
「腕の付け根が痛いのはどうして…?」
「腕の付け根の痛みを緩和するには何をすればよい?」
腕の付け根が急に痛くなったとき、一番に気になるのは「なぜこんな場所が痛くなるのか?」といった点ではないでしょうか。
思い当たる原因があれば安心できますが、原因に思い当たらなかった場合「悪い病気の前兆なのでは…?」と心配になるものですよね。
実は、腕の付け根が痛む原因は、痛む場所をピンポイントで確認することで、ある程度の見当をつけることが可能です。
場所別で見る腕の付け根が痛いときに考えられる原因 | |
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肩関節から離れた所が痛い場合 | 筋肉の凝り 外部からの刺激(ぶつけたなど) |
腕の付け根の背中側が痛い場合 | 筋肉の凝り 五十肩など |
腕の付け根の外側が痛い場合 | 腱板周りの炎症・損傷 |
腕の付け根の前側が痛い場合 | 肩鎖関節(けんさかんせつ)の炎症 腱板の炎症、損傷 五十肩など |
腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合 | リンパが腫れている 粉瘤(ふんりゅう) 更年期による症状 首周辺の筋肉の凝り 乳がん |
上記表で示したように、腕の付け根が痛む原因は多岐にわたります。単純な筋肉の凝り程度なら、さほど問題はありませんが、病気が原因だった場合は放っておくと手遅れになる可能性も。
「なんだか腕の付け根が痛いな…」と感じたとき、すぐに対処をしていればと後悔しても後の祭りです。
そこで本記事では、腕の付け根が痛いときに考えられる原因についてはもちろん、対処法や病院を受診する目安まで詳しく解説していきます。
この記事で分かること |
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本記事を読むことで、あなたの腕の付け根の痛みの原因や、原因に応じた適切な対処がわかります。
痛みからくる不安な気持ちをなだめるには、不安の正体をはっきりさせることが大切。まずは考えられる原因を把握した上で、必要な対処法を始めてみましょう。
目次
1. 【場所別】腕の付け根が痛いときに考えられる原因
まずは何より気になる、腕の付け根が痛む場合に考えられる原因を場所別で見ていきましょう。以下、5つの部位別で解説していきます。
- 肩関節から離れた場所が痛い場合
- 腕の付け根の背中側が痛い場合
- 腕の付け根の外側が痛い場合
- 腕の付け根の前側が痛い場合
- 腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合
とはいえ、痛みの種類によっては、ピンポイントでどこが痛いかを確認しづらい場合もありますよね。
そのような場合は、指先やペン先などを使って、軽く腕の付け根周辺を押してみてください。一番痛いと感じるところが、痛みの中心部だと考えられるため、痛いと感じた場所に合わせて参考にしてみましょう。
なお、腕の付け根が痛むときの原因には、関節などの炎症も考えられます。痛む場所を確認しようと無理に押しすぎると、炎症がひどくなる恐れがあるため確認時は軽く押す程度にしてください。
1-1. 肩関節から離れた場所が痛い場合
腕の付け根部分が痛いように感じるけれど、痛みの中心部が肩関節から外れた場所に感じる場合に考えられる原因は以下の通りです。
【腕の付け根の関節から離れた場所が痛い場合に考えられる原因】
特徴 | 痛みの程度:Max★★★★★ | |
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筋肉の凝り | じっとしていても何となく痛い。 腕を動かしても特に痛くない。 | ★★ 痛いというよりだるい、重く感じる |
外部から受けた刺激 | じっとしていても痛い。 押すと鋭く痛む。 痛む部分に腫れ、あざがあるなど。 | ★~★★★★ ジンジン、ズキズキ |
デスクワークなど手や腕だけを動かす仕事をしているのに、日常的に運動をしない場合、筋肉の凝りによって腕の付け根周辺が痛くなることがあります。特徴としては痛みの程度がそこまでひどくなかったり、鈍痛だったりという点が挙げられます。
一方、腕の付け根周辺をぶつけるなど、外部からの刺激が原因の場合は、凝りとは痛み方が異なります。腕を動かさない状態でも痛みを感じる、または、患部を押すとより痛く感じる場合は外部からの刺激だと考えられるでしょう。
気付かない程度にぶつけただけでも、ぶつけた場所や角度によっては痛みが強くなるケースがあるのです。特に腫れやあざが見られる場合は、外部からの刺激による痛みだと考えて問題ないはずです。
上記2つの原因による痛みの場合、肩関節から離れている分、関節の炎症や骨の異常などの可能性が低いといえます。病院にかかるなど専門的な治療ではなく、セルフケアで対処可能な痛みだといえるでしょう。
1-2. 腕の付け根の背中側が痛い場合
腕の付け根の背中側が痛い場合は、主に以下のような原因が考えられます。
【腕の付け根の外側が痛い場合に考えられる原因】
特徴 | 痛みの程度:Max★★★★★ | |
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筋肉の凝り | じっとしていても何となく痛い。 腕を動かしても特に痛くない。 | ★★ 痛いというよりだるい、重く感じる |
五十肩 | 始めは違和感を覚える程度だったが、徐々に痛みがひどくなる。 腕を動かそうとするだけで鋭い痛みが走る。 ひどくなると睡眠中に痛みで目が覚める。 | ★~★★★★★ なんとなく違和感を覚える程度から、ズキズキとした痛みまで |
腕の付け根の背中側には肩甲骨を覆うように大き目の筋肉があります。背中側に痛みを感じた場合には、まず、この筋肉の緊張によって感じる凝りや痛みが原因と考えられます。
猫背のように姿勢が悪かったり、背筋を伸ばす運動をしていなかったりすると、筋肉そのものを動かすことがありませんよね。そうすると、どうしても筋肉の緊張を招き血流が滞りがちになります。
血流が滞ることで、筋肉に必要な酸素などが届けられなくなり、より筋肉のこわばりを招くという悪循環に。
デスクワークでいつも同じ姿勢をしている、または運動習慣がない人に、起こりやすい痛みだといえるでしょう。なお、筋肉の凝りによって痛みを感じている場合は、セルフケアでの対処が可能です。
ただ、腕の付け根の背中側の痛みでも、鈍痛ではなく刺すような痛みである場合は、五十肩を始めとする肩関節そのものの炎症も考えられます。五十肩や炎症を起こしている場合は、無理なセルフケアはおすすめできません。
【筋肉の凝りと五十肩の見分け方】
単純な凝りか五十肩かの見分け方は、腕を動かしたときに痛いかどうかが一つの目安です。
腕を動かそうとしたときに鋭い痛みを感じる場合は、筋肉の凝りではなく五十肩や肩関節の炎症が考えられます。
このような場合は、一度医師の診断を仰いでください。
1-3. 腕の付け根の外側が痛い場合
腕の付け根の外側が痛い場合は、主に腱板に問題があるケースが多くなっています。
腱板とは、以下のように、肩関節部分に集まっている4つのインナーマッスルを指すもの。より厳密にいえば、インナーマッスルと骨をつなぐ「腱」の部分を指します。
これらの腱板と骨がくっついている部分が、まさに腕の付け根の外側になるため「腕の付け根の外側が痛い…」と感じる場合、腱板に問題があると考えられるのです。
ただ、腕の付け根の外側が痛む場合も、背中側が痛い場合と同じく五十肩の可能性もあります。
腱板の炎症・損傷による痛みと五十肩の痛みの見分け方の目安は以下の通りです。
【腕の付け根の外側が痛い場合に考えられる原因】
特徴 | 痛みの程度:Max★★★★★ | |
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腱板の炎症 | 腕を動かしたとき、重たいものを持ったときに痛みを感じる。 肩・腕に力が入りづらい。 夜になると痛みがひどくなり、人によっては痛みで眠れないこともある。 | ★★~★★★★ 安静時は重だるく感じ、腕を動かすときに鋭い痛みを感じる |
腱板の炎症(石灰沈着性腱板炎の場合) | 急に刺すような痛みを感じる。 時間を置くと痛みが徐々に治まってくる。 鋭い痛みがなくなっても肩周辺に重だるさを感じる | ★★★★~★ 初期に針で刺されたような鋭い痛みを感じ、徐々に痛みが治まってくる |
腱板の損傷(傷・剥がれ) | 腕を動かすと痛い、腕を上げづらくなる。 ひどくなると反対の腕で補助をすると腕を上げられるが、支えがない状態だと上げられないようになる。 損傷部位に炎症を伴っていると、夜間痛がひどく眠れないこともある。 | ★~★★★★ 痛みの程度は我慢できる程度(重だるい)が多いが、夜間の痛みがひどい |
五十肩 | 始めは違和感を覚える程度だったが、徐々に痛みがひどくなる。 腕を動かそうとするだけで鋭い痛みが走る。 ひどくなると睡眠中に痛みで目が覚める。 どう頑張っても痛くて腕を上げられない。 | ★~★★★★★ なんとなく違和感を覚える程度から、ズキズキとした痛みまで |
腱板の炎症・損傷と五十肩を見分けるには、腕を上げられるか上げられないかが一つの目安になります。
五十肩の場合は、痛みで腕を上げるのが難しいことが多いですが、腱板周りの炎症・損傷は「痛みで上がらない」というよりは、特に腕に力が入らないように感じるケースが多いです。
軽く動かしながら確認していきましょう。
1-4. 腕の付け根の前側が痛い場合
腕の付け根の前側には、さまざまな腱や骨、筋肉が集まっているため、痛みの原因が多岐にわたります。
考えられる原因の代表的なものは、ここまで触れてきたケースと同じような、腱板の炎症・損傷や五十肩の可能性が挙げられるでしょう。異なる点としては「肩鎖関節(けんさかんせつ)の炎症」の可能性が挙げられる点です。
肩鎖関節とは、鎖骨の先端部分にある関節のことです。この関節部分が炎症を起こしたり、鎖骨自体がズレたりする(脱臼・亜脱臼)と痛みを覚えることがあります。五十肩と間違われやすいため、それぞれの特徴と併せて見ていきましょう。
【腕の付け根の前側が痛い場合に考えられる原因】
特徴 | 痛みの程度:Max★★★★★ | |
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肩鎖関節の炎症・ズレ | 鎖骨の先端部分に起こる炎症や脱臼・亜脱臼(亜脱臼:外れるのではなくズレる)。 激しいスポーツや事故などで肩部分に衝撃を受けた際に起こりやすいとされる。 手で反対の肩を触ろうとするような、水平方向の動きをしたときに痛みを感じやすい | ★★~★★★★ 腕を動かしたときにズキッと痛む 炎症がひどくなるとズキズキとした夜間痛を伴う |
腱板の炎症・損傷 | 腕を動かすと痛い、腕を上げづらくなる。 反対の腕で補助をすると腕を上げられるが、支えがない状態だと上げられない。 損傷部位に炎症を伴っていると、夜間痛がひどく眠れないこともある。 | ★~★★★★ 痛みの程度は我慢できる程度(重だるい)が多いが、夜間の痛みがひどい |
五十肩 | 始めは違和感を覚える程度だったが、徐々に痛みがひどくなる。 腕を動かそうとするだけで鋭い痛みが走る。 ひどくなると睡眠中に痛みで目が覚める。 どう頑張っても痛くて腕を上げられない。 | ★~★★★★★ なんとなく違和感を覚える程度から、ズキズキとした痛みまで |
それぞれ痛みの程度や痛み方に異なる特徴を持っているので、注意深く確認しながら原因を探ってみましょう。大まかな判断方法は、以下も参考にしてください。
大まかな見分け方 | |
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痛みが出る動き | ・水平方向の動き→肩鎖関節の炎症・ズレ ・腕を上げようとする動きが特に痛い→腱板の炎症・損傷/五十肩 |
腕を上げる動作・ 付け根部分の可動域 | ・支えがあれば上げられる→腱板の炎症・損傷 ・痛みで上げられない→五十肩 |
1-5. 腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合
腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合も、腕の付け根の前側が痛いときと同じく、さまざまな原因が考えられます。痛みの他にも症状が出ることがあるため、併せて確認してみましょう。
【腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合に考えられる原因】
特徴 | 痛みの程度:Max★★★★★ | |
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リンパの腫れ | 痛みを感じ始める前に風邪をひいた。 何らかのワクチンを接種した。 痛む部分を触るとしこりがある。 | ★~★★ 指で触る、しこりがある方を下にして寝ると圧痛がある |
粉瘤(ふんりゅう) | 皮下にできる良性の腫瘍 触るとニキビのようなふくらみがある 内容物を絞り出せる・破裂することがある。 特有のにおいがする。 | ★~★★★★★ 炎症を起こさない場合は違和感を覚える程度 炎症を起こすとズキズキと刺すような痛みが起こり、発熱を伴うこともある |
更年期による症状 | ホルモンバランスが崩れることで乳腺に痛みを感じている。 ほてりや不安感など、痛みの他にも症状が出るケースあり。 | ★~★★★ チクチクする、乳房が張るような痛み |
首周辺の筋肉の凝り | 首周辺の筋肉の凝りにより、脇周辺の筋肉が突っ張って痛みを感じる。 | ★~★★★ 重だるい痛み 首や腕を動かしたときに突っ張るような痛み |
乳がん | リンパ節、乳腺の炎症により痛みを感じることがある。 脇にしこりがある、痛みの他にしびれを感じる、妊娠・出産時ではないのに母乳が滲むなどの症状が見られることがある。 | ★~★★★ チクチクする、乳房が張るような痛み または、圧痛がある |
大きくは心配ない原因から、深刻な病気の可能性まで考えられます。特に、リンパの腫れが原因であった場合、リンパが腫れる原因自体に更年期や乳がんの可能性が挙げられます。
腕の付け根の中でも、脇側が痛いと感じる場合、必ず一度は医師に相談してください。
2.腕の付け根が痛いときの原因に応じた対処法
原因に見当がついた後に気になるのが「では、痛みを緩和するために何をすればよいのか?」といった点ですよね。
腕の付け根の痛みと一言で言っても、さまざまな原因が考えられます。原因の中には病気が由来になっている可能性もあるとすれば、すぐにでも対処法を知りたくなるもの。
- 肩関節から離れた場所・背中側が痛い場合はセルフケアで改善が見込める
- その他の場所が痛い場合は必ず受診する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.肩関節から離れた場所・背中側が痛い場合はセルフケアで改善が見込める
肩関節から離れた場所や、腕の付け根の背中側が痛い場合は、セルフケアによる改善が見込めます。
なぜなら、上記部分の痛みは、先述したように主に筋肉の凝りや炎症が原因と考えられるためです。普段の姿勢が悪かったり、気付かないうちに肩周辺をぶつけてしまったりした場合などに痛むことが多くなっています。
セルフケアを行うと同時に、日ごろから適度な運動を行うことで予防することもできるはずです。
詳しいケア方法は「肩関節から離れた場所が痛い場合の対処法」「腕の付け根の背中側が痛い場合の対処法」で触れているので、そちらも参考にしてください。
肩関節から離れた場所・腕の付け根の背中側でも病院を受診した方が良いケース |
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肩関節から離れた場所・腕の付け根の背中側であっても、以下の症状がある場合は一度医師に相談してみましょう。
腕を動かした場合に関節部分が痛む場合、筋肉の凝りではなく五十肩の可能性があります。 五十肩の痛みを緩和するセルフケアなどもありますが、基本的に五十肩の原因は肩関節部分の炎症になるため、まずは炎症を鎮める必要があります。 |
2-2.その他の場所が痛い場合は必ず受診する
一方、腕の付け根の外側や前側、内側(脇側)に強い痛みを覚える場合は、病院にかかった方が良いといえます。
単純な筋肉の凝りや打ち身ではなく、腱部分の炎症や重い病気が隠れているケースがあるためです。
「多分大丈夫だろう」と考えて病気のサインを見逃すより「なんでもなかった~」と笑えた方が良いですよね。ただ腕の付け根が痛いだけでと軽く考えず、上記3つの場所が痛む場合は必ず受診をしておきましょう。
なお、受診すべき病院の目安は以下の通りです。
【考えられる原因から見る受診すべき病院】
整形外科を受診する | まずは内科を受診する |
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肩鎖関節の炎症 腱板の炎症・損傷・断裂 五十肩 | リンパの腫れ 粉瘤 更年期による症状 乳がん |
3. 肩関節から離れた場所が痛い場合の対処法
ここからは肩の関節から離れた場所が痛い場合の、セルフケアについて見ていきましょう。
なお、肩の関節から離れた場所が痛い場合のセルフケアは、判断を誤るとかえって痛みがひどくなる可能性があります。そのため、まずはどちらのケアが必要なのかを慎重に見極めていきましょう。
見極める際のポイントは以下の通りです。
【セルフケアの「冷やす」と「温める」の判断目安】
冷やす | 温める |
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急性期:急に痛くなった場合 | 慢性期:以前から痛みを感じている場合 |
じっとしていてもズキズキと痛い。 動かすほど痛みがひどくなる。 痛む部分が熱を持っている。 腫れている。 | じっとしているとジンワリ痛い・だるい。 動かすと痛みが気にならない。 痛む部分が冷えている。 |
冷やし方、温め方やおすすめのストレッチなど見ていきましょう。
3-1. 炎症している場合は冷やす&安静にする
急性期・炎症している場合の痛みは、冷やして安静にする対処法がおすすめです。冷やしたりできるだけ痛む部分を動かないようにすることで、炎症をスムーズに鎮める期待が持てるでしょう。
一般家庭で思い付きやすいであろう方法は以下の通り。向き不向き・使用NGなものもあるためしっかり確認してください。
【一般的な冷やす方法とおすすめ度】
冷やす方法 | おすすめ度 | 特徴・注意点 |
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氷嚢 | ◎ | 痛む部分を効率的に冷やせる 痛みが引くまで長時間の使用が可能 |
コールドスプレー | △ | 広い範囲を効率的に冷やせる 長時間の使用ができないため表面しか冷やせない |
保冷剤 | △ | 冷たすぎて凍傷になる恐れがある ハンカチなどで包んで使うならOK |
できれば氷嚢を使えればベストです。ただ、いつも氷嚢があるとは限りませんよね。そのような場合は、ビニール袋に水と氷を入れたものでも代用可能です。
氷嚢と違ってビニールが薄い分、氷の冷たさがダイレクトに伝わるため、間にタオルを挟むなど工夫してみましょう。
あとは、痛む部分を動かさないで安静にしていれば徐々に痛みが治まるはずです。
3-2. 筋肉の緊張・凝りの場合は温める&ストレッチ
筋肉の緊張による凝りや慢性的な痛みの場合は、痛む場所を温めたりストレッチをしたりすることで痛みの緩和が期待できます。
温める方法は自宅など、時間があるときにじっくり痛みのもとをほぐす際におすすめ。一方、ここで紹介するストレッチは、座る・立ったままで簡単にできるため、仕事中など出先で痛みを緩和したいときにおすすめです。
それぞれの方法について見ていきましょう。
3-2-1. 筋肉の緊張・凝りを緩和するための温め方は入浴・蒸しタオルで
筋肉の緊張による凝りは、冷えや運動不足により筋肉が固くなり、血流を阻害するために起こると考えられています。
そのため、温めたりストレッチをしたりすることで、筋肉の緊張をほぐし、血流を良くすることが凝りをほぐすことにつながるのです。
筋肉を温める最も手軽な方法は入浴です。ぬるめのお湯を張った湯船にゆっくり浸かって、体の芯から温まりましょう。いわゆる「半身浴」と呼ばれる入浴方法が効果的だとされます。
体を温める半身浴のやり方 |
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また、すぐに入浴ができない場合は、蒸しタオルやカイロで温めても問題ありません。蒸しタオルの作り方は以下の通り。
蒸しタオルの作り方 |
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電子レンジから出したばかりは、タオルが非常に熱くなっていることがあるため、温度を確かめながら痛む場所に当ててください。腕の付け根以外、疲れ目などでも便利に使えるため作り方を覚えておくとよいでしょう。
3-2-2. 肩の関節から離れた場所が痛い場合のおすすめストレッチ(1)
ここから、肩関節から離れた場所が痛い場合におすすめのストレッチを3つ紹介します。立ったり座ったりしたままできる簡単なストレッチなので、仕事の合間など同じ姿勢が続いたときに意識して取り入れてみてください。
ごく短時間で終わるストレッチなので、余裕があるときは3種類とも行ってくださいね。
まずは、肘をつかんで伸ばすストレッチです。腕の筋肉はもちろん、脇腹当たりの筋肉も伸びるため、上半身をすっきりさせたいときにもおすすめです。
- 両手を上げます
- 痛む法の腕を頭に沿って曲げ、反対の手で曲げた腕の肘をつかむ
- 上半身を動かさないように、つかんだひじを引き寄せるようにする
- 気持ち良いと思える程度の強さで10秒キープ
3-2-3. 肩の関節から離された場所が痛い場合のおすすめストレッチ(2)
こちらは、腕を上にあげると痛む場合におすすめのストレッチです。関節から離れた場所の中でも、肩や背中に向けての筋肉をほぐしやすいため、肩こり緩和にも効果が期待できます。
- 痛む側の腕を床と平行に上げ、胸側に寄せる
- 反対の腕で、胸側の腕を抑える
- 押さえた腕を胸側に寄せて、気持ち良いと思える程度の強さで10秒キープ
3-2-4. 肩の関節から離れた場所が痛い場合のおすすめストレッチ(3)
腕全体の筋肉を伸ばすストレッチです。肩回りから手首あたりまで、全ての筋肉を伸ばせるため、特にデスクワークで1日中PCを触っている人などにおすすめです。
- 気を付けの姿勢をする
- 掌を床と平行にする
- 指先を太もものほうにむける
- その形のまま、腕全体を後ろに
- 背中が丸まらないよう気を付けながら、気持ち良い程度の強さで10秒キープ
4. 腕の付け根の背中側が痛い場合の対処法
続いては、腕の付け根の背中側が痛い場合の対処法を見ていきましょう。
ここまで何度か触れてきたように、腕の付け根の背中側は、基本的に筋肉の凝りが原因と考えられますが、肩関節の炎症や五十肩の可能性も残っています。
腕を動かすと鋭い痛みが走る場合や、ストレッチをすることで痛みが増す場合は無理をしないで医師に相談をしましょう。
「動かすことで気持ちが良い」と感じる場合に限って、セルフケアを進めて下さい。
【ストレッチとツボ押しのどちらをすべきか迷ったときの目安】
期待できる効果 | おすすめの人 | |
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ストレッチ | 筋肉や関節を物理的に伸ばすことで、柔軟性を高めたり血流を良くしたりする効果が期待できる。 | 運動をしない、同じ姿勢ばかりで筋肉が緊張している 物理的に筋肉や関節を伸ばして気持ち良いと感じられる人 |
ツボ押し | 東洋医学における「気」の概念に基づく。 全身に巡っている経絡上にあるツボを刺激することで、不調を整えられると考えられている。 | 体が硬くてストレッチが難しい人 ストレッチが痛気持ち良いではなく、痛いと感じる人 |
なお、ストレッチとツボ押しは組み合わせて行うこともおすすめです。
ツボ押しもストレッチと同じく、筋肉の緊張を和らげる効果があるとされます。そのため、ツボ押し後にストレッチを行うことで、より筋肉を伸ばしやすく感じるはずです。
4-1. 筋肉の緊張をほぐすストレッチをしよう
腕の付け根の背中側の痛みに対するセルフケアは、肩甲骨周りのストレッチがおすすめです。肩甲骨周りの筋肉をほぐし、血流を良くすることは肩こり防止にもつながりますよ。
4-1-1. 腕の付け根の背中側が痛い場合のおすすめストレッチ(1)
主に肩甲骨の筋肉をほぐすためのストレッチになります。
腕の付け根の背中側だけではなく、背中や背骨にそった筋肉をほぐす効果も期待できます。そのため、腕の付け根の背中側だけではなく、背中全体の筋肉が凝っていると感じる方にもおすすめです。
- 両手を軽く握り、肘を曲げた状態で肩より高く上げる
- そのままゆっくりと、肩甲骨を寄せるように肘を後ろに引く
- 肩甲骨を寄せたまま肘を下げる
- 上記動作を5回繰り返す
4-1-2. 腕の付け根の背中側が痛い場合のおすすめストレッチ(2)
肩甲骨、肩回り全体の筋肉をほぐせるストレッチです。普段はあまり意識しない、脇側の筋肉を伸ばす効果も期待できます。腕の付け根の背中側と併せて、二の腕が凝っていると感じる方にもおすすめです。
- 両手を左右に広げ、掌を肩に置く
- そのままの状態でひじを回す
- 前回り、後ろ周り各10回が目安
4-1-3. 腕の付け根の背中側が痛い場合のおすすめストレッチ(3)
肩甲骨を上げる、下げる、回転の3つの動きが含まれたストレッチ。日常生活であまり行う機会がない動きができるため、肩甲骨だけではなく肩回り全体の筋肉をほぐす際にも有効です。
- 両手を上にあげる
- 肘を曲げながら両手を下げる
- 肘を曲げる際に肩甲骨を引き寄せるよう意識する
- 10回程度を目安に繰り返す
4-2. グッズを使ったツボ押しもおすすめ
筋肉をほぐして血流を良くする方法の他に、肩甲骨周りのツボを刺激する方法もおすすめです。ストレッチをやってみたいけれど、体が硬くて満足に動かせない。または、ストレッチをすると痛気持ち良いのではなくシンプルに痛い。
このような場合は、無理にストレッチをするのではなくツボ押しから徐々に筋肉をほぐしていきましょう。肩甲骨の筋肉をほぐす代表的なツボは、以下2つになります。
- 肩甲骨の内側にある【膏肓(こうこう)】
肩甲骨周りの筋肉をほぐす際に有効で、肩や背中全体の慢性的な凝りにも効くとされます。また、凝りに効くだけではなく、東洋医学では「気」の流れを整えることもできるとされ、体の調子を整える際に非常に重要なツボだといわれています。
【押し方】
膏肓の場所を指で押しながら、円を描くように軽くマッサージをする。背中側のツボになるため、1人で押せないときはツボ押しのグッズを使う方法がおすすめです。
また、仰向けに寝ころんだ状態で、ゴルフボールやテニスボールなど小さく固いボールを挟んでもOK。
- 肩甲骨の真ん中にある【天宗(てんそう)】
肩甲骨のほぼ真ん中にあるツボで、肩甲骨周りだけではなく頭痛や顔のむくみにも効くとされるツボです。強く押すと腕に響くような痛みを覚えるため、ツボの場所を特定しやすい点も特徴的。
【押し方】
強く押しすぎると腕に痛みが走るため、場所を特定した後は優し目に刺激してください。膏肓と同じく背中側のツボになるため、1人で押す場合は、ツボ押し専用のグッズや小さめのボールを使いましょう。
5. 対処法だけでは腕の付け根の痛みが長期化することも!大切なのは根本原因の解消!
ここまで腕の付け根が痛むときに考えられる原因や対処法について解説してきました。
しかし、重篤な病気がある場合の受診以外については、これらの対処法は、ある種「その場しのぎ」でしかない可能性があります。
なぜなら、腕の付け根が痛む原因は、腕の付け根以外に求められる場合もあるからです。
こういわれても「肩甲骨周りの筋肉の凝りをほぐした結果良くなったのなら、凝りが原因なのでは?」と不思議に思いますよね。問題になるのは、なぜ凝りが発生したのか?といった部分です。
凝りや痛みが発生した場合、実は腕の付け根周辺だけではなく他の部分に原因が認められることもあるのです。
例えば、手首の関節が固まっていたりズレたりしたせいで、筋膜(※)がよじれてしまい腕の付け根に痛みが出る可能性も。
手首の筋肉を覆う筋膜は、腕はもちろん肩、顔までつながっています。手首部分で筋膜がよじれてしまうと、腕を動かそうとするたびに筋膜が引っ張られ、腕の付け根部分に痛みが出る結果になります。
例えるなら、濡れた服を着たまま動こうとすると、服に引っ張られて上手く動けませんよね。このような状態が、皮膚の下で起こっている可能性があるのです。
このように他の部分に原因がある場合、どれだけ対処しても根本原因が手つかずのままになるため、いつまでたっても痛みがぶり返すことに。
「ストレッチをすると確かに痛みが緩和できるけれど、少し経つとまた痛み出す…」
上記のように感じている場合、全身のバランスを整えることで根本原因の改善を促せるかもしれません。
(※)筋膜とは
全身の筋肉を覆う膜状の組織を指す。筋肉を保護したり、筋肉が収縮したりするときの滑りを良くする役割を持ちます。
6. 腕の付け根の痛みを早期に緩和・予防をするなら整体の利用がおすすめ
腕の付け根の痛みには、痛む場所以外に原因があるかもしれないと紹介しました。
では、実際に根本原因を見つけるには、どのような方法があるのでしょうか?一つの答えが「整体」の利用です。
なぜなら、整体は腕の付け根という痛む箇所だけをピンポイントで見るのではなく、体全体や生活習慣を加味した上で根本原因を見つけ出す施術を行うためです。以下、簡単に病院との違いを見てみましょう。
【病院と整体の違い】
病院 | 整体 | |
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検査範囲 | 腕の付け根周辺 | 全身の筋肉・腱のバランスと関節の状態 |
原因の見極め方 | レントゲン MRIなど | 全身の筋肉のバランス 姿勢 生活習慣 |
主な治療/施術 | 痛み止めの注射 電気治療 リハビリなど | 全身の筋肉バランスを調整 関節・歪みの調整 |
もちろん、腕の付け根部分に炎症などの原因があったり、他の病気が原因だったりした場合は病院に行くべきです。しかし、患部に原因が見当たらないと、病院の場合は対処療法になりがちなことも事実です。
一方で整体は、痛む場所だけを重視するのではなく、全身を見ながら「なぜ腕の付け根に痛みが出たのか」を追求していくところ。
「病院では問題ないと言われたけれど、相変わらず痛い」「どう考えても関節の炎症ではないところが痛い…」このような場合にこそ、整体の利用がおすすめになるのです。
では、ここから整体がおすすめになる理由をより詳しく見ていきましょう。
6-1. 体全体のバランスを見るため根本原因を見つけられる
ひとつ目の理由は、体全体のバランスを見るため根本原因を見つけやすくなるからです。
先述してきたように、腕の付け根の痛みに限らず、凝りや痛みは姿勢の悪さや生活習慣の癖によって生じることがあります。
そして、姿勢の悪さや生活習慣の癖をそのままにすると骨格にも影響が出ます。
骨と筋肉は密接した関係にあり、筋肉を一時的にほぐせたとしても、歪んだ骨に引っ張られることで、また筋肉の緊張状態を招いてしまうことがあるのです。
この仕組みこそ、マッサージ機などで一時的に痛みが緩和できても、すぐに痛みがぶり返す原因といえるでしょう。
整体では、痛みを覚えている部分だけを見るのではなく、体全体のバランスを見るため、上記のような根本原因を見つけやすいのです。
痛みの原因が不明で、今まで対処療法しかできなかったという方こそ、整体の利用がおすすめになります。
6-2. 施術で姿勢や骨格などの歪みを整えられるから
ふたつ目の理由は、施術によって姿勢や骨格などの歪みを整えられるためです。
「どこがどのように干渉して腕の付け根が痛くなったのか」という、根本原因を見つけた上で施術を行うため、より効率的な施術を受けられる点もうれしいところ。
また、施術によって姿勢や骨格の歪みを整えられるということは、根本原因を取り除くことにも通じます。今感じている痛みの緩和が期待できるだけではなく、痛みがぶり返す可能性そのものも低くできるのです。
ずっと痛み止めが手放せない状態が続いていたのであれば、ぜひ整体の利用を検討してみてください。
7. 腕の付け根の痛みを根本から緩和するならJITANBODYにご相談ください
原因不明の腕の付け根の痛み、繰り返す腕の付け根の痛みを緩和したいのなら、お近くのJITANBODYにお任せください。
JITANBODYでは、初回以降、僅か20分の短い施術で「腕の付け根の痛み」の根本原因にしっかりアプローチ。痛みを緩和するための施術を行っています。
JITANBODYをおすすめする理由は以下の通りです。
腕の付け根の痛みを根本から緩和するためにJITTABODYがおすすめの理由 |
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
7-1. 丁寧なカウンセリングと徹底した検査で根本原因を見つけ出す
JITANBODYでは、初回に丁寧なカウンセリングと徹底した検査を行います。
そしてカウンセリング&検査で判明した事実を基に、痛みの根本原因へアプローチするためのオーダーメイドの施術を行っているのです。
腕の付け根に限らず、人の体は人の数だけ個性や癖があります。
機械的に「〇〇が痛いなら○○をほぐす」という施術を行うのではなく、あなたの体に合った施術を行うことで、より効果を期待できる施術になるのです。
なお、JITANBODYの施術は20分程度となっていますが、初回はしっかりとしたカウンセリング・検査のために45分ほどの時間をいただいています。施術より長い時間をかけることでも、根本原因の特定に力を入れていることが分かるのではないでしょうか。
【カウンセリング・問診の内容例】
- 現在痛む部分
- 既往症の有無
- お仕事の内容
- 痛みが緩和したらやってみたいことなど
【検査内容の例】
上記のように、可動域のチェックだけではなく、写真に撮ってお客様自身にも歪みを確認してもらいます。徹底したカウンセリングと検査、そしてお客様に納得してもらった上で、根本原因へアプローチしていきます。
7-2. スタッフ全員が国家資格取得者!専門的な施術を受けられる
JITANBODYに在籍しているスタッフは、全員が整体に関わる何らかの国家資格を取得しています。
実は整体院の開業には、特定の資格が必要とされていません。そのため、極端な話をすれば、整体に関する知識や経験を持っていなくても開業できるのです。
整体に関する知識を持っていない院で施術を行っても、痛みの緩和は期待できませんよね。しかし、JITANBODYは、先述した通り全てのスタッフが専門知識を担保する国家資格取得者です。
そのため、関節の動き方や筋肉の付き方など、専門的な知識を習得しているため安心して施術を受けられるはずです。以下、一例としてJITANBODY葛西院のスタッフが取得している資格を見てみましょう。
【理学療法士・介護福祉士・操体師】
【理学療法士】
どちらも理学療法士の資格取得者です。理学療法士を簡単に説明すれば、リハビリのプロフェッショナル。確かな知識に裏打ちされた技術で、腕の付け根の痛みを緩和してくれるはずです。
7-3. ソフトな施術なので整体院が初めてでも安心できる
JITANBODYでは、ソフトな施術を行っているため、整体を受けることが初めての方でも安心できるはずです。
腕の付け根が痛んでいる場合、ただでさえ痛みにうんざりしているのに、施術まで痛いとなれば整体へのハードルが高くなるのではないでしょうか。
JITANBODYが行っているソフトな施術は、痛みをほとんど感じないため、痛みへの耐性が低い方でも安心できるはずです。以下、実際のお客様の声を見てみましょう。
お客様の声より(JITANBODY葛西院) |
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「なんで右肩が痛くなったのか丁寧に説明をして頂きました」 右肩が痛みがずっと続いていてジテンボディに通ってみました。最初のカウンセリングなどでは右肩だけでなく全身をしっかり見ていただいて、なんで右肩が痛くなったのか丁寧に説明をして頂きました。 施術もただ揉むだけではなくなるべく痛みの出ない優しいものが多かったです。3〜4回ほど通ってみるとだんだん方の動きが良くなり、今ではほとんど違和感がありません。肩の違和感がなくなってからは趣味でしているゴルフの相談もさせていただき、そちらの調子もどんどん良くなってきています!!プライベートも趣味も充実させていきたいのでこれからも定期的にメンテナンスをお願いします! (T・Uさん 50代 男性) |
「こんな結果が出る整体は初めてです」 長年悩んでいる腰が痛くなってきたので近くで探したら見つかりました。体のバランスが悪くなっているとのことで15分くらいの施術をやりましたがどれも痛みはなく、簡単な動きでした。終わってみるとはじめよりも動きやすくなっており痛みを全く感じませんでした。こんな結果が出る整体は初めてです (遠藤彰子様 40代 女性) |
引用元:JITANBODY「お客様の声」
腕の付け根の痛みをソフトに、かつ根本から改善したいのなら、ぜひJITANBODYを訪れてみてください。
8. まとめ
腕の付け根が痛い場合、場所別で見て以下のような原因が考えられます。
場所別で見る腕の付け根が痛いときに考えられる原因 | |
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肩関節から離れた所が痛い場合 | 筋肉の凝り 外部からの刺激(ぶつけたなど) |
腕の付け根の背中側が痛い場合 | 筋肉の凝り 五十肩など |
腕の付け根の外側が痛い場合 | 腱板周りの炎症・損傷 五十肩など |
腕の付け根の前側が痛い場合 | 肩鎖関節(けんさかんせつ)の炎症 腱板の炎症、損傷 五十肩など |
腕の付け根の内側(脇側)が痛い場合 | リンパが腫れている 粉瘤(ふんりゅう) 更年期による症状 首周辺の筋肉の凝り 乳がん |
肩関節から離れた場所や、腕の付け根の背中側が痛い場合は、多くのケースでセルフケアが可能です。本記事で紹介したストレッチなどを試してくださいね。
しかし、腕の付け根の外側や前側、内側が痛い場合は重篤な病気が隠れている可能性があります。「ただ腕の付け根が痛いだけだから…」などと考えず、早急に医師に相談しましょう。
そして、病院に行っても原因が分からない。または、ずっと対処療法を行ってきたのであれば、ぜひ整体を利用してみましょう。別の部分からアプローチすることで、不快な痛みを緩和できる日が来るかもしれません。
本記事が、あなたの痛みを緩和するお手伝いになれば幸いです。
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