できるのです。
病院を受診しても原因が特定できない、非特異性腰痛と診断された場合は整体に行くのをおすすめします。
5.根本的なところにアプローチできる整体じゃないとやっぱり腰痛は治らない
原因がはっきりわからない治らない腰痛には整体で改善が期待できますが、どの整体でもよいというわけではありません。
原因がレントゲンなどの画像でわからない腰痛であっても、それを引き起こしている原因は体のどこかにあります。
その原因を探り、根本からアプローチしてくれる整体でなければ、治らない腰痛の痛みを緩和し、改善することは期待できないのです。
今腰が痛いからといって、原因が腰にあるとは限りません。
腰は体の中心にあるため、背中のゆがみ、下半身の筋肉の固さなど、体への様々な負担が集中し、痛みとして現れます。
その状態で腰だけを揉み解しても、本当の原因である背中のゆがみや下半身の筋肉の固さは解消されていないため、腰痛は改善しないのです。
治らない腰痛の改善を期待するなら、根本からしっかりとアプローチしてくれる整体を選びましょう。
6.治らない腰痛に根本的なアプローチをしてくれる整体の選び方
治らない腰痛に根本的なアプローチをしてくれる整体を選ぶには、次の3つのポイントをチェックしましょう。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
6-1.国家資格を取得するなど一定以上の知識がある整体を選ぶ
治らない腰痛に根本的なアプローチをしてくれる整体を選ぶポイントのひとつめは「国家資格を取得するなど一定以上の知識がある整体を選ぶ」ことです。
根本的なアプローチをしていくためには、身体に対しての深い知識が必ず必要になってきます。
ただ、整体の施術を行うには、国家資格などを取得する必要がないため、整体によって知識や技術がまちまちになっているのが現状です。
そこで、目安としやすいのが以下のような資格の有無です。
【整体で取得しているとよい資格】
・鍼灸師
・理学療法士
・作業療法士
・あん摩マッサージ指圧師
・スポーツトレーナー
・介護福祉士
国家資格がなくても知識や技術を持つ整体はありますが、ホームページなどを見ただけでは、知識や技術のレベルはわかりません。
その点、必須ではないのに国家資格を取得しているということは、人の身体についてきちんと学び、一定の知識や技術を身に着けていることの証明になります。
治らない腰痛の改善を望むなら、国家資格を取得していることをホームページなどで確認できる整体を選ぶとよいでしょう。
6-2.きちんとした技術理論を持った整体を選ぶ
治らない腰痛に根本的なアプローチをしてくれる整体を選ぶポイントのふたつめは、「きちんとした技術理論を持った整体を選ぶ」ことです。
整体には国家資格などがないため、施術の技術はそれぞれの整体により、独自の方法を持って行われることがほとんどです。
例えば骨格に対してアプローチする、痛みの原因を探るためには体の筋肉の繋がりを考えるなど、独自の理論を持って施術を行う整体なら、ある程度の技術が期待できます。
反対に、技術理論がない整体の場合、腰が痛いと言えば腰をもみほぐすだけで終わってしまうこともあるのです。
どのような技術理論を持って施術しているかは、ホームページの施術内容やメニュー紹介などでわかります。
まずはホームページを確認し、腰痛に対してどのようなアプローチをしてくれるのかをチェックしてみましょう。
6-3.確かな実績を持つ整体を選ぶ
治らない腰痛に根本的なアプローチをしてくれる整体を選ぶポイントのみっつめは、「確かな実績を持つ整体を選ぶ」ことです。
知識や技術を持つ整体は、効果が期待できるため、プロスポーツ選手のトレーナーやメディアでの露出など、さまざまな実績を持っていることがほとんどです。
本当に効果が感じられるかどうかは、実際に自分で整体に行き、施術を受けてみなければわかりません。
しかし、信頼できるような実績は、技術や知識があるからこそ積み上げることができるものです。
体を資本とするプロスポーツのトレーナーに選ばれる、メディアで紹介されるというような確かな実績は、知識や技術があるからこそ作ることができるものですから、しっかりとした知識や技術があり、根本的なアプローチができるひとつの基準となるのです。
【効果が期待できる整体の実績】
・新聞やテレビなどメディアで紹介されている
・全国で技術セミナーを開催している
整体は数多くありますが、確かな実績を持つ整体は限られていますから、実績のある整体を選ぶと効果が期待できる可能性が高いでしょう。
7.腰痛が治らないとお悩みならぜひJITANBODYにご相談ください!
腰痛が治らずお悩みなら、ぜひ根本的な腰痛改善ができるJITANBODYにご相談ください!
JITANBODYは、「操体法」という整体施術法を用いての施術を行っております。
操体法は痛みがほとんどなく、自分が「楽だな」「心地よいな」と思う方向に体を動かすことで、体に良い流れを作り、施術していくという方法です。
腰痛が治らないとお悩みの方にも、痛みがなく、楽な施術で、腰の痛みを改善することが期待できます。
7-1.JITANBODYは国家資格取得者のみが施術を行います!
出典:JITANBODY
JITANBODYでは、理学療法士や作業療法士といった国家資格者のみが、施術者としてお客様に施術を行います。
【JITANBODYの施術家が取得している国家資格の例】
・作業療法士
・柔道整復師
・鍼灸師
整体で施術を行うのには、資格などは必要ありません。
しかしお客様の体に触れ、きちんと結果を出すには、体系的に知識を学び、技術を身に着ける必要があります。
そのため、JITANBODYでは施術者として働くために、国家資格を取得していることを条件にしているのです。
資格取得だけで満足することなく、その後も知識と技術を日々アップデートし、その方に合った施術ができるよう腕を磨いています。
確かな知識と技術があるからこそ、治らない腰痛の根本原因にアプローチし、痛みを改善することができるのです。
7-2.のべ3万人近くが参加する技術セミナーを行うなど独自理論を確立
出典:JITANBODY
JITANBODYでは、「操体法」という理論を元に施術を行っております。
この施術の技術は効果があると同じプロである整体師を始め、歯科医など医療関係者にも認められており、当院代表は全国でのべ3万人近くが参加している技術セミナーを開催しているほどです。
出典:JITANBODY
また、セミナーに参加できなくても操体法について学ぶためのDVDも発売されており、シリーズ化されています。
この確かな技術理論を元に、その人の状態に合わせた整体を行うことで、治らない腰痛の改善が期待できるのです。
7-3.1回20分の施術で実感できる高い技術力
出典:JITANBODY
JITANBODYの施術は約20分ほどで、驚くほど短いと言われることがあります。
整体の中には施術時間で料金が決まるところもありますが、JITANBODYでは、施術が長ければ長いほど、体に負担がかかると考えています。
特に治らない腰痛など、痛みが生じている状態で、痛みがある場所をもみほぐしたり、牽引したりしてしまえば、炎症がよりひどくなり、痛みが強くなってしまうこともあるのです。
JITANBODYでは、腰痛の根本原因にしっかりとアプローチしていきます。
いま炎症が起きている痛い場所ではなく、腰痛を引き起こしている根本原因にアプローチすることで、20分でもしっかりと効果を出すことができるのです。
1回の施術で効果を実感できる、JITANBODYの技術をぜひ体験してみてください。
8.まとめ
腰痛が治らない時の原因や、原因を特定する方法、対処法についてご紹介しました。
腰痛が治らない時の原因はさまざまなものがあり、具体的には次のようなものが挙げられます。
【腰痛の原因となる病気・疾患など】
病名 | 特徴 |
---|---|
椎間板ヘルニア | ・おしりが痛い ・前かがみになると痛みが増す ・左右どちらか片足が痛くなる |
脊柱管狭窄症 | ・長時間、立ったり歩いたりすると足がしびれるが、座って休むとおさまる ・前かがみになると痛みがおさまる |
腰椎分離症 | ・成長期のスポーツ選手に多い ・腰、おしり、太ももに痛みやしびれが出る ・腰を反らすと痛みが増す |
骨粗鬆症による椎体骨折 | ・体を動かすと腰や背中が痛い ・寝ている体勢から起き上がる時が一番痛い ・安静にしていると痛みが和らぐ ・年齢が70歳以上に多い |
尿路結石 | ・どの方向、どのポーズをとっても腰が痛い ・背中側のあばら骨の下(腎臓がある位置)をポンポン叩くと痛みが増す |
膵炎 | ・みぞおちから左わき腹、背中など広範囲に痛い ・食事をすると痛みが強くなり、絶食すると痛みが軽くなる ・発熱、嘔吐、下痢などの症状がある |
大動脈解離 | ・失神するほどの激痛 |
子宮筋腫 | ・安静にしていても腰が痛い ・下腹部が痛い ・月経の症状が重い |
子宮内膜症 | ・安静にしていても腰が痛い ・下腹部が痛い ・月経の症状が重い |
癌 | ・どの方向、どのポーズをとっても腰が痛い ・体重が減少してきた ・食欲が低下した |
筋肉 | ・筋膜の炎症や癒着 ・鈍い痛みが継続して生じる ・急に動くと強い痛みが出る ・同じ姿勢が続くとこわばったようになり動かしにくい |
ストレス | ・動悸、息切れなどがある ・背中の張りを感じる ・手足のしびれを感じる |
この記事を参考に、自分の腰痛が治らない原因をつきとめ、正しい対処法をとることで、腰痛を改善してくださいね。
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