
「ぶつけたり、転んで手を付いた記憶がないのに、手首に痛みが出てきた」
「この痛みは一体何だろう」
手首の痛みにお悩みの方が、その原因を突き止めて、最適な対処をしたくて検索したのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、手首の痛みの原因は、以下のように「酷使」と「病気」の2つに分類されます。
【手首の痛みの原因】
酷使 | ・ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎) (親指が動くのを支える腱鞘が腱と繰り返し擦れて、炎症を起こす) |
---|---|
・尺側手根伸筋腱炎 (腕から小指に繋がる尺側主根伸筋腱の摩擦により、炎症を起こす) | |
病気 | ・キーンベック病 (手首の骨の一部が血流障害によってもろくなり、進行すると壊死・変形する) |
・尺骨突き上げ症候群 (腕の尺骨がぶつかって手首の骨の軟骨を傷めたり、関節が炎症を起こす) | |
・変形性手関節症 (手首の関節部分の骨に変形が生じる) |
どの原因が考えられるにせよ、まずは手首を安静にした上で、出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。
すぐに受診できない場合は、以下の自分でできる対処法を取り入れてみてください。
手首の痛みがある時に自分でできる対処法5つ |
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・【全員向け】手首を極力使わない ・【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす ・【痛みが強い人】市販薬を使用する ・【手首を日常的によく使う人】ツボを押す ・【手首を日常的によく使う人】腕の筋肉をほぐす |
実は、手首の痛みに対して自己判断して、そのまま放置するのは非常に危険なことです。
例えば、キーンベック病の場合、レントゲンやMRI画像がなければ診断が難しい上に、症状が進行すると手術以外の治療の選択肢がなくなってしまいます。
「自分の症状は、ただの腱鞘炎みたいだから安静にしていれば大丈夫」と、自己判断をして受診が遅れると、痛みに悩まされ続けるだけでなく、治療も長期化する可能性があるのです。
このような事態を回避し、あなたの原因に合った適切な対応ができるように、この記事では以下の内容をご紹介します。
この記事で分かること |
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・手首の酷使により痛みが生じるケース2つ ・病気により手首の痛みが生じるケース3つ ・手首の痛みがある時は出来るだけ早く整形外科を受診すべきであること ・手首の痛みがある時に自分でできる対処法 |
あなたの手首の痛みの正体を突き止め、適切に対処できるように、ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。
目次
1. 手首の痛みの原因は酷使と病気
冒頭でもお伝えしたように、手首の痛みの原因は以下の「酷使」と「病気」の2つに分類されます。
【手首の痛みの原因と対処・治療法】
原因 | 対処・治療 | |
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酷使 | ドケルバン症 (狭窄性腱鞘炎) | ・安静にする ・湿布や、炎症を抑える薬を服用する ・痛みがひどい場合は、ステロイド注射をする ・重度の場合、手術が必要になる |
尺側手根伸筋腱炎 | ・サポーターや装具で固定する ・痛みがひどい場合は、ステロイド注射をする | |
病気 | キーンベック病 | ・炎症を抑える薬を服用する ・添え木(シーネ)で固定する ・根本的治療として手術をする |
尺骨突き上げ症候群 | ・装具で固定する ・重度の場合、手術が必要になる | |
変形性手関節症 | ・湿布や、炎症を抑える薬を服用する ・痛みがひどい場合は、ステロイド注射をする ・重度の場合、手術が必要になる |
「酷使」が原因の場合は、手首を日常的に使い過ぎていることで炎症が起こり、痛みにつながっています。
「病気」の場合は、先天的な腕の骨格や、以前、手首を骨折したなどの要因が潜んでいるケースもありますが、誰にでも起こる可能性があります。
手首の痛む部分や、どんなタイミングで痛むかによって、あなたはどれに該当するか、見当が付けられるので、次章以降を参考にしてみましょう。
ただし、上記にあるように、症状が進行して重度になると、手術が必要なケースも少なくありません。
酷使による痛みなら安静にすることで改善する可能性はありますが、もし違っていたら、早期に必要な治療が受けられず、症状が進行して手術が必要になる可能性があります。そのため、自分の痛みの原因に見当を付けたらまずは、受診するようにしてくださいね。
2. 手首の酷使により痛みが生じるケース
手首の痛みの原因は「酷使」と「病気」の2種類がありますが、酷使により痛みが生じるケースは以下の2つです。
手首の酷使による痛みが生じるケース2つ |
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・ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎) ・尺側手根伸筋腱炎 |
手首をよく使っている方は、痛みの原因を突き止められるように、読み進めてみましょう。
2-1. ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎)
ドケルバン(狭窄性腱鞘炎)は、以下のように、親指が滑らかに動くようにする2つの「腱」を支える「腱鞘」という組織が、腱と繰り返し擦れることで炎症が起こった、いわゆる腱鞘炎の一種です。
手首を酷使する生活を送っている方で、手首の親指側に痛みがある場合は、ドケルバン症の可能性があります。
近年では片手の親指だけでスマートフォンを操作している方の発症例が増加しているため、「スマホ腱鞘炎」と呼ばれることも少なくありません。
なお、ドケルバン症は女性ホルモンの変化によっても起きるため、手首を酷使していなくても、初産の妊娠・授乳期や、更年期の女性に多く見られます。
その他に、糖尿病や関節リウマチといった病気の合併症として、ドケルバン症が起きるケースもあります。
ドケルバン症の特徴は、以下の通りです。
【ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎)の特徴】
痛むタイミング | ・手首を動かした時 |
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痛む部分 | ・手首の親指側 |
なりやすい人 | ・スマホを長時間使う ・妊娠、出産期の女性 ・更年期以降の女性 ・パソコン作業が多い ・文字をよく書く ・手首に負担が掛かりやすい仕事やスポーツをしている ・楽器の練習や演奏をする機会が多い ・糖尿病がある ・人工透析を受けている ・関節リウマチがある |
判断ポイント | 親指を握り込んだ状態で手首を小指側に曲げて、手首の親指側の痛みが増す場合、ドケルバン症の可能性が高い |
こうした特徴や、判断ポイントとなる動作で痛みが増す場合は、ドケルバン症の可能性が高いと言えるでしょう。
2-2. 尺側手根伸筋腱炎
尺側手根伸筋腱炎(しゃくそくしゅこんしんきんえん)は、手首の酷使によって、以下の「尺側手根伸筋腱」に摩擦が発生し、炎症が起きたものです。
この尺側手根伸筋腱は、手首を反らす動作を助けたり、握力や手首を曲げる調整に重要な役割を果たしています。
そのため、手首をよく使う生活を送っている方で、手首の小指側に鋭い痛みがある場合は、尺側手根伸筋腱炎の可能性があります。
実際、テニスやゴルフなど、手首を酷使するスポーツ選手の発症事例が多く見られます。
尺側手根伸筋腱炎の特徴は、以下の通りです。
【尺側手根伸筋腱炎の特徴】
痛むタイミング | ・手首を回した時 ・ものを持ち上げようとした時 ・手を伸ばそうとした時 |
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痛む部分 | ・手首の小指側に鋭い痛み |
なりやすい人 | ・テニスやゴルフなど、手首に負担が掛かりやすいスポーツをしている ・運送業など、手首に負担が掛かりやすい仕事をしている ・手首を繰り返し使う機会が多い |
判断ポイント | ・手首を回すとクリック音が生じる ・胸の前で両手を合わせて、手首を起点にして下に回すと、通常は小指がおなかにつくが、尺側手根伸筋腱炎の場合は痛みのため途中で止まる |
こうした特徴や、判断ポイントとなる動作で痛みが増す場合は、尺側手根伸筋腱炎の可能性が高いと言えるでしょう。
3. 病気により手首に痛みが生じるケース
続いて、病気によって手首の痛みが生じるケースについても確認していきましょう。
病気により手首に痛みが生じるケース3つ |
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・キーンベック病 ・尺骨突き上げ症候群 ・変形性手関節症 |
手首をよく使っていると思わない方は、こうした病気に該当する可能性があるので、それぞれの特徴を把握してご自身に当てはまるかどうか見当をつけましょう。
3-1. キーンベック病
キーンベック病とは、手首の骨の一部である、以下の「月状骨(げつじょうこつ)」の血流障害によって血流が低下した結果、骨がもろくなり、進行すると壊死、変形してしまう病気です。
手首の甲側に痛みがある場合はキーンベック病を疑いますが、なぜ血流障害が起きるかについて、その原因は現時点では分かっていません。
キーンベック病の特徴は、以下の通りです。
【キーンベック病の特徴】
痛むタイミング | ・物を握った時 ・手をついた時 ※安静にしていても痛みを生じる場合がある |
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痛む部分 | ・手首の甲側 ※症状が全くない場合もある |
なりやすい人 | ・手首をよく使うことが原因とは断定できず、誰にでもなる可能性がある |
判断ポイント | ・手首に膨らみができる ・手首を反らしたり、曲げたりしにくい |
こうした特徴に当てはまる場合は、キーンベック病の可能性が高いと言えるでしょう。
ただ、キーンベック病の場合、症状が全くない場合もあり、自分で判断するのは難しいです。このため、実際のところは整形外科を受診し診断を受けるまでは断定できません。
3-2. 尺骨突き上げ症候群
尺骨突き上げ症候群は、以下のように、手首の骨に前腕の「尺骨(しゃっこつ)」がぶつかり合って、手首の骨(月状骨)の表面を覆う軟骨を傷める、もしくは関節が炎症を起こした状態です。
キーンベック病と似ていますが、キーンベック病は上記で赤く示した月状骨全体がもろくなるのに対して、尺骨突き上げ症候群は、月状骨の一部だけに炎症が見られます。
手首を酷使した覚えがないのに、手首の小指側に痛みがある場合は、尺骨突き上げ症候群の可能性があります。
尺骨突き上げ症候群の特徴は、以下の通りです。
【尺骨突き上げ症候群の特徴】
痛むタイミング | ・ドアノブを回そうとした時 ・雑巾を絞る時 |
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痛む部分 | ・手首の小指側 |
なりやすい人 | ・先天的に手首の尺骨(しゃっこつ)が橈骨(とうこつ)がより長い ・骨折して、手首の尺骨が橈骨がより長くなった ※上記に該当しない場合もある |
判断ポイント | ・手を小指側に倒すと痛む |
こうした特徴や、判断ポイントとなる動作で痛みが増す場合は、尺骨突き上げ症候群の可能性が高いと言えるでしょう。
3-3. 変形性手関節症
変形性手関節症は、以下の手首の関節(橈骨・舟上骨・月状骨)の部分に変形が生じる病気です。
変形性関節症は、膝や股関節に発生する頻度が高いことで知られていますが、手首に生じるケースもあるのです。
原因ははっきりと分かっていませんが、何十年も前の骨折やケガが原因となって起こる場合も確認されています。
手首を酷使した覚えがないのに、手首の親指側の痛みと腫れが生じている場合は、変形性手関節症の可能性があります。
変形性手関節症の特徴は、以下の通りです。
【変形性手関節症の特徴】
痛むタイミング | ・テレビを見ている時など、後ろに手をつけない |
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痛む部分 | ・手首の親指側 ※腫れを伴う場合もある |
なりやすい人 | ・手首を骨折したことがある人 ・手をついて骨折はしなかったが、腫れたことがある人 ※上記に該当しない場合もある |
判断ポイント | 以前はできていた動きがスムーズにできなくなった |
こうした特徴や、判断ポイントに当てはまる場合は、ドケルバン症の可能性が高いと言えるでしょう。
4. 手首の痛みがある時は出来るだけ早く整形外科を受診しよう
あなたの手首の痛みの原因が絞り込めてきたと思いますが、医師によって正式な診断をしてもらえるように、出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。
なぜなら、「きっと軽度のドケルバン症(腱鞘炎)だから大丈夫」といった自己判断で、明確な原因を突き止めないでいるのは、非常に危険なことだからです。
例えば、ドケルバン症とキーンベック病は見分けが難しく、レントゲンやMRI画像でなければ判断できない場合があります。
それなのに、自分でドケルバン症と決めつけて、サポーターをしたり、湿布を貼ったりしていると、その間に症状を進行させてしまいかねません。
キーンベック病だった場合、軽度であれば添え木などでの固定で済みますが、進行して重度になると、手術以外の選択肢はなくなります。
症状が進行しないうちに、適切な治療を受けられるように、出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。
特に以下の一つでも当てはまる場合は、すぐに整形外科へ、リウマチや糖尿病などの基礎疾患がある方は、かかりつけ医に行ってください。
【特に「すぐに」受診すべき目安】
- 手首の痛みが2週間以上、続いている
- 痛み止め薬を服用しても、痛みが緩和しない
- リウマチ、糖尿病などの基礎疾患がある
上記に該当しなくても、症状が軽いうちに治療を開始できるように、出来るだけ早く病院を受診することをおすすめします。
5. 手首の痛みがある時に自分でできる対処法
手首の痛みがある場合は早めの受診をおすすめしますが、病院が休みだったり、大切な用事があったりする場合もあるかと思います。
そんな時は、炎症を悪化させる可能性があるので、痛む箇所をグリグリと揉んではいけません。
以下の自分でできる5つの対処法を試しましょう。
手首の痛みがある時に自分でできる対処法5つ |
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・【全員向け】手首を極力使わない ・【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす ・【痛みが強い人】市販薬を使用する ・【手首を日常的によく使う人】ツボを押す ・【手首を日常的によく使う人】腕の筋肉をほぐす |
あなたの手首の痛みを緩和できるように、ぜひ実践してみてください。
5-1.【全員向け】手首を極力使わない
全ての方にしていただきたいのは、手首を極力使わずに済むように、手首を動かす作業を避け、安静にすることです。
手首を使うことで、痛みが出るだけでなく、症状が進行する可能性があるからです。
重いものを持たない、もしくは持ち上げる際に片手ではなく両手で持ち上げるなど、手首に負担をかけないように意識しましょう。
しかし、特に利き手の手首に痛みがある場合は、仕事や赤ちゃんのお世話など、どうしても手首を使わなければならない場面もあると思います。
そんな時は、以下の方法を取り入れてみましょう。
- 手首を固定するサポーターを装着する
- スマートフォンを操作する時は、両手で持つ
- パソコンを操作する時は、手首の下にクッションを敷く
痛みを軽減できるように、まずは手首を休ませてあげましょう。
5-2.【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす
手首がジンジンと熱く感じられる場合や、腫れがある場合は、その箇所を冷やしましょう。
炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できるからです。
氷嚢(ひょうのう)、もしくは氷を入れたビニール袋を、痛む箇所が冷えるまで20分程度、手首に当てます。
手首が熱を持っている場合は、湯船につかって体を温めるのは逆効果なので、やめておきましょう。
5-3.【痛みが強い人】市販薬を使用する
手首の痛みが強い場合は、用法用量を守った上で、市販の痛み止め薬を服用したり、湿布を使用しても構いません。
痛みを効果的に緩和できるからです。
ただし、痛みが和らいだからといって手首を使い続けたり、病院を受診しないでいると、症状が悪化する可能性があります。
あくまで一時的な対処法として、市販薬を使用しましょう。
5-4.【手首を日常的によく使う人】ツボを押す
手首を日常的によく使う方は、ツボを押すのがおすすめです。
手首に繋がる筋肉の緊張を和らげて、痛みを改善する効果が期待できるからです。
一回10~15秒程度を、一日3回、もしくは痛みを感じるタイミングで、ツボを気持ちいいと感じる強さで押しましょう。
以下の「合谷(ごうこく)」は、親指と人差し指の付け根の、やや人差し指寄りにあるツボです。
手首に繋がる筋肉の緊張を和らげるだけでなく、肩こり改善も期待できる万能のツボと言われています。
以下の「手三里」は、肘を直角に曲げた時にできるシワの一番外側から、人差し指・中指・薬指の三本分、離れたところにあるツボです。
手首だけでなく、腕や肘の痛みの改善が期待できます。
日常的に手首をよく使う方は、手首に疲れをためないように、ツボ押しを取り入れてみましょう。
5-5.【手首を日常的によく使う人】腕の筋肉をほぐす
手首を日常的によく使う方は、ストレッチをして腕の筋肉をほぐすのも、おすすめです。
手首に繋がる腕の筋肉のこわばりを緩めることで、痛みの改善が期待できるからです。
以下のグーパー体操は、スキマ時間に簡単にできるので、一日に3~4回取り入れてみましょう。
1. ゆっくりと指を伸ばして、パーの状態を3秒キープする
2. ゆっくりと指を丸めて、グーの状態を3秒キープする
3. 上記を10回繰り返す
手首に繋がる筋肉が伸び縮みして、血流が良くなるのが感じられればOKです。
6. 手首の痛みが改善しないなら他に原因が隠れている可能性あり
あなたの症状に合わせた対処法が、お分かりになったことと思います。
ここでお伝えしたいのは、病院に行っても手首の痛みが改善しないケースもあり、その場合は他に原因が隠れている可能性があるということです。
病院に行っても手首の痛みが改善しないケースには、主に以下の3つがあります。
- 画像検査では異常がなく、はっきりとした原因が分からなかった
- 処方された湿布や痛み止め薬を使用したが、いまいち改善が見られない
- しばらくして痛みが再発した
上記に該当する場合、痛みを起こしたり治りにくくさせている原因が他にある可能性があります。
その原因というのが、姿勢の悪さや体の歪みです。
どういうことかピンとこないかと思いますので、順を追って説明します。
例えば、姿勢が悪かったり、重心が偏っていたりすると、背骨をはじめとした骨格に歪みが生じます。
このことで、悪い姿勢がクセ付いてしまい、肩周りの筋肉が凝り固まりやすくなってしまいます。
肩から手首にかけて、筋肉はつながっていますから、肩にかかる負担がやがて肘や手首にまで影響してきます。このように、姿勢の悪さや体の歪みがあると、手首に余計な負担がかかる状態となってしまい、痛みが出やすかったり治りにくかったりするのです。
病院に行っても手首の痛みが改善しない方は、こうした知らず知らずのうちに引き起こされた体の歪みが、その痛みを生じさせている可能性があるのです。
7. 手首の痛みの根本改善を目指すなら整体院の利用がおすすめ
病院に行っても手首の痛みが改善しない場合は、体の使い方のクセや姿勢の悪さ、それに伴って起きた体の歪みが原因となって痛みを引き起こしている可能性があります。
このような場合に手首の痛みの根本改善を目指すなら、整体院の利用がおすすめです。
その理由は以下の3つです。
整体院の利用がおすすめな理由 |
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・実力ある整体院なら手首の痛みの根本原因にアプローチできる ・手首の痛みを起こさない状態を目指せる ・生活習慣や手の使い方についてのアドバイスをもらえる |
詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
7-1. 実力ある整体院なら手首の痛みの根本原因にアプローチできる
実力ある整体院なら、手首の痛みの根本原因にアプローチすることができます。
なぜなら、高い施術実績や資格に裏付けられた高い技術や、豊富な知識を持つ整体師に施術してもらえるからです。
ホームページで施術実績や口コミをチェックする以外に、施術する整体師が、以下の国家資格を取得しているかどうかを、確認するのもおすすめです。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 柔道整復師
- 鍼灸師
- あんまマッサージ指圧師
整体院は無資格・未経験でも開業できるので、知識も経験も乏しい名ばかりの整体師に当たると、根本原因にアプローチできないばかりか、手首に触れられて炎症が悪化するケースもあります。
人体の構造や、機能回復法を熟知した整体師がいる整体院を利用して、あなたの手首の痛みの根本原因からを突き止めてアプローチしてもらいましょう。
7-2. 手首の痛みを起こさない状態を目指せる
整体院を利用することで、手首の痛みを起こさない状態を目指せます。
なぜなら、整体院では手首だけでなく全身に目を向けて、総合的なバランスを整える施術を行うからです。
整体では、痛みが出ているのが手首であっても、全身の状態をくまなく調べます。
このことで、体のどこに歪みがあるのか突き止め、施術により歪みを取っていきます。
これにより、体のバランスを整えて、手首に余計な負担がかかりづらい状態へと導くのです。
7-3. 生活習慣や手の使い方についてのアドバイスをもらえる
整体院では、生活習慣や手の使い方についてのアドバイスをもらうこともできます。
整体院では筋肉がこわばっている部分から、日常的なクセを見抜き、筋肉のこわばりをほぐした上で、その筋肉に負担をかけないようにするには、どうしたらよいのかアドバイスをしてくれます。
例えば、当院JITANBODYでも、以下のように姿勢や日常生活のアドバイスを行っています。
手を良く使う仕事で、腱鞘炎で親指の付け根が痛くなり悩んでいました。
仕事柄仕方がないと諦めていたのですが友人からの紹介で先生にお世話になることになりました。結果に拘っているというだけあって施術後は不思議なくらい痛みがありませんでした。
また仕事での負担を減らす為のアドバイスもくださり本当に感謝しています。
(30代 女性)
このように整体院では、その場で痛みを緩和する施術を行うだけでなく、今後、痛みが起きにくくなる習慣までアドバイスしてくれるのです。
8. 手首の痛みにお悩みならJITAN BODYにご相談ください
手首の痛みの根本改善を目指すなら、「JITAN BODY」に、ご来店いただければと思います。
JITAN BODYは、今ある痛みを緩和させるだけでなく、根本改善や再発予防を目指す整体院です。
当院の技術の高さを実感した、数多くの医師や医療関係者、専門家から推薦の声をいただいています。
全国に店舗展開しておりますので、手首の痛みにお悩みの方は、ぜひお近くのJITAN BODYにご相談ください。
当院をおすすめする理由は、以下の3つです。
JITAN BODYをおすすめする理由 |
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・一人ひとりの生活スタイルと根本原因にアプローチした施術をする ・入店から会計まで全てが約20分で完了する ・痛みのないソフトな整体だから安心できる |
もう手首の痛みに悩まなくて済むように、ぜひ読み進めていただけると幸いです。
8-1. 一人ひとりの生活スタイルと根本原因にアプローチした施術をする
当院では、お一人おひとりの生活スタイルと根本原因にアプローチした施術を行っています。
これは、整体師全員が国家資格取得者で、初回カウンセリングに45分程度の時間をかけてお客様の現在の状態を把握し、オーダーメードの施術を提供するからこそ、できることだと自負しています。
初回カウンセリングでは、痛みのある部分や、痛みの度合い以外にも、以下のような内容を細かくヒアリングさせていただきます。
- どのような仕事をしているか
- どのような姿勢で仕事をしているか
- 勤務時間はどれくらいか
- 普段どれくらい運動しているか
- 過去にどのようなスポーツをしていたか
- 過去に大病やケガをしたか など
不安に思っていることや、今まで試したことなどありましたら、何でもお気軽にお聞かせください。
その後、あなたの体がどのようなバランスになっているのか、全身の筋肉や関節の状態や、歩き方のクセなどからチェックさせていただきます。
これらの情報を元に、お一人おひとりに合わせて、根本原因にアプローチした施術を行います。
8-2. 入店から会計まで全てが約20分で完了する
当院では、ニ回目以降は、入店から会計まで全てが約20分で完了します。(初回はカウンセリングや検査があるため45分程度かかります)
根本原因にアプローチするからこそ、短時間での施術で手首の痛みの緩和や根本改善が期待できるのです。
整体の施術時間は長いほど効果があるように感じますが、実際には施術時間が短いほど体への負担は少なくなるので、回復は早くなります。
一回の施術時間が短いからこそ、お忙しい方や、お子様連れの方にも気軽に通いやすいと、ご好評をいただいています。
「本当にびっくりしました」(30代女性)
出産をしてから親指の付け根の痛みでとても悩んでいました。
整骨院には通っていたのですが、なかなか変わらず、子供も小さい為あまり時間を使うことはできないので諦めかけていました。
近くにあったのを知っていたので1回試しに行ってみようと思い先生にお世話になりました。
あんなに痛かったはずなのに今では全然痛くない!!
本当にびっくりしました。
※効果には個人差があります
8-3. 痛みのないソフトな整体だから安心できる
当院では、痛みのないソフトな整体を行っておりますので、安心してお越しください。
バキバキと音をならす施術は体への負担が大きく、力を抜いて楽な方向へと体を動かす「操体法」をベースにした施術を採用しているからです。
痛みを感じている手首を無理に触ったり動かしたり、ということはありません。
痛みのないソフトな整体で体をほぐした後は、自宅でできるセルフケアや、日常生活を過ごす上でのアドバイスもお伝えさせていただきますので、普段から手首の痛みの根本改善に取り組んでいただけます。
短時間であなたの手首の痛みを根本から改善する施術を体感しに、ぜひJITAN BODYにいらしてください。スタッフ一同、お待ちしております。
9. まとめ
最後に、本文の要点をまとめます。
手首の痛みの原因は、以下の「酷使」と「病気」の2つに分類されます。
【手首の痛みの原因】
酷使 | ・ドケルバン症(狭窄性腱鞘炎) ・尺側手根伸筋腱炎 |
---|---|
病気 | ・キーンベック病 ・尺骨突き上げ症候群 ・変形性手関節症 |
いずれの原因にせよ、すぐに整形外科を受診していただきたいですが、特に以下の一つでも当てはまる場合は、出来るだけ早い受診をおすすめします。
- 手首の痛みが2週間以上、続いている
- 痛み止め薬を服用しても、痛みが緩和しない
- リウマチ、糖尿病などの基礎疾患がある
すぐに受診できない場合は、以下の自分でできる対処法を試しましょう。
- 【全員向け】手首を極力使わない
- 【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす
- 【痛みが強い人】市販薬を使用する
- 【手首を日常的によく使う人】ツボを押す
- 【手首を日常的によく使う人】腕の筋肉をほぐす
なお、手首の痛みが改善しない場合は、体の使い方のクセや、それに伴って起きた体の歪みが原因となっている可能性があります。
思い当たる方は、整体院の利用がおすすめです。
実力ある整体院で整体を受けて、根本原因からアプローチし、あなたの手首の痛みが解消されることを祈っています。
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