治らない足底筋膜炎の原因は「足」と「靴」!痛みを和らげる方法解説

「病院に行っても足底筋膜炎がなかなか治らない!どうしたら痛みがなくなるの?」
「足が痛くて歩くのが辛い。足底筋膜炎って完治しないのだろうか?」

足底筋膜炎の痛みで病院に行っても良くならず、このまま治らないのではないかと不安に思っていませんか?

結論からお伝えすると、足底筋膜炎は以下の対策を施すことで、9割の方が数か月で痛みを改善できています。

【足底筋膜炎の対処方法(一例)】

  • 下記の運動療法を行う
    ストレッチ
    マッサージ
    歩き方の指導 など

  • インソール(足底挿板)を使用する

基本的に足底筋膜炎は、立ちっぱなしなどの日々の生活習慣が積み重なり、起こる炎症です。

そのため、治るまでに一定の期間がかかります
どうしても痛みが強い場合は、ステロイド剤などの注射を打ったりして対処しましょう。

とはいえ、ステロイド剤の注射は痛いうえに、一定期間しか効かず、完治もしません。

「注射しないで痛みを和らげる方法はないのか…」
そう思う方も多いはず。

そこで今回この記事では、なかなか治らない足底筋膜炎のために、痛み対策をご紹介します。

自宅でできるものはもちろん、注射しないで痛みを和らげる意外な方法まで、幅広くお伝えします。

なかなか症状が良くならない方は、ぜひできるところからお試しください。

1. 治らない足底筋膜炎は「足」と「靴」の2つにアプローチしよう

冒頭でも触れたように、通常、足底筋膜炎は、以下の対策を取ることで約9割の方が痛みを和らげることに成功しています。

しかし、1割の方は3~6か月以上痛みが続き、ひどい時は数年間足の痛みを訴える方もいます。

こうした症状を引き起こす原因として、「足」「靴」の2通りの原因が考えられます。

【足や靴が原因となる例】


  • 体重増加で足に負担増
    足の筋力や柔らかさ不足
    足の使いすぎ
    歩行、立ち仕事、運動など

  サイズが合っていない
  ※足の形が原因の可能性もあり

足底筋膜炎は「2.治らない足底筋膜炎を緩和するための7つの方法」を行うことで、痛みが数か月で治まる可能性があります。

しかし、根本原因を解決できない場合、いくら対策を重ねても足底筋膜炎の炎症はなかなか改善しないでしょう。

さらに、こうした痛みが6か月以上続くようであれば、手術を検討した方がいいこともあります。

まずはあなたの足底筋膜炎に合った対処法を施していきましょう。
具体的な対策は次章でご紹介いたします。

参考:足底腱膜炎の治療開始から治るまでの流れを教えてください。 |足底腱膜炎

2. 治らない足底筋膜炎を緩和するための7つの方法

さっそく足底筋膜炎の痛みを軽減するための、対策をお伝えしていきましょう。

対策は下記の7つです。

【足底筋膜炎の痛み対策7つ】

1つずつ説明していきます。

2-1.【足】患部を休ませる

まずは、患部を休ませることで様子を見ましょう。

「足底筋膜」とは、かかとから足の指に向かってのびる筋膜を指します。

足底筋膜は足のアーチ構造※を支える、とても重要なパーツでもあります。

※足のアーチ構造:足の骨は縦のアーチ+横のアーチが組み合わさることで安定したドーム型になっており、体全体を支えられます

 

しかし、

  • 体重増加
  • 長時間の立ち仕事
  • 激しいスポーツなど

を繰り返すと、足底筋膜とかかとの骨が合わさる部分に小さな傷が生じ始め、痛みを感じるようになります。

患部をしばらく休めることで足底筋膜への圧迫が減り、その分痛みが軽減する可能性があるでしょう。

2-2.【足】ストレッチを行う

足底筋膜炎を軽減するためには、足底筋膜をゆっくり伸ばすと同時に、ふくらはぎなどの周辺の筋肉もほぐしておくことが大切です。

ふくらはぎの筋肉が固まると、足底にかかる負荷も増えてしまいます。その分、炎症を起こしやすい状況を作ってしまうからです。

ストレッチを行う際は、以下のような方法を試してみましょう。

【STEP1】まずは足底筋膜を伸ばす
(1日あたり10回×3セット)
かかととつま先を両手で持ち、ゆっくり自分側へ倒します。
足裏がすーっと伸びたらOKです。

【STEP2】ふくらはぎを伸ばす
(左足と右足×3セット
両足を前後に開きます。前に来た足は、そのまま膝を前に突き出し、屈伸するように曲げていきます。
この際、後ろ足のかかとは床から離れないように注意します。

後ろ足のふくらはぎがゆっくり伸びていくのがわかります。
そこで10秒間キープしましょう。
反対側のふくらはぎも、同じ手順で伸ばしていきます。

このように、普段から足裏とふくらはぎを伸ばして、柔らかくしておくことで、負荷がかかった場合も緊張にしにくい状態になります。

強張って腱や筋肉が固くなることも減るので、炎症を起こしにくくなるでしょう。

2-3.【靴】インソール(足底挿板)を使用する

インソール(足底挿板)を使用して、足底にかかる圧力を調整するのも有効的です。

足底筋膜炎で用いられるインソールは、以下のような種類があります。

【インソールの例】

  • かかとの衝撃を吸収するもの
  • かかとの内側を高くしてかかとが内側に入り込まないように調整したもの
  • 土踏まず部分を高くしたもの など

こうしたインソールは、整形外科などの病院で、一人一人の症状や状態に合わせて足の型を取り、制作してくれます。

傷病の治癒のために必要なものなので、保険適応となります。
ご不安な方は一度、受診前に医院に確認することをお勧めします。

2-4.【靴】靴を変える

靴のサイズが合わず、足底筋膜炎を引き起こしているケースもあります。

このような場合は、自分の足のサイズに適した靴を履くようにすることで、炎症が治まる可能性があります。

合わない靴を履き続けていると、症状が悪化してしまうので、すぐに中止しましょう。

また、サイズを見る際は、「24cm」「25cm」など一般的な靴のサイズ(縦の長さ)だけを見てはいけません。

縦の長さ以外にも、次のようなポイントに気を付けて選ぶようにしましょう。

【靴を選ぶ際のチェックポイント】

  • 足の縦の長さ
  • 足の横幅
  • 足の甲・アーチの高さ

スリッパ、ビーチサンダルなどはクッション性が低いため、足底筋膜を痛めるリスクがあります。

ハイヒールなども足底筋膜を不自然に引っ張る可能性があり、症状を悪化させることもあります。

炎症を起こしている間は、極力履かないように注意しましょう。

2-5.【病院】注射をする(ステロイド剤)

足底筋膜炎を改善する上で、一般的な治療としてステロイド剤の注射があります。

ステロイド剤の注射を打つと、痛みが和らぎ症状が改善したかのように感じますが、時間が経つと再発することも多くあります。

そのため、注射がしばらく効いている間に、ふくらはぎや足底をほぐすストレッチを十分に行い、ほぐしておくことが重要です。

注射では一時的な改善ができるだけなので、あくまでも基本的なストレッチを欠かしてはいけません。

なお、ステロイド剤の注射を何度も打つと、結果的には足の筋組織を傷め、足底筋膜炎を悪化させてしまうリスクがあります。

ここぞというときだけ注射に頼るようにし、日常的にふくらはぎや足裏を柔らかくしておくことが最終的な痛みの緩和に役立つでしょう。

2-6.【病院】体外衝撃波治療(ESWT)を受ける

病院では、体外衝撃波治療(ESWT)を受けることもできます。

体外衝撃波治療(ESWT)とは…

皮膚の上から衝撃波を照射し、トラブルを起こしている足底筋膜の炎症に働きかけます。

※難治性の足底筋膜炎は保険適用です

体外衝撃波治療では、1回あたり5~10分ほどの衝撃波を与えていきます

 

皮膚を切ったり縫ったりしないため、患者本人への負担は少なく、傷跡が残ることもありません。

しかし、施術中は痛みを伴うため注意が必要です。

施術中痛みを感じる場合は、医師と相談することで衝撃波の強さの調整を行ってくれることもあります。

2-7.【病院】手術(最終手段)

ここまでの対策でも改善しない場合は、最終的に手術を受けることで痛みが改善します。

手術方法としては、かかとに5mm程度の穴を空け、内視鏡と器具を入れて手術を行います。

痛みを引き起こしている足底筋膜の一部を切離することで、痛みの再発を防いでいきます。

しかし手術を行ったことで、かえって足のバランスがおかしくなってしまったり、思ったよりも痛みが軽減しないこともあります。

そのため、手術を行うかどうかは慎重に考えて決めましょう。

参考:足底腱膜炎の診断と治療について – 岐阜市 – 森整形外科リハビリクリニック

3.足底筋膜炎自体は完治できないが整体で痛みの緩和が期待できる

自宅や病院でできる対策をご紹介してきましたが、特に病院での治療となると、患部に直接触れるため痛みを伴うことが多くなります。

頑張って治療に臨んだものの炎症が再発してしまう場合もあり、がっかりされる方も多いのではないでしょうか?

実は足底筋膜炎は、整体で痛みの軽減を図ることができます。

足底筋膜炎を発症してしまう原因として、以下のことが考えられるからです。

足底筋膜炎の原因

  • 足全体の筋力不足
  • 足全体の柔軟性不足
  • 上記から来る全身の歪み

上記3つの原因により、日常的に足裏の筋膜に過剰な負担をかけ、痛みが出ていることがあります。

このような場合、いくら足底筋膜だけを治療しても意味がありません。

重要なのは、足底筋膜につながるふくらはぎや足全体の筋肉を柔らかくほぐし、さらに全身の歪みを取り除くことです。

体が正常な位置に戻り、ふくらはぎを始め周りの筋肉が弾力を取り戻すことで、足底筋膜にかかる圧力が減っていきます。

この状態を保つことができれば、筋膜が引っ張られたり強張ることもなく、痛みの出にくい状態を作ることができるのです。

整体を受けて全身のバランスが正常に整うことで、足底筋膜炎の大幅な改善が期待できるでしょう。

4.足底筋膜炎の痛みを緩和するには「根本原因」を見つけ出す整体院を選ぼう

足底筋膜炎を改善するための整体院を選ぶ際は、「痛みの本当の原因」を特定できる整体院を選ぶことが最重要です。

足裏が痛いからといって足裏ばかりに施術するようでは、本当の痛みの原因にアプローチできず、痛みが再発してしまうでしょう。

例えば足底筋膜炎のように、一見「足」に原因が集中しているように思えても、以下のような例もあるので注意が必要です。

デスクワーク中心で普段から座った姿勢が多いAさんの場合を説明しましょう。

Aさんは、もともとストレートネックで、肩こりにも悩まされていました。

しかし最近は、足底筋膜炎も発症してしまい、通勤がとても辛くなっている状況です。

Aさんの足底筋膜炎の原因を見ていくと、それは意外なところにありました。

足底筋膜炎の
意外な原因とは?

①長時間のパソコン作業で体全体が内側に入り気味になる

②慢性的な巻き肩になり肩こり発症
同時にストレートネックも発症

③前のめりに歩き、足首に負荷がかかり始める

④足首の歪みを発症。足首が固くなり、歩行時の衝撃を受け止めにくくなる

⑤足底筋膜に大きな負担がかかる
最終的に足底筋膜炎を発症!!

上記はあくまでも一例ですが、このように足底筋膜炎では体の様々な動かし方や力の入れ方が原因で、炎症を起こす場合もあります。

そのため整体院を選ぶ際は、必ず「根本原因」をしっかり見定められるところを選びましょう。

5.足底筋膜炎の辛さから解放されたいならJITAN BODYにご相談ください

出典:JITAN BODY公式サイト トップページ

ここまで足底筋膜炎の対策についてご紹介してきました。

自宅ケアも病院治療も「痛みの根本原因」を見つけ出せない事には、痛みがぶり返してしまう可能性があります。

そこで重要なのが、「何が原因で痛みを引き起こしているのか?」をしっかり見極めることなのです。

「自分で根本原因を調べるのは、難しい」
「病院に行っても同じ治療を続けるだけで、痛みが再発してしまう」

そんなお悩みをお持ちの方は、迷わずJITAN BODYへご相談ください。

JITAN BODYでは以下4つの強みを持って、お客様の痛みの改善にしっかり向き合っていきます。

JITAN BODY4つの強み
  • 足底筋膜炎の症状をしっかりヒアリングして原因特定を明確にできる
  • 症状に合わせたオーダーメイドの施術ができる
  • 安心!国家資格を持ったスタッフが施術する
  • 最短20分なので忙しい人も通える
詳しく説明していきましょう。

5-1.足底筋膜炎の症状をしっかりヒアリングして原因特定を明確にできる

足底筋膜炎の症状を細かくカウンセリングし、痛みの出ている原因を特定します。

JITAN BODYではお客様へのカウンセリングを大変重視しており、特に初回のお客様には、時間を取ってじっくりお話を伺っていきます。

なぜなら、足底筋膜炎は以下のように様々な原因によって痛みを引き起こしますが、原因をしっかり特定することで症状に適した施術ができるからです。

【足底筋膜炎の原因】

過度な運動(固い地面などで)
激しいジャンプやランニングをした
日常生活
  • 長時間の歩行
  • 長時間の立ち仕事
  • サイズの合わない靴
  • 体重増加
  • 足全体の筋力不足
  • 足全体の柔軟性不足
足の形
  • 外反母趾
  • 偏平足

例えば固い地面でジャンプを繰り返した結果、足底筋膜を傷つけて炎症を起こした方は、患部を休ませたり、足に適したインソールを使用したりするなどの対応が考えられます。

しかし、長時間のデスクワークによって体全体に歪みが出た結果、足底筋膜炎を発症した方には、このような方法は本当の痛み解決につながりません。

まず全身の歪みを整えて歩く際に足にかかる負担を減らすことで、足底筋膜炎の症状を徐々に改善していくことが可能です。

このように、JITAN BODYでは炎症が起きている原因をしっかり突き止めるために、お客様に以下のようなことを細かくヒアリングします。

【JITAN BODYのヒアリング内容例】

  • 現在痛む部分
  • 普段の仕事内容
  • 普段の生活習慣
  • 治療歴
  • 投薬歴 など

お客様との会話を通じて、日常生活のなかに不調の原因が隠れていないかを探り、改善策のヒントにしていきます。

その上で、全身の状態をチェックするために、次のような検査を行います。

【検査の内容例】

  • 筋肉や関節の具合を確認
  • 歩行時のバランスを確認

丁寧なカウンセリングを進めていく中で、お一人お一人の「痛みの根本原因」を明確にし、その後の施術へとつなげていきます。

5-2.症状に合わせたオーダーメイドの施術ができる

お客様一人一人の症状に合わせて施術内容を組んでいきます。

その上で患部に直接触れることのない、無理ない施術を心がけています。

5-1.足底筋膜炎の症状をしっかりヒアリングして原因特定を明確にできる」でもお伝えしたように、足底筋膜炎の原因は、人それぞれ異なります。

そのため、すべての方に同じ施術内容を施してしまうと、痛みの根本原因に直接アプローチできない場合があり、本当の改善にはつながりません。

そこで当院では、施術前のカウンセリングを参考に、お客様の原因に合わせた施術内容を組み立てていきます。

ふくらはぎに原因がある方はふくらはぎをほぐす施術を、足首に原因がある方は足首を柔らかくする施術など最適な内容を受けていただけます。

なお、当院ではボキボキ鳴らす整体や無理に指圧を加えるような痛い施術は行っておりません。

ご高齢者、妊婦の方、過去に整体を受けて痛みが怖いと感じてしまっている方なども、安心して受けていただけます。

5-3.安心!国家資格を持ったスタッフが施術する

JITAN BODYでは、スタッフ全員が国家資格を保有しているため、安心して施術を受けていただけます。

JITAN BODYスタッフが保有している資格には、以下のものがあります。

「JITAN BODY」スタッフがいずれかを取得している主な資格(例)
理学療法
病気やケガが原因で、歩く、立つ、座るといった日常の動作が不自由になったり、体に痛みを感じる人の施術をし、基本的な運動機能を回復させる。
作業療法士
日常生活として行う食事をしたり、歯を磨いたり、掃除をしたりと、知らず知らずのうちに体のいろいろな機能を使っておりその作業を回復させていく。
柔道整復師
骨・関節・筋・腱・靭帯などの原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷に対し、整復・固定などを行い、人間の持つ回復能力を最大限に発揮させる施術を行う。
鍼灸師
鍼による物理刺激を利用して、灸によるもぐさをツボの上で燃やして温熱刺激を加え、人間が持つ回復能力や防御機能を高めることを目的とする施術を行う。

どの資格も、医学基礎をきちんと学んだ上で資格を取得できるものです。

そのため、お客様の症状だけでなく、日常生活での不安やお困りごとなどについても、専門家の立場からお答えできます。

肩や腰、手足の痛みや頭痛など、ご不安なことがありましたら安心してご相談ください。

5-4.最短20分なので忙しい人も通える

入店してからお会計まで、最短20分で済みますので、どんなに忙しい方でも気軽に通うことができます。

お仕事や家事や子育ての合間に、どうぞご利用ください。

但し初回時は詳しいカウンセリングと検査を行うため、45分程度お時間を頂戴します。

お客様の症状を把握するための重要な時間となりますので、あらかじめご了承ください。

「JITAN BODY」には、ほかにもこんな嬉しいポイントがあります!

・お着替えの必要なし(着替えのご用意もあります)

・お子様連れOK(施術中はお子様の様子が見られるように配慮します)

・初回お試しキャンペーン『1日2名様限定プレミアム整体コース  1,980円』実地中

整体選びでお悩みの方は、ぜひご相談下さい。

6.まとめ

今回は、足底筋膜炎になってしまった場合の、痛みの改善方法についてご紹介しました。

適切な処置を施せば、約9割の方が症状の改善を実感できる足底筋膜炎。

しかし一方で、残りの1割は「難治性」の足底筋膜炎にかかっている傾向にあり、ひどい時は足の痛みが数年間長引くケースもあります。

この記事では、痛み改善のためにできる対策として以下の方法をご紹介しました。

【足底筋膜炎の痛み対策7つ】

上記のような対応でなかなか症状がよくならない場合は、痛みの根本原因が他の所にあるのかもしれません。

その場合は根本原因を特定してくれる整体院などを選び、原因を除去するための最適な施術を受けることをお勧めします。

足の痛みがこれ以上長引かないよう、ぜひ今日からできる対策を始めてみましょう!

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