太もも内側が痛い原因は筋肉の硬さと神経の圧迫｜すぐにできる対処法

「太ももの内側が痛い…特に運動していないのになぜ？」
「早く改善する方法を知りたい」

特に激しい運動をしたわけでもないのに太ももの内側に痛みや痺れがあると、「何かの病気なのかも…」と不安になってしまいますよね。

結論からお話すると、太ももの内側の痛みは、筋肉の硬さと神経の圧迫が原因です。

そのため太ももの内側の痛みは、硬くなった筋肉や圧迫されている神経に対してストレッチを施したり、生活習慣の改善を実践していしていけば、一時的に改善されていきます。

ただ、太もも内側の痛みは、根本原因に骨盤の歪みが潜んでいる可能性があります。ストレッチや生活習慣の改善で少しも良くならない人は、根本原因である骨盤の歪みを整えることが必要です。

この記事では、次のポイントを分かりやすく解説していきます。

最後までお読みになれば、あなたの太ももの内側が痛い原因を知り、適切に対処することができるでしょう。

心当たりがない太もも内側の痛みが改善され、仕事も趣味も健やかに取り組めるようになることを願っています。

1. 太ももの内側が痛い原因は「筋肉の硬さ」と「神経の圧迫」

冒頭でもお話した通り、太もも内側が痛い原因は、次の2つが考えられます。

それぞれについて、さらに詳しく解説していきますので、あなたの痛みの原因を見極める参考にしてください。

1-1. 筋肉の硬さ｜太もも内側を通る筋肉「内転筋群」が硬い

太ももの内側が痛い場合、原因の一つとして内転筋群の硬さが考えられます。

内転筋群は、股関節の付け根から太ももの内側を通り、膝の内側にかけて伸びている筋肉です。

上図からもお分かりの通り、内転筋群は太もも内側メインに付いていますよね。

内転筋群が硬くなるのは、体のバランスの乱れや長時間の同じ姿勢などによって使われなくなるからです。筋肉は使われないと、血行不良や伸縮性の低下によりどんどん硬くなっていきます。

内転筋群が硬くなる要因としては、以下の通りです。

上記に心当たりがある人は、内転筋群が固くなっていることが原因の可能性が高いでしょう。

1-2. 神経の圧迫｜太もも内側の感覚を司る「閉鎖神経」が圧迫されている

太ももの内側が痛い原因としてもう一つ考えられるのは、閉鎖神経の圧迫です。

閉鎖神経とは太もも内側の感覚と運動を司る神経で、腰椎から出て太ももの内側を通ります。

※閉鎖神経の位置イメージです

閉鎖神経が圧迫されるのは、具体的に次のような要因です。

また、閉鎖神経の圧迫による痛みの場合、太もも内側の痛みや痺れ、太ももを閉じる時に痛みがあるという特徴があります。

心当たりがある人は、閉鎖神経の圧迫が原因で太もも内側に痛みを生じている可能性が高いでしょう。

2. 太もも内側の痛みを改善するならストレッチと生活習慣の改善に取り組もう

太もも前側の痛みの原因は内転筋の硬さと閉鎖神経の圧迫だとお話しましたが、次に痛みを改善する方法を説明しましょう。

それは、次の2つです。

太もも内側の痛みを改善するには、硬くなった内転筋の筋肉や閉鎖神経が圧迫されている箇所をストレッチでほぐし、生活習慣を改善して根本から対処していく必要があります。

ストレッチも生活習慣の改善も、どちらも太もも内側の痛み改善に欠かせない対処法になるので、どちらか一方ではなく両方をしっかり取り組んでいきましょう。

3. 太もも内側が痛い場合におすすめなストレッチ3つ

太もも内側が痛い場合、ストレッチで一時的に痛みを緩和することができます。本記事では、内転筋の硬化と閉鎖神経の圧迫、両方に効果が期待できるおすすめの方法を3つご紹介しましょう。

それぞれの方法を画像付きで分かりやすく解説していきますので、ぜひ実践してみてくださいね。

2-1. 寝ながら片足回しで太もも内側をストレッチ

寝ながら片足ずつゆっくり動かすことでストレッチをかけられる方法です。

1.軽く右膝を曲げてゆっくり回していきます。右回り、左回り、それぞれ10回程度行いましょう。

2.足を曲げたまま外側に倒します。お尻が浮いてくる時は、手で押さえて床につけるようにしましょう。30秒間キープします。

呼吸を止めないように気をつけてください。反対も同様に行います。

2-2. 硬い内転筋をほぐす片脚開脚ストレッチ

硬くなった内転筋をほぐすことができる、片脚開脚ストレッチをご紹介します。

1.片足を伸ばしていきます。正面に手をついて、可能な場合は両肘を床につけていきましょう。

2.足を開いている方の太もも内側の伸び感を意識してください。痛気持ち良い程度を10秒間キープしていきます。

ポイントは足の付け根から上体を倒すこと。反対側も同じように伸ばしていきましょう。

2-3. タオルを使ってできる太もも内側のストレッチ

タオルを使って簡単に負荷をかけられる、太もも内側のストレッチをご紹介します。痛みを感じる場合は無理をせず、心地よいと感じる範囲で行ってください。

1.仰向けになり右膝を立て、左足は天井に向かって伸ばします。

2.左足の裏にタオルをかけて、左手でタオルの端を持ちましょう。

3.タオルを引きながら左足を外側にゆっくり倒し、呼吸をしながら20～30秒間キープします。2〜3セット行ってください。

4.太もも内側が痛い場合におすすめな生活習慣の改善方法

次に、太もも内側が痛い場合におすすめな、生活習慣の改善方法をご紹介していきます。

さまざまな対処法がありますが、中でも以下の3つを押さえておくと良いでしょう。

それぞれを詳しく説明していくので、今日からぜひ実践してください。

4-1. 長時間同じ姿勢をとらないように気を付ける

太もも内側の痛みを改善するには、長時間同じ姿勢をとらないように気をつけましょう。具体的には、次の通りです。

上記のように、長時間の同じ姿勢を避けることで、筋肉の硬化や神経の圧迫を防ぐことができます。意識付けだけですぐに実践できるので、早速今日から取り組んでみてくださいね。

4-2. 正しい座り方を意識する

正しい座り方を意識することで、太もも内側の痛みを軽減することができます。

以下の図をご覧ください。

上図のように、椅子に深く腰掛け、背もたれに寄りかかり背筋を伸ばすのが正しい座り方です。正しい座り方を意識するだけでも、太もも内側の筋肉や神経への負担を軽減することができます。

4-3. 血行促進を心がける

毎日の生活の中に、血行促進を心がけた習慣を取り入れましょう。

血行を促進させる習慣はたくさんありますが、中でも簡単に取り入れられるものは以下の通りです。

上記を毎日継続することで血行が促進され、筋肉硬化や神経圧迫による太もも内側の痛みが軽減されていくでしょう。

すべてを一度に行うと負担になるので、できることから少しずつ始めていってくださいね。

5. 改善されない太ももの内側の痛みは骨盤の歪みが根本原因の可能性大

ここまで説明してきたストレッチなどの方法を試みても太もも内側の痛みがなかなか改善しないなら、根本原因に骨盤の歪みが潜んでいる可能性があります。

骨盤の歪みは、太もも内側の痛みの直接的原因となる「筋肉の硬さ」や「神経の圧迫」につながる、猫背や体幹の不安定などの状態を引き起こすからです。

例えば、太もも内側が痛い原因として「筋肉の硬さ」と「神経の圧迫」を挙げましたが、これらの状態は元を辿れば骨盤の歪みが引き金になっている可能性があります。

つまり、骨盤の歪みによって姿勢が悪くなり、筋肉に負担がかかって硬くなったり、神経が圧迫されたりして、太ももの内側に痛みが生じていると考えられます。

そのため、太もも内側の痛みが長引く場合は、ストレッチや生活習慣改善などの表面的な対処療法だけでなく、骨盤の歪みに着目した根本的なアプローチが必要なのです。

6. 太もも内側の痛みの根本改善で骨盤を矯正するなら整体がおすすめ

骨盤の歪みにアプローチするなら、整体がおすすめです。

整体は、体に関する専門的な知識や技術で全身の筋肉や関節のバランスを整えることを専門としています。そのため、骨盤の歪みにも効果的なアプローチができるのです。

骨盤の歪みは、様々な要因が絡み合って起こります。

上記は、骨盤を歪ませる要因のほんの一部ですが、それでも実に多岐にわたることがお分かりになるかと思います。

そのため、骨盤の歪みの原因を自分で特定し、ストレッチや生活習慣の改善だけで根本から解決するのは非常に困難なのです。

整体師は、これらの要因を総合的に評価し、個別の状態に合わせた施術を行うことで、骨盤の歪みを矯正し、全身のバランスを整えることができます。

だからこそ、太もも内側の痛みの根本原因である骨盤の歪みをできるだけ早く効率的に改善したいなら、整体で施術を受けるのが効果的だと言えるのです。

7. 根本から太もも内側が痛いのを改善できる整体院を見極めるポイント3つ

先ほど太もも内側の痛みを根本から改善したいのなら、整体で施術を受けるのがおすすめだとお話しましたが、どの整体院でも良いというわけではありません。

整体院は特に資格がなくてに開業できるため、整体院の技量には大きな差があるからです。

そこで、あなたが太もも内側の痛みを改善するための整体院選びに失敗しないよう、信頼できる整体院選びのポイントを3つ紹介します。

それぞれについて詳しく説明していきますので、参考にしてください。

7-1. カウンセリングや検査にこだわっている

まず最初に、丁寧なカウンセリングと検査を行っているかを確認しましょう。

「5.改善されない太ももの内側の痛みは骨盤の歪みが根本原因の可能性大」でもお話している通り、太もも内側の痛みの根本原因は骨盤の歪みにある可能性が高いですが、骨盤の歪みを引き起こす要因は複雑に絡み合っていて見極めるのは簡単ではありません。

そのため、施術の前にしっかりカウンセリングと検査を行わなければ、何にどのようにアプローチすべきか判断できないのです。

根本原因を見極められる整体院なら、以下のような内容でカウンセリングや検査を行います。

上記のように、カウンセリングと検査を徹底して行うことで、人によって違う痛みの根本原因を特定できるのです。

7-2. 信頼できる技法を提供している

整体院が提供している技法に信頼性があるかどうかも、しっかり確認しましょう。

整体院は全国にたくさんあり、提供する施術方法も多岐に渡ります。実際、整体院探しでたくさんのHPを見ていると、それぞれの技法の違いや、何を受けるべきなのかが分からなくなってしまうことも多いですよね。

そこで、次の4つのポイントを参考にして、技法の信頼性を確認しましょう。

上記を押さえて整体院の技法をチェックし、本当に信頼できる技術を提供しているのか判断していきましょう。

7-3. 痛みや歪みが改善されたという実績が豊富にある

最後のチェックポイントは、実際に痛みや歪みを根本改善できたという実績があるかどうかです。

太もも内側の痛みの要因は様々で複雑だからこそ、多くの症例を経験してきた実績が重要になります。

整体院の実績は、HPの記載か、整体院側で内容を操作できないGoogleの口コミを参考にしましょう。

上記を押さえて整体院を選べば、太もも内側の痛みを根本改善に導ける整体院に出会うことができるでしょう。

8. 太ももの内側が痛みを根本改善したいなら「JITAN BODY」にお任せください

ここまでのお話を踏まえて、あなたが太もも外側の痛みを根本から改善したいのなら、当グループ「JITAN BODY」にお任せください。

私たちが当院を強くおすすめする理由は、次の3つです。

それぞれについて詳しく説明していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

8-1. 国家資格を所持するスタッフによるカウンセリングと検査に徹底的にこだわっているから

当院「JITAN BODY整体院」は、国家資格取得者による徹底的なカウンセリングと検査にこだわっています。

当院が目指すのは単なる痛みの解消ではなく、根本改善を図り再発を予防することです。痛みがある部分に本当の原因はないからこそ、一人ひとりの過去から現在までの状態をできるだけ詳しくヒアリングしています。

実際にJITAN BODYで行っているカウンセリングと検査をご紹介しましょう。

【カウンセリング】

以下のような問診票を使い、最初の施術の前には徹底したカウンセリングを行います。

実際に伺う内容は、以下の通りです。

上記の内容を、理学療法士や作業療法士などの国家資格を取得した体のプロフェッショナルが徹底的にヒアリングして根本原因を見出していきます。

【事前検査】

事前検査では、座位や立位の姿勢を撮影したり、全身の可動域を確認していきます。

上記を見てお分かりの通り、当院のカウンセリングと検査は、一般的な整体院と比較しても徹底的にこだわっているのです。

8-2. 「操体法」という全国の同業者や医療関係者も習得を熱望する技法を提供しているから

当院の施術は、操体法という医師の橋本敬三先生が考案した技法を元にしています。

操体法は「病気を治す」という思想ではなく、体の歪みを正すことで健康を手に入れるという考え方で、昭和20年代にあらゆる東洋医学や民間療法を研究して開発されました。

ただ、操体法は効果が高いことが分かっていながらも、理解や習得の難易度が高いため、提供できる施術者はごく少数しかいません。

当院の創始者である中村は、この操体法を誰にでもできるようにかみくだき、「JITAN施術」として全スタッフはもちろん、全国の同業者や専門家対象にセミナーも開催しています。

これまでの参加者は、のべ3万人。全国から多くの施術家がセミナーに足を運び、技術習得に励んでいるのです。さらに、 多くの要望の下、当院の技術を分かりやすく収めたDVDもシリーズ化で販売されています。

8-3. 実際に太もも内側の痛みの根本原因である骨盤の歪みを多数改善に導いてきたから

JITAN BODYは実際に、太もも内側の痛みの根本原因である骨盤の歪みを改善に導いた実績が多数あります。

実際に当院で施術を受けられた、骨盤矯正のビフォーアフターをご覧ください。

※効果には個人差があります。

上記のように見た目でわかるほどの歪みでも、JITAN施術なら時間をかけて矯正していくことができるのです。

Googleの口コミでは、「少しずつ痛みが取れていった」「痛みの原因を丁寧に説明してくれて短時間の施術なのに効果を感じられた」という感想が多数上げられています。

JITAN BODYの施術が少しでも気になる方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。初回1,980円キャンペーンも開催中です。

9. まとめ

いかがでしたか？太ももの内側が痛い原因や対処法について、分かりやすく解説してきました。

最後にこの記事をまとめましょう。

◎太もも内側が痛い原因は筋肉の硬さと神経の圧迫
◎太もも内側の痛みを改善するならストレッチと生活習慣の改善に取り組もう
◎改善されない太もも内側の痛みは根本原因に骨盤の歪みがある可能性大
◎骨盤の歪みは整体に行くのがおすすめ

以上になります。

太もも内側の痛みの原因は筋肉の硬さと神経の圧迫ですが、根本原因に骨盤の歪みが潜んでいる可能性も大きいです。この記事を参考に、整体に行って骨盤の歪みに根本からアプローチしていきましょう。

あなたの太もも内側の痛みが1日でも早く改善され、痛みを気にせずに健やかに過ごせる毎日が戻ることを願っています。