
「扁平足って言われたけれど、何かデメリットはある?」
「扁平足ってやっぱり良くないのかな?痛みとか出てきたら嫌だな……」
これまで意識したことがなかったのに、人から扁平足を指摘されて戸惑っていませんか?
「扁平足」という言葉を聞いたことはあるし、良くないイメージはあるけれど、一体どのようなデメリットがあるのだろうと不安になってしまいますよね。
実は扁平足には、次のような7つのデメリットがあります。
【扁平足のデメリット】
1)地面からの衝撃を吸収できず足裏に痛みを起こしやすい
2) 膝に痛みを起こしやすい
3)体重のかかり方が変わることで腰を痛めやすい
4)体を支えにくくなり転びやすい
5)姿勢が悪くなる
6)外反母趾になるリスクがある
7)X脚になるリスクがある
一旦扁平足になってしまうと、体のあちこちに痛みが出たり、転倒しやすかったりと様々なトラブルが起こることがわかりますね。
今はまだ上記のような扁平足のデメリットを自覚していない方も多いかもしれませんが、これから徐々に症状が出てくる可能性があります。
さらに、そのまま放置してしまうと、デメリットの影響が肩や頭など全身にまで及ぶ場合もあるのです。
そのため一刻も早く、扁平足の改善に向けて対策していく必要があるのです。
そこで今回の記事では、扁平足の症状を緩和するための、自宅で取り組めるセルフ対策についてご紹介していきます。
さらに、以下のような必要ポイントを押さえて解説していきますので、ぜひ最後まで読んで扁平足対策に取り組んでみましょう!
【記事を読んでわかること】
・扁平足が引き起こすデメリット
・扁平足を放置すると生じる症状
・扁平足を改善するためのセルフ対策 など
目次
1.扁平足で起こるデメリット7つ
冒頭でもお伝えしたように、扁平足は次のような様々なデメリットを引き起こします。
【扁平足のデメリット】
1)地面からの衝撃を吸収できず足裏に痛みを起こしやすい
2) 膝に痛みを起こしやすい
3)体重のかかり方が変わることで腰を痛めやすい
4)体を支えにくくなり転びやすい
5)姿勢が悪くなる
6)外反母趾になるリスクがある
7)X脚になるリスクがある
主に膝やかかと、腰など下半身の各部位に痛みを生じさせたり、姿勢悪化、外反母趾やX脚などの原因となる可能性もあります。詳しく見ていきましょう。
1-1.地面からの衝撃を吸収できず足裏に痛みが出やすい
デメリットの1つ目として、足裏に痛みが出やすくなります。
なぜなら立ったり歩いたりした際に、地面からの衝撃を吸収しきれず、その分の力が足裏に直接かかってしまうからです。
そもそも扁平足は、足のアーチ構造が崩れて土踏まずがない状態を指します。
本来であれば、土踏まずが地面からの衝撃を逃す役割を果たしますが、足裏全体がべたりと床面に接している扁平足ではそれが不可能なため、地面からの力が足裏に大きな負荷をかけるようになるのです。
この状態が長く続くと、足底筋膜(かかとから足指の付け根までを覆っている筋膜)が影響を受けて、「足底筋膜炎」を発症し、痛みが生じることもあります。
このように今は無症状に思える扁平足でも、長い間放置しておくことで知らず知らずのうちに足裏の病気を引き寄せていることがあります。
1-2.膝に痛みを起こしやすい
扁平足は膝にも痛みを起こしやすくします。
前述したように、土踏まずが潰れて本来のクッションとしての機能を果たせないため、地面からの衝撃が足裏だけでなく膝にも大きく影響し、膝を痛めてしまうからです。
さらに扁平足の人は、「土踏まずがない⇒足の指をしっかり動かすことができない」という状態のため、通常であれば足の指でしっかり地面を捉えて立つところを、うまくバランスを保つことができません。
そのため、次のような流れで膝にさらなる負担をかけます。
【扁平足が膝に負担をかける流れ】
扁平足で体のバランスが保ちづらい
↓
足首がぐらつく
↓
膝もぐらつき負担がかかる
↓
膝周りの筋肉が緊張し、ますます膝に負担がかかる
↓
悪化すると膝関節が変形するリスクもある
このように、扁平足のまま日常生活を続けると、膝に大きな負担がかかり、膝痛を起こしてしまうのです。
1-3.体重のかかり方が変わることで腰を痛めやすい
さらに扁平足を放置すると、腰を痛めやすくなります。
扁平足によって歩く際の体重のかかり方が変わってしまうため、腰に大きな負担がかかるからです。
ここで健康な足と扁平足の、歩行時の違いについて見てみましょう。
健康な足であれば、青い線のような順番で体重がかかり、腰を痛めるような歩き方にはなりません。
しかし扁平足の場合は、赤い線のように足の内側に体重がかかってきます。
すると体に歪みが生じ、腰が痛む原因となってしまうのです。
さらに、扁平足で土踏まずが潰れてしまっているため、地面からの衝撃を土踏まずで吸収することができず腰に直接負担がかかり、これも腰痛の原因となるのです。
このように、今は痛みもなく問題がないように見える扁平足ですが、長く放置しておくと腰痛を引き起こす危険があります。
1-4.体を支えにくくなり転びやすい
扁平足は土踏まずがない状態のため、体をしっかり支えることができず転倒しやすくなります。
さらに扁平足が進むと、かかとの骨が内側に傾く傾向にあるため、足に体重をうまく乗せられないのでバランスが取れず、体がぐらついてしまいます。
その結果、転倒しやすくなったり片足で立つのが難しくなるのです。
この状態が長く続くと、転倒による怪我や事故にも遭遇するリスクが高まってしまいます。
できるだけ症状が進む前に、まずはできる対策から取り組むことをおすすめします。
(詳しい対策は「3.扁平足のデメリットを回避するための対策6つ」でご紹介します)
1-5.姿勢が悪くなる
扁平足になると、体重が正しい位置にかからないため、体の歪みを生じやすくなります。
その結果、反り腰や猫背などの悪い姿勢につながります。
例えば、扁平足でかかとの骨が内側に倒れると、足首も傾くことで股関節や骨盤にずれが生じてしまいます。
その結果、体に歪みが出て猫背へとつながるのです。
体の骨や筋肉、筋はすべて1つにつながっているため、こうした姿勢不良を続けていくと、体のあちこちに予想もしなかったような悪影響が出るようになります。
そうならないためにも、扁平足だからといって軽視せず、早めの改善を目指していくことが重要です。
1-6.外反母趾になるリスクがある
扁平足には、外反母趾を発症するリスクもあります。
【外反母趾とは?】
外反母趾とは足の親指が「く」の字型に曲がってしまい、親指の付け根が腫れたり痛む足の病気。
扁平足の人は、足の指の中足骨(ちゅうそくこつ・足の甲にある長い骨)が扇状に開きやすく、それに伴い足の指も広がったようになります。
その一方で、足先が靴などで狭く圧迫されてしまうと、足の親指に負荷がかかり外反母趾を引き起こすのです。
このような状況を放置しておくと、外反母趾はますます深刻化していきます。
ひどい時は歩くのもままならないほど痛み、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
1-7.X脚になるリスクがある
扁平足だと、X脚になるリスクも高まります。
前述したように、扁平足は足の土踏まずがなくなってしまい、べたっと平らになる状態を指します。
足の土踏まずがなくなると、足首が内側に傾きやすくなり、それを支えようと足の親指や膝の関節に大きな負荷がかかり、X脚を発症してしまいます。
X脚は見た目が悪いという以外にも、重心のかかり方が不安定になり、その分の負荷が膝や腰に来ます。その状態が長く続くことで、膝や腰にも痛みが生じやすくなります。
このように、扁平足には足だけでなく、膝や腰など体のあちこちに不調を生じさせる原因となります。
そのためできるだけ早く扁平足の状態を見極め、対処することが重要です。
2.扁平足を放置するとデメリットはさらに全身に及ぶ
前章では、扁平足のデメリットがかかとや膝、腰など主に体の下半身部分に生じることをお伝えしました。
しかし扁平足を長らく放置しておくと、その影響は下半身だけではなく、肩こりや頭痛など体全体に及ぶこともあるので注意が必要です。
一体どういう仕組みで、扁平足の影響が肩や頭にまで及んでしまうのでしょうか?
原因は2つあります。
まず1つ目は土踏まずがなくなってしまったせいで、地面からの衝撃が吸収しきれず、首や肩に直接力が響いてしまっていることです。
本来であれば、足のアーチ構造(横アーチ・外側の縦アーチ・内側の縦アーチで構成される)により、土踏まずは衝撃を和らげるクッションとして働いてくれるのですが、扁平足だとそうはいかないのです。
さらに2つ目の理由として、扁平足による姿勢悪化で体に歪みが生じることが、頭痛や肩こりの原因となっています。
前述したように、扁平足になると猫背や反り腰といった姿勢不良を起こすことがあります。姿勢が悪くなり頭が前に突き出た状態でいると、頭の重みが首や肩に負荷をかけてしまいます。
すると首や肩の血管や神経が圧迫され、血液の循環が悪くなります。
脳へと送られる血流の状態も悪くなり、結果的に頭痛を引き起こしてしまいます。
このように、扁平足を放置し続けると、その悪影響は足や下半身だけでなく体の至る所に出てきます。
扁平足の自覚があるなら、一刻も早く改善して、体の不調が起こらないよう対策していく必要があります。
3.扁平足のデメリットを回避するための対策6つ
ここまで扁平足のデメリットが下半身だけでなく全身に及ぶリスクを述べてきましたが、実は扁平足は毎日のセルフケアで改善を目指すことができます。
毎日行えるように、自分に合った方法を選んで毎日の生活に取り入れるといいでしょう。
まずはセルフケアの一覧を見てみましょう。
あなたにとってどのケアが取り組みやすいかについては、「手軽さ」や「おすすめの人」を参考にして選んでください。
セルフケア | 手軽さ (★が多いほど手軽) | おすすめの人 |
---|---|---|
骨を引き上げるケア | ★★★ | 全員(足のアーチ改善を目指す) |
インソールの使用 | ★★ | |
足のグーパー運動 | ★★★ | 筋力が低下している人 |
タオルギャザー | ★★ | |
つま先立ち | ★★★ | |
体重を落とす | ★ | 肥満気味の人 |
早速やり方を確認し、今日から取り組んでいきましょう!
【肥満気味の人は体重を落とすのが最優先!】
扁平足の原因として、主に
・足のアーチ構造を支える筋力の低下
・肥満
が挙げられます。
肥満気味の場合、筋力アップやアーチの改善を目指しても、足にかかる負荷が大きいままだと効果を感じづらい可能性があります。
そのため、BMIが25(肥満と判定される基準値)を超える場合は、「体重を落とす」ことを優先しつつ、他の対処法もできるものから取り組んでみてください。
※BMI = 体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
3-1.骨を引き上げるケア(足のアーチの改善を目指す)
筋力を鍛える以外にも、足のアーチそのものにアプローチする方法をご紹介します。
ここでは、アーチの一部を形成している「後脛骨筋」に刺激を与え緩めていく方法をご紹介します。
扁平足は足のアーチがぺしゃっと崩れている状態なので、アーチを作るための骨を引き上げる必要があります。そのためには足の裏の筋肉を緩めることが重要です。
①両手の親指で右足の土踏まずを触る
②残りの指は足全体を包むように足の甲側に添える
③両手を上下バラバラに移動させながら包んだ足を押していく
④1か所だけに集中するのではなく、親指の位置を変えながら土踏まず全体を動かしていく
⑤1か所につき5回行う
【ポイント】
・毎日続けることが重要です。入浴前、帰宅後などタイミングを決めて習慣化しましょう。
3-2.インソールを使用する(足のアーチの改善を目指す)
インソールを使用して足のアーチを改善する方法もあります。
インソールとは、靴を履く際に足底に敷いて使用する板の事です。
インソールを使用することで、足に体重がかかった際に潰れてしまう足のアーチを保ち、扁平足による痛みや歩きにくい症状を和らげてくれます。
扁平足を改善するためのインソールは、以下のような場所で入手することができます。それぞれの特徴も合わせて参考にしてみて下さいね。
インソールを入手できる場所 | 特徴 |
---|---|
病院(整形外科など) | オーダーメイドで製作してくれるので高度なサポート力が期待できる。2~3万円程度の費用がかかる(健康保険適用の場合)。 |
薬局・ドラッグストア・オンラインショップなど | 既製品なので個別症状に対応していない。リーズナブルに入手できる(3,000円以内のものが多い) |
一般的な薬局やドラッグストア、オンラインショップなどで販売していますが、より高度なサポート力を求めるのであれば、整形外科などの病院でも製作しています。
中には、「インソール外来」のように専用外来まで設けて診察を行っているところもありますので、気になる方は探してみるといいかもしれません。
【インソールの使用は筋力低下もあるので注意が必要】
扁平足の症状改善に役立つインソールですが、長く使い続けると足のアーチを支える筋肉の低下を引き起こすリスクがあります。
インソールがしっかりサポートしすぎてしまうと、足のアーチを支えている筋肉がインソールに頼ってしまい、本来発揮すべき筋力がどんどん弱まってしまうのです。
そうならないためにも、適切な使用方法や使用時期に関しては素人判断をせず、できれば病院でしっかり相談しながら、適切に着用することをおすすめします。
同時に、足の筋肉を鍛える運動も行っていくといいでしょう。
3-3.足のグーパー運動(筋力アップ)
足の指を「グーパー」と交互に動かすことで、筋力を鍛える運動です。
扁平足の人は、足の裏にある筋肉(足の指を動かすのに必要な筋肉です)が弱り、足のアーチ構造を保てないケースが多くなっています。
そのためこの筋肉を鍛えて筋力を向上させることで、足のアーチ構造を改善につながり、扁平足の症状を和らげることができます。
①足の指を内側に丸めてじゃんけんの「グー」を作る
②そのまま5秒間キープする
③次に足の指を大きく開き、「パー」の形を作る
④そのまま5秒間キープする
⑤毎日15回続けることを目標にする
・途中で足がつりそうになったら無理せずその場でやめましょう。

3-4.タオルギャザー(筋力アップ)
タオルを足でつかむ「タオルギャザー」も、足裏の筋力を鍛える運動になります。
グーパー運動でうまく足指が動かせなかった方でも、タオルを用いることで足指を上手に動かすコツがつかめるでしょう。足指をうまく動かすことで、アーチを支える筋肉を鍛えていきます。
①床にタオルを置く
②その上に足を置く
③足の指を使ってタオルをたぐりよせる
・途中で足がつりそうになったり痛みを感じたら、無理せずにやめましょう。
3-5.つま先立ち(筋力アップ)
つま先立ちをして足指側に負荷をかけることで、足のアーチ構造を構成する筋肉を鍛えることも重要です。足のアーチを支えているのは、次のような3か所の筋肉です。
この後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋が弱いと、足のアーチが崩れ扁平足を発症します。
このような方はつま先立ちをキープすることが苦手で、体がぐらついてしまいます。
そのため、まずは椅子や壁につかまってつま先立ちを行うことで、これらの筋肉を鍛えていくことを目指します。
①まずは椅子につかまってつま先立ちをする
②1秒キープする
③かかとを下ろす
④これを繰り返し10回×3セット行う
⑤慣れたら30回×1セットを行う
【ポイント】
・つま先立ちをした際、体がぐらぐらする人は椅子や壁につかまるようにしましょう。
・筋力が上がってぐらつきがなくなったら、何も持たずに行ってみましょう。
3-6.体重を落とす
体重を落とすのも扁平足の改善策の1つです。
なぜなら、体重が増えることで足への荷重が強くなり、足のアーチを潰してしまうことがあるからです。
扁平足の方にお勧めの減量方法は、以下の通りです。
【扁平足でお勧めの減量方法】
次のような手軽な運動から取り入れるといいでしょう。
(1)日常生活で負荷を増やす
・会社や自宅マンションでは階段を上るようにする
・朝の出勤時や登校時、少し早目に家を出て駅まで歩いてみる
・帰りの際は1つ手前の駅で降りて自宅まで歩いてみる
・休日は車に乗らず近所を歩いて散歩してみる
(2)運動の時間を取る
できれば運動のための時間を確保し、習慣化しましょう。
おすすめなのは、ウォーキングや水中ウォーキングです。
始めから長距離を歩こうとせずに、できる範囲から少しずつ歩いてみましょう。
週2~3回、短時間からでも構いません。
こうした運動は減量だけでなく、足の筋肉をしっかり使うことで筋力アップにもつながり、扁平足の改善を促してくれます。
※せっかく運動しているにもかかわらず、消費できたエネルギー以上のものを口にしてしまっては、いつまでも減量することができません。
運動したからといって食事量を増やさないよう気をつけてくださいね。
小さな積み重ねを続けることで、体重管理をしっかり行い、扁平足の症状を軽減できるようにしていきましょう。
4.【重要】すでに姿勢や体に歪みがあると扁平足は改善しづらい
ここまで扁平足が改善できるセルフケアをお伝えしましたが、残念ながらすでに姿勢や体に歪みがある人は、いくら対策を行っても扁平足が改善されにくい傾向にあります。
なぜなら、体の歪みによって重心がずれることで、足裏のアーチにも悪影響を及ぼすためです。
例えば、日常的に姿勢が悪い人は、背骨が曲がった状態を長く続けています。
背骨が曲がっている人は体の重心が正しい位置からずれてしまうため、本来足にかかるべき体重のかかり方もずれてしまうのです。その分足裏のアーチにも悪い影響を与え、扁平足を悪化させてしまいます。
そのため、扁平足を根本から改善したいのであれば、まずは体の歪みをとり、全身のバランスを整えることが非常に重要です。
5.扁平足の根本からの改善を目指すなら整体がおすすめ
ここまで扁平足と体の歪みについて見てきましたが、扁平足を根本から改善したいのであれば整体院がおすすめです。
なぜなら整体院は全身を見て不調の原因を探り、根本原因に対してアプローチしてくれるからです。扁平足の場合は、扁平足を引き起こしている体の歪みや姿勢についてしっかり追求していきます。
例えば前述したように、体が歪むと体の重心がずれて、主に足の内側に体重をかけるようになります。この結果土踏まずを潰してしまい、扁平足を悪化させていきます。
こうなってしまうと、残念ながらセルフケアだけでは扁平足の改善を目指しにくくなります。
しかし整体であれば、全身を見ることで、まず以下のように扁平足の根本原因を突き止めます。
・どこに歪みがあるのか
・その歪みがどう扁平足につながっているのか
・その歪みを引き起こしているものは何か(習慣、姿勢など)
そのうえで、体が正しい位置に戻るよう骨格や筋肉にアプローチしながら、体のバランスを整えてくれるので、扁平足の根本からの改善を目指せるのです。
このように、常に体全体を視野に入れて原因を探っていく整体院は、扁平足の根本的原因に向けた的確な施術を行うことができるのでおすすめです。
扁平足と言われて不安になっている方は、ぜひ一度相談されることをおすすめします。
6.扁平足の根本改善を目指すならJITANBODYにお任せください
前章で、扁平足の改善に向けて整体院がおすすめできる理由をお伝えしましたが、「そうはいってもどんな整体院がいいのか探す時間がない」「安心して受けられる整体院の選び方がわからない」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時は、ぜひJITANBODY(ジタンボディ)にご相談ください。
全国80院以上を展開し、約3万人の施術家たちに向けて施術セミナーも積極的に行っている同院では、以下3つの強みでお客様の扁平足による不調に向き合っていきます。
JITANBODYの強み
- 国家資格を保有するスタッフが対応するので安心できる
- 丁寧なヒアリングと検査で根本原因を特定できる
- 入店から約20分のスピード施術で負担なく通える
詳しく説明していきます。
6-1.国家資格を保有するスタッフが対応するので安心できる
店舗に在籍するスタッフ全員が国家資格を保有しているので、技術面・知識面で安心して施術を受けていただけます。
JITANBODYスタッフが取得している国家資格とは、以下のようなものがあります。
本来整体師になるには、特別な資格は必要ありません。
しかしJITANBODYでは、理学療法士や作業療法士、柔道整復師や鍼灸師など、専門的な知識と手技を身につけた国家資格保有のスタッフをそろえることで、お客様に高度な施術内容と安心感をお届けしています。
いずれの資格も、3年以上の期間をかけて習得しなければ得られない資格です。
扁平足のトラブルについても、専門家の観点からしっかりアドバイスや対策をしていきますので、ぜひ安心してスタッフにご相談ください。
6-2.丁寧なヒアリングと検査で根本原因を特定できる
丁寧なヒアリングと検査により、扁平足の原因となっている姿勢不良や体のズレの根本原因を特定できます。
なぜなら根本原因を取り除かない限り、いくらセルフケアを熱心に行ったとしても扁平足が改善に向かわず、症状を長引かせるリスクがあるからです。
そのためJITANBODYでは、入店したお客様に対してまずは次のような詳細なヒアリングを行っていきます。
【実際に店舗で使用しているヒアリングシート】
上記のシートを通じて、お客様には日常生活や職場での環境など常日頃からの生活状況について詳しく尋ねていきます。
【ヒアリング内容】
- どのような仕事をしているのか
- どのような姿勢で仕事をしているのか
- 勤務時間がどれぐらい長いのか
- 土日に働いているのか
- 食事に乱れはないか
- 普段どれぐらい運動しているのか
- どのような動作に痛みを感じるか
- 過去に大病やケガをされているか
- 過去にどのようなスポーツをやっていたのか など
問診では仕事内容や仕事を行っている姿勢から始まり、過去の病気や怪我、スポーツ経験までヒアリングしていきます。
一見扁平足とは無縁のように思えますが、このような過去の経験などを辿ることで、なぜ扁平足を発症させるまで体や姿勢が歪んでしまったのかという根本原因を探り当てる、貴重なヒントになっているのです。
ヒアリングが終わった後は、実際に体を動かしながら根本原因を探っていきます。
首や肩、上体の上げ下げなど様々な動きを指示しながら、痛みなく動かせる範囲を入念に調べていきます。引っかかりなく体が動かせることを確認しながら、気になる点については実際体に触れながら詳しく確認していきます。
このように整体の施術を受ける前は、必ず徹底したヒアリングと検査を行うことで、歪みを引き起こしている根本原因をしっかり追究していきます。
6-3.入店から約20分のスピード施術で負担なく通える
入店からお会計まで約20分程度で済ませることができます。
そのため仕事や育児などで多忙な方でも、すきま時間を縫って通うことが可能です。
ここで、「短い時間で施術を行うと効果がないのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は整体の施術は、「施術時間が長いほど効果が出る」というわけではありません。むしろ必要以上に時間をかけて施術するのは、体に防御反応を起こし、緊張や痛みを引き起こしてしまうことがあります。
そもそも私たちの体には外からの刺激に対し、自らを守ろうとする防御反応が備わっています。反応が起こると筋肉が緊張して硬くなり、体が持っている自然治癒力を妨げてしまうこともあるのです。
そのため整体施術は長ければ良いというわけではなく、短時間でも根本原因をしっかりと押さえた施術を行うことで、痛みや歪みの緩和を目指していけるのです。
JITANBODYではこうした点を見据え、必要な施術を短時間でしっかり行った上でお客様の満足度を高めています。「仕事で時間がないから」「子育てで手が離せないから」など長時間の施術が難しい方でも、短い時間で対策できますので、ご安心ください。
「整体で扁平足を根本から改善したい!」という方はぜひご相談下さいね。
まとめ
今回は扁平足のデメリットについて、以下のように7つの点をお伝えしました。
【扁平足のデメリット】
1)地面からの衝撃を吸収できず足裏に痛みが出やすい
2) 膝に痛みを起こしやすい
3)体重のかかり方が変わることで腰を痛めやすい
4)体を支えにくくなり転びやすい
5)姿勢が悪くなる
6)外反母趾になるリスクがある
7)X脚になるリスクがある
土踏まずが潰れて扁平足になってしまうことで、膝や腰、足だけでなく、全身に影響が及ぶことがわかりましたね。こうしたデメリットに対して、症状を和らげるための具体的な対策もご紹介しました。
セルフケア | 手軽さ (★が多いほど手軽) | おすすめな人 |
---|---|---|
骨を引き上げるケア | ★★★ | 全員(足のアーチ改善を目指す) |
インソールの使用 | ★★ | |
足のグーパー運動 | ★★★ | 筋力が低下している人 |
タオルギャザー | ★★ | |
つま先立ち | ★★★ | |
減量 | ★ | 肥満気味の人 |
どの方法もご自宅で簡単に取り組めるものばかりですので、ぜひ今日からでも実践してみてください。
本記事があなたの扁平足への不安を和らげる一助となることを願っています。
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