
「足首に痛みがあるんだけど、何でだろう」
「転んだ覚えもないのに…この痛みは一体何?」
足首の痛みにお悩みの方が、その原因を突き止めて、最適な対処をしたくて検索したのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、足首の痛みの原因は、以下のように「ケガ」「負担のかけすぎ」「病気」の3つに分類されます。
【足首の痛みの原因と概要】
ケガ | ・内反捻挫 (足首をひねったことで、足関節の靭帯や周辺組織を損傷する) |
---|---|
負担のかけすぎ | ・アキレス腱炎 (スポーツなどで繰り返し負荷をかけ、アキレス腱の組織を損傷する) |
・酷使による痛み (合わない靴や重心のブレた歩き方などで、足関節の靭帯や周辺組織を損傷する) | |
病気 | ・距骨骨軟骨損傷 (距骨の一部に血流不全が生じ、骨軟骨が柔らかくなる) |
・変形性足関節症 (足関節の軟骨が擦り減り、変形が生じる) | |
・痛風 (尿酸値が高まり結晶になって、関節に溜まる) |
見慣れない言葉があって、不安に思う方もいると思いますが、まずは足首を安静にして、出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。
どうしてもすぐに受診できない場合や、軽い痛みの場合は、以下の自分でできる対処法を取り入れてみてください。
足首の痛みがある時に自分でできる対処法6つ |
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・【全員向け】安静にする ・【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす ・【痛みが強い人】市販薬を使用する ・【負担をかけすぎている人】靴を替える ・【負担をかけすぎている人】マッサージをする ・【負担をかけすぎている人】ストレッチをする |
ただし、自己判断だけで対処し、そのまま放置するのは、非常に危険です。
例えば、距骨骨軟骨損傷の場合、レントゲンやMRI画像がなければ診断が難しい上に、症状によっては手術が必要になります。
自己判断で受診が遅れると、あまりの痛みで歩けなくなる可能性があるだけでなく、治療が長期化します。
このような事態を回避し、あなたの原因に合った適切な対応を取れるように、この記事では、以下の内容をご紹介します。
この記事で分かること |
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・ケガにより足首の痛みが生じるケース ・負担のかけすぎにより足首の痛みが生じるケース2つ ・病気により足首の痛みが生じるケース3つ ・足首の痛みがある時は出来るだけ早く整形外科を受診すべきであること ・足首の痛みがある時に自分でできる対処法 |
あなたの足首の痛みの正体を突き止め、適切に対処できるように、ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。
目次
1. 足首の痛みの原因はケガ・負担のかけすぎ・病気
冒頭でもお伝えしましたが、足首の痛みの原因は、以下のように「ケガ」「負担のかけすぎ」「病気」の3つに分類できます。
【足首の痛みの原因と対処・治療法】
原因 | 対処・治療法 | |
---|---|---|
ケガ | 内反捻挫 | ・サポーターやテーピングなどで足首を固定する ・重度の場合は、手術が必要 |
負担のかけすぎ | アキレス腱炎 | ・テーピングや装具(ヒールパッド)を使用する ・重度の場合、ステロイド注射 |
酷使による痛み | ・安静にする ・足のサイズに合った靴を履く ・歩き方を改善する | |
病気 | 距骨骨軟骨損傷 | ・サポーターでの固定や、松葉杖を使用する ・重度の場合は、手術が必要 |
変形性足関節症 | ・サポーターで足首の負担を軽減する ・痛み止め、炎症止めの薬を服用する ・重度の場合は、手術が必要 | |
痛風 | ・痛み止め、炎症止めの薬を服用する ・高尿酸血症の治療を行い、今後の痛みを予防する |
あなたの足首の痛む部分や、痛みの種類によって、あなたの症状がどれに該当するか、見当を付けられるので、次章以降で詳しくご紹介します。
ただし、上記にあるように、原因によって対処法や治療法は異なります。
「負担のかけすぎ」による痛みは、安静にしたり適切なセルフケアを行うことで改善を目指すことも可能です。
一方、「病気」の場合は、病院での治療が欠かせません。
もし自己判断が間違っていたら必要な治療が受けられず、症状が進行する可能性があるので、原因に見当をつけた上で、一度は受診するようにしましょう。
2. ケガにより足首に痛みが生じるケース
足首の痛みの原因は3つに分類できますが、そのうち「ケガ」により痛みが生じるケースは、足関節の内反捻挫(ないはんねんざ)です。
足首をひねって、以下の前距腓靭帯(ぜんきょひじんだい)、踵腓靭帯(しょうひじんたい)、後距腓靭帯(こうきょひじんたい)や、その周辺組織を損傷することで起こります。
「捻挫ならひねった時に自分でわかるのでは?」と思われるかもしれませんが、気付かないうちにひねっているケースは少なくありません。
特に、加齢や運動不足によって膝を曲げず、すり足で歩く方が、後ろ足を前に移動させる際に、足先が地面に引っ掛かり足首をひねったのに気付かないでいるケースは多く見られます。
このため、ひねった自覚の有無に関わらず、外くるぶしの前や下に痛みがある場合は、内反捻挫の可能性があるのです。
内反捻挫の特徴は、以下の通りです。
【内反捻挫の特徴】
痛むタイミング | ・外くるぶしの前や下を押さえた時 ・しゃがんだ時 ・歩いた時 |
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痛む部分 | ・外くるぶしの前や下 |
なりやすい人 | ・スポーツをしている ・階段の上り下りをよくする ・ヒールの高い靴や、サイズの合わない靴を履いている ・加齢や運動不足により、足首の柔軟性や筋力が低下している ・以前、足首を捻挫、もしくは骨折したことがある |
判断ポイント | ・腫れや皮下出血が見られる ※柔らかい部分ではなく、硬い骨の部分に痛みがある場合や、痛くて体重をかけられず通常通りに歩けない場合は骨折している可能性がある ※「ブツッ」という断裂音が聞こえた場合は、靭帯が断裂している可能性がある |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みの原因は内反捻挫の可能性が高いと言えるでしょう。
3. 負担のかけすぎにより足首に痛みが生じるケース
続いて、負担のかけすぎによって足首に痛みが生じるケースには、以下の2つがあります。
負担のかけすぎにより足首に痛みが生じるケース3つ |
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・アキレス腱炎 ・酷使による痛み |
あなたの足首の痛みの正体が分かるように、読み進めてみましょう。
3-1. アキレス腱炎
アキレス腱は通常なら1トンの負荷に耐えられると言われていますが、繰り返し負荷がかかることで、アキレス腱の組織損傷が起こり、「アキレス腱炎」という炎症が引き起こされます。
走ったりジャンプをしたりするスポーツをすると、以下の赤いアキレス腱の部分に繰り返し過度なストレスがかかるのです。
アキレス腱炎の場合、足首の後ろ側のふくらはぎの下からかかとにかけての痛みが出ますが、症状は以下のように、急性痛と慢性痛の2種類があります。
【アキレス腱炎の痛みの症状】
急性痛 | 痛みが大きく、早急な措置が必要だが、素早く回復に向かう |
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慢性痛 | 痛みは小さいが、回復に時間がかかり、3か月以上の長期的な違和感に悩む |
アキレス腱炎の特徴は、以下の通りです。
【アキレス腱炎の特徴】
痛むタイミング | ・歩き始める時 ・爪先立ちをした時 ・運動をしている時 ・アキレス腱を押さえた時 |
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痛む部分 | ・足首の後ろ側 (ふくらはぎの下から、かかとにかけて) |
なりやすい人 | ・日常的に走ったり、ジャンプをするスポーツをしている ・普段運動していないのに、急にランニングをする |
判断ポイント | ・アキレス腱をなぞると痛む ・アキレス腱が腫れている ※「ブツッ」という断裂音が聞こえ、痛みが大きい場合は、アキレス腱が断裂している可能性がある |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みの原因はアキレス腱炎の可能性が高いと言えるでしょう。
3-2. 酷使による痛み
酷使による痛みは、特にスポーツなどをしていなくても、日頃の過ごし方によって足首への負担が積み重なり、足関節の靭帯や、その周辺組織が損傷した場合に出ます。
足首を酷使する理由は人によって異なりますが、サイズの合わない靴やヒールの高い靴を履く方は、足関節の安定性を低下させやすく、足首の負担を増大させた結果、足首の前側に痛みを感じやすくなります。
お尻を左右に振りながら歩く方や、歩いている時に頭の位置がピョコピョコ上下に動く方は、重心のブレを軽減させようと足首に大きな負担がかかるため、足首の外側に痛みを感じることが多いです。
肥満の方も、体を支える足首には大きな負担がかかり続けるため、足首全体に痛みを感じることがあります。
酷使による痛みの特徴は、以下の通りです。
【酷使による痛みの特徴】
痛むタイミング | ・歩いている時 ・体重をかけた時 |
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痛む部分 | ・足首の前側 ・足首の外側 ・足首全体 ※その人の足首の使い方によって、痛む部分は異なる |
なりやすい人 | ・合わない靴を履いている ・重心のブレた歩き方をしている ・肥満(BMIが25.0以上) ※BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) |
判断ポイント | ・安静にすると、痛みが落ち着く |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みは酷使により起こっている可能性が高いと言えるでしょう。
4. 病気により足首に痛みが生じるケース
病気によって足首に痛みが生じるケースには、以下の3つがあります。
病気により足首に痛みが生じるケース3つ |
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・距骨骨軟骨損傷 ・変形性足関節症 ・痛風 |
あなたの足首の痛みの正体を突き止められるように、読み進めてみましょう。
4-1. 距骨骨軟骨損傷
距骨骨軟骨損傷は、以下の足首の「距骨(きょこつ)」の一部に血流不全が生じて、骨軟骨が柔らかくなり、進行するとその一部が剥がれ落ちてしまうものです。
軽度であれば、運動時に足首に軽い痛みを感じるだけですが、放置して症状が進行すると、歩行できないほどの激痛が走るようになります。
スポーツ選手に多発しますが、その原因は未だに不明です。
距骨骨軟骨損傷の特徴は、以下の通りです。
【距骨骨軟骨損傷の特徴】
痛むタイミング | ・足首を曲げ伸ばしした時 |
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痛む部分 | ・足首全体 |
なりやすい人 | ・スポーツをしている ・長時間の立ち仕事をしている ・足関節捻挫を経験したことがある ※上記に該当しない場合もある |
判断ポイント | しつこい痛みが続く |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みの原因は距骨骨軟骨損傷の可能性が高いと言えるでしょう。
4-2. 変形性足関節症
変形性足関節症は、足関節の骨を保護している軟骨が擦り減り、変形が生じる病気です。
関節の隙間が狭くなったり、骨棘(こつきょく)という骨のトゲが出てきたりすることで、関節部分に炎症が起こり、足首の痛みや腫れ、動きの制限といった症状が現れます。
足関節捻挫などのケガを繰り返すことで、変形性足関節症になる場合がありますが、原因がはっきりしない場合も少なくありません。
変形性足関節症の特徴は、以下の通りです。
【変形性足関節症の特徴】
痛むタイミング | 【軽度】 ・歩いた時 【中度】 ・体重がかかった時 ・坂道を上る時 ・正座をする時 【重度】 ・日常生活全般 |
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部分 | ・足首全体 |
なりやすい人 | ・スポーツをしている ・足関節捻挫を繰り返している |
判断ポイント | ・痛みと腫れがある ・足の向きそのものが内側に曲がっている |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みの原因は変形性足関節症の可能性が高いと言えるでしょう。
4-3. 痛風
痛風は、尿酸値が高まると、結晶になって関節に溜まり、急性の痛みを引き起こす病気で、足首もその影響を受ける部位の一つです。
痛風による痛みの約7割は膝から下に出ると言われ、内反捻挫かと思っていたら、痛風だと判明するケースも少なくありません。
内反捻挫は次第に痛みが弱まっていくのに対して、痛風は最低でも2~3日は激痛が続き、一度おさまっても、忘れた頃にまた動けないほどの激痛が繰り返されます。
痛風の特徴は、以下の通りです。
【痛風の特徴】
痛むタイミング | ・突然、息ができないほどの激痛が現れる ・血圧や体温が下がりやすい夜 |
---|---|
痛む部分 | ・足首全体 ・くるぶし ・その他(かかと、足の甲、膝など) |
なりやすい人 | ・不規則な生活を送っている ・肥満 ・早食い、大食い ・飲酒習慣があり、特にビールをよく飲む ・油っぽい食べ物や、魚卵系をよく食べる ・身内に痛風の方がいる |
判断ポイント | ・痛みと腫れがある ・最低でも2~3日、激痛が続く |
このような特徴や判断ポイントに当てはまるなら、足首の痛みの原因は痛風の可能性が高いと言えるでしょう。
5. 足首の痛みがある時は出来るだけ早く病院を受診しよう
あなたの足首の痛みの原因が絞り込めてきたと思いますが、「きっとこれだから大丈夫だろう」と自分で判断するのではなく、一度、整形外科を受診しましょう。
なぜなら、医師による検査や画像診断に基づいて、明確に原因を突き止めることは、非常に大切だからです。
例えば、酷使による痛みと、距骨骨軟骨損傷の初期の痛みは見分けがつきにくく、レントゲンやMRI画像を撮らなければ判断できない場合があります。
もし自己判断で誤ったセルフケアをしてしまったら、その間に症状を進行させてしまいかねません。
軽度であれば装具で固定する治療で済むところが、受診しなかった結果、重度になると手術が必要になり、回復までの時間も長期化する恐れがあります。
特に、以下のような場合は、速やかに整形外科を受診しましょう。(痛風の可能性がある場合は内科)
【特に「すぐに」受診すべき目安】
- 安静にしても痛みが引かない
- 歩きづらいほど痛みが強い
- 痛みが一旦引いたのに、また痛むようになった
上記に該当しなくても、あなたの足首の痛みが進行しないうちに、一度は医師による診断を受けましょう。
6. 足首の痛みがある時に自分でできる対処法
足首の痛みがある時は、出来るだけ早く整形外科を受診すべきですが、休診日や事情があって、すぐに受診できない場合もあるでしょう。
そのような時に自分でできる対処法は以下の6つです。
足首の痛みがある時に自分でできる対処法6つ |
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・【全員向け】安静にする ・【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす ・【痛みが強い人】市販薬を使用する ・【負担をかけすぎている人】靴を替える ・【負担をかけすぎている人】マッサージをする ・【負担をかけすぎている人】ストレッチをする |
どれも簡単に取り入れられるので、あなたの症状に合わせて取り入れてみてください。
6-1.【全員向け】安静にする
足首に痛みがある全ての方にしていただきたいのは、安静にするということです。
出来るだけ自宅で過ごして、じっとすることで、足首にかかる負担を最小限にし、症状の悪化を防げるからです。
ただし、どうしても出勤しなければならないなど、安静にしていられない場合もあるかと思います。
そんな時は、以下の方法を取り入れましょう
- 足首用のサポーターを活用する
- 足首にテーピングする
サポーターやテーピングで足首が固定されると、痛みが緩和されて、歩きやすくなりますが、くれぐれも無理せず、安静を心がけましょう。
6-2.【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす
足首が腫れたり、熱を持ったりしている場合は、痛む箇所を冷やしましょう。
炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できるからです。
保冷剤を直接当てると凍傷になる可能性があるため、氷嚢(ひょうのう)、もしくは氷を入れたビニール袋を当てて、痛む箇所が冷たくなるまで、20分を目安に行うのがおすすめです。
飲酒をしたり、湯船につかって体を温めたりすると、体温が上がって痛みが強くなる可能性があるので、冷やすことを意識しましょう。
6-3.【痛みが強い人】市販薬を使用する
痛みが強い場合は、用法用量を守った上で、市販の痛み止め薬を服用したり、湿布を使用しても構いません。
今、感じている痛みを速やかに緩和できるからです。
ただし、痛みが和らいだからと言って、安静にせず、病院も受診しないでいると、症状が進行する可能性があります。
市販薬は、あくまで病院を受診する前の、一時的な対処法として使用しましょう。
6-4.【負担をかけすぎている人】靴を替える
足首に負担をかけすぎている人は、靴を替えるのがおすすめです。
あなたに合った靴を履けば、歩行時の足首の安定性が増し、負担を軽減できるからです。
靴選びのポイントは、以下の4つです。
- 両足を履いてみて、サイズが合っているか確認する
- かかとを上げた時に、靴のかかとがくっついてくる
- 自分の爪先の形状と、靴の形状が一致している
- 店員やシューフィッターに相談して決める
片足だけ履いてサイズを確認する方が多いですが、誰しも足のサイズは左右で微妙に異なるので、必ず両足とも試し履きして、自分に合った靴を選ぶようにしましょう。
自分に合っているか判断できない場合は、店員やシューフィッターに相談すると、決めやすくなります。
これまで合わない靴を履いていた方は、靴を替えただけで足首の痛みが改善するケースもあるので、ぜひ取り入れてみてください。
6-5.【負担をかけすぎている人】マッサージをする
立ち仕事だったり、スポーツをよくするなど、足首に負担をかけすぎている方は、マッサージをしましょう。
足首に繋がる筋肉のこわばりをほぐすことで、足首への血流が改善し、痛みが緩和するからです。
足首を直接マッサージすると、痛みが増幅する可能性があるので、絶対に触らないでください。
以下の部分を、気持ちいいと感じる程度の強さで10~15秒程度、押しましょう。
- 足裏
- 足の指の間
- 膝裏
- 太ももの内側
マッサージで体を労り、足首への負担を軽減しましょう。
6-6.【負担をかけすぎている人】ストレッチをする
運動不足や不規則な生活で、体の柔軟性が低下し、足首に負担をかけている方は、ストレッチをするのがおすすめです。
足首に繋がる筋肉を伸ばすことで、滞っていた足首への血流が改善し、痛みの緩和が期待できるからです。
以下のように、立ったまま軽くお辞儀をして、太もも裏を20~30秒程度、ストレッチしましょう。
無理のない範囲で行い、ストレッチをして痛みが強くなる場合は、すぐに中止してください。
少し取り入れるだけで、体がすっきりするのを感じられると思うので、血流を改善させて足首への負担を軽減させましょう。
7. 実は体のクセや歪みが足首の痛みを再発させてしまう
あなたの足首の痛みを緩和する対処法が、お分かりになったと思います。
ここでお伝えしたいのは、病院に行っても、体のクセや歪みがあると、足首の痛みは再発する可能性があるということです。
なぜなら、日常的な足首への負担が痛みとなって出ている場合、体の歪みやクセを解消して、足首にかかる負担を軽減しない限り、体を支える足首には余計な力がかかり続けるからです。
例えば、歩行時に以下のように、重心がブレた歩き方をしている方は、歩くたびに足首を支える骨や筋肉に相当な負担をかけています。
- お尻を左右に振る
- 頭がピョコピョコと上下する
そのため、病院で軽い内反捻挫だと診断され、痛み止め薬を処方してもらい、その時は痛みが解消されても、歩き方を改善しない限り、また痛くなる可能性が高いのです。
また、長期間にわたって重心のブレた歩き方をしていると、骨格から歪んだり、偏った場所に筋肉が付いてしまったりと、体全体のバランスが崩れてしまうことも少なくありません。
そうなると、自分で歩き方を改善するのは難しく、歩く際に体はバランスを取ろうと全身の筋肉に力を入れてこわばり、さらに足首への負担が大きくなる悪循環に陥ります。
このように、体のクセや歪みがあると、足首の痛みを根本的に解消するのは難しくなってしまうのです。
8. 足首の痛みの根本改善を目指すなら整体院の利用がおすすめ
体の歪みやクセがあると、足首の痛みを再発させやすいですが、辛い痛みは繰り返したくないですよね。
足首の痛みの根本改善を目指すなら、整体院の利用がおすすめです。
その理由は、以下の2つです。
足首の痛みの根本改善を目指すなら整体院の利用がおすすめである理由 |
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・実力ある整体院なら高い技術を実感できる ・歩き方などのアドバイスを受けられる |
あなたの足首の痛みをすっきり解消できるように、参考にしてみてください。
8-1. 実力ある整体院なら足首の痛みの根本原因にアプローチできる
実力ある整体院なら、足首の痛みの根本原因を特定したうえで、適切なアプローチができます。
実力ある整体院では、全身の総合的なバランスから、体のどの部分に歪みがあり、どうしてその歪みが生じているのかを突き止め、歪みを取ってバランスを整える施術をしてくれます。
どうやってそのような整体院を探せばいいのかというと、ホームページで施術実績や口コミをチェックする以外に、整体師が以下の国家資格を取得しているかを、確認するのがおすすめです。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 柔道整復師
- 鍼灸師
- あんまマッサージ指圧師
整体院は無資格・未経験でも開業できるため、経験や知識に乏しい整体師に当たってしまうと、その技術を実感できないばかりか、足首に触れられて痛みが増す可能性があります。
その点、国家資格を取得している整体師がいる整体院だと、知識や技術力が裏付けられていると言え、しっかりと根本からの改善を目指せるでしょう。
8-2. 歩き方などのアドバイスを受けられる
整体院では、施術の他に、歩き方や日常生活の過ごし方、セルフケア方法といったアドバイスを受けられます。
整体院では筋肉がこわばっている部分や骨格の歪みから、日常的なクセを見抜き、骨格を矯正したり、筋肉をほぐしたりした上で、これから負担を軽減させるために、どうしたらよいのかアドバイスをくれます。
特に歩き方のクセは自覚するのが難しいですが、例えば以下のような意識しやすいアドバイスによって、改善することが可能です。
- 目線を上げる
- 大股で歩く
※実際のアドバイスは一人ひとりの体の状態により異なります
このように、整体院は痛みを緩和する施術をするだけでなく、痛みの根本改善を目指してアドバイスまでくれるのです。
9. 足首の痛みが起きにくい体作りをするならJITAN BODYにご相談ください
足首の痛みの根本改善を目指すなら、「JITAN BODY」に、ぜひご来店ください。
JITAN BODYは今ある辛い痛みを解消するだけでなく、根本改善に取り組む整体院です。
当院の技術の高さをご評価いただいた、数多くの医師や専門家から、推薦状をいただいています。
全国に店舗展開しておりますので、足首の痛みにお悩みの方は、ぜひお近くのJITAN BODYにご相談ください。
当院をおすすめする理由は、以下の3つです。
JITAN BODYをおすすめする理由 |
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・国家資格を有するスタッフが足首の痛みの根本原因に直接アプローチする ・【2回目以降は1回20分!】短時間でもピンポイント施術で足首の痛みを改善する ・痛みのないソフトな施術だから怖くない |
足首の痛みが起きにくい体になれるように、ぜひ読み進めていただけると幸いです。
9-1. 国家資格を有するスタッフが足首の痛みの根本原因に直接アプローチする
当院では、国家資格を有するスタッフが、足首の痛みの根本原因に直接アプローチします。
なぜなら、お客様の痛みを緩和し、痛みが再発しにくい体を作るためには、人体の構造に関する豊富な知識や、施術実績、それを証明する資格が必要不可欠だと考えるからです。
当院で施術を行う整体師は全員、以下の国家資格を取得しています。
【JITAN BODYの整体師が取得している国家資格例】
理学療法士 | 病気やケガにより日常の動作が不自由になった方や、体に痛みを感じる方の、基本的な運動機能の回復を図る |
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作業療法士 | 日常生活で行う動作をリハビリを通して回復させる |
柔道整復師 | 骨折・脱臼・打撲・捻挫・座礁などの損傷に対して、整復・固定などを行い、人間の持つ回復力を最大限に発揮させる |
鍼灸師 | 物理刺激と温熱刺激を加えて、生体が持つ回復機能や防御機能を高める |
あん摩マッサージ指圧師 | あん摩、マッサージ、指圧といった手技を用いて、不調の改善を図る |
こうした国家資格を取得した整体師が、初回のご利用時は45分程度の時間をかけてヒアリングを行います。
また、体の可動域や歩行姿勢など、さまざまな角度から全身を検査し、あなたの足首の痛みの根本原因を探り当てて、直接アプローチするため、高い技術を実感していただけるはずです。
9-2.【2回目以降は1回20分!】短時間でもピンポイント施術で足首の痛みを改善する
当院の施術は2回目以降は約20分と短時間ですが、ピンポイント施術で足首の痛みを改善します。(初回のみヒアリングや検査のため45分程度いただきます)
施術時間が長い方が効果がありそうに感じるかもしれませんが、短時間施術の方が体への負担が少なく、回復力を高めることができるのです。
完全予約制で、待ち時間はなし、かつ根本原因に焦点を当てたピンポイント施術だからこそ、約20分のスピーディーさを実現しています。
短時間で足首の痛みが緩和するのを実感いただけるはずなので、お忙しい方やお子様連れの方も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
「短い時間で結果を出してくれるのが嬉しいです」(50代男性)
来た時は痛みが強すぎてちょっとガニ股気味だったんですが、帰る時には痛みもなくまっすぐ歩くことができました。
短い時間で結果を出してくれるのが嬉しいです。
※効果には個人差があります
9-3. 痛みのないソフトな施術だから怖くない
当院は、痛みのないソフトな施術を行っておりますので、怖がらずにお越しください。
ボキボキと音をならす施術は体への負担が大きく、当院では、力を抜いて体を楽な方向へと動かす「操体法」をベースに施術しています。
痛みのないソフトな施術で体を整えた後には、自宅でできるセルフケアや、歩き方のアドバイスについてもお伝えいたしますので、日頃から足首の痛みの根本改善に取り組んでいただけます。
「すぐに楽になった」(40代女性)
足を痛めてからは階段の上り下りがつらくなってしまいました。
病院で見てもらっても良くならないし、どうしようかと悩んでいる時に見つけました。
やってもらうと、すぐ楽になったのがわかりました。
歩くバランスが悪いから負担がかかっていると教えてもらいました。
今では歩くのが楽になり階段でも痛みがないです。
※効果には個人差があります
短時間であなたの足首の痛みの根本改善を目指す施術を体感しに、ぜひJITAN BODYにいらしてください。整体師一同、お待ちしております。
10. まとめ
最後に、本文の要点をまとめます。
足首の痛みの原因は、以下の「ケガ」「負担のかけすぎ」「病気」の3つに分類されます。
【足首の痛みの原因】
ケガ | ・内反捻挫 |
---|---|
負担のかけすぎ | ・アキレス腱炎 ・酷使による痛み |
病気 | ・距骨骨軟骨損傷 ・変形性足関節症 ・痛風 |
適切な処置を受けられるように、出来るだけ早く整形外科を受診し、診断・処置をしてもらいましょう。
すぐに受診できない場合に、自分でできる対処法は以下の6つです。
- 【全員向け】安静にする
- 【熱を持っている人】痛む箇所を冷やす
- 【痛みが強い人】市販薬を使用する
- 【負担をかけすぎている人】靴を替える
- 【負担をかけすぎている人】マッサージをする
- 【負担をかけすぎている人】ストレッチをする
病院に行っても、体のクセや歪みがあると、足首の痛みは再発する可能性があります。
足首の痛みの根本改善を目指すなら整体院の利用がおすすめで、その理由は以下の2つです。
- 実力ある整体院なら足首の痛みの根本原因にアプローチできる
- 歩き方などのアドバイスを受けられる
実力ある整体院で整体を受けて、根本原因からアプローチして、あなたの足首の痛みがすっきり解消されることを祈っています。
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