「坐骨神経痛と診断されて、数ヶ月治療に通っているのに、一向に治らない。なぜ良くならないのだろう。どうしたら治せるのか。」
お尻や脚の痛みやしびれでとてもつらいのに、なかなか治らなくてつらい思いをしている人も多いと思います。
坐骨神経痛が治らないのは、主に下記2つの理由が挙げられます。
坐骨神経痛は原因を特定し、自分に合った適切な治療方法に取り組めば、症状が軽減することは可能です。
坐骨神経痛改善のためには、下記の治療ステップでアプローチしていくようにしましょう。
しかし、実際は上記ステップの通り、スムーズに進まないケースも多いです。
まず、原因の特定について、坐骨神経を圧迫する原因が明らかな場合もありますが、調べても分からないケースも少なくありません。
原因を特定できた場合でも、病院で治療を受けても痛み・しびれが軽減しない人もいます。
数カ月試してみて効果が出なければ、病院や整体院、治療法や施術方法を変えて、自分に合った改善方法を見つけていくようにしましょう。
病院といえば整形外科が一般的ですが、坐骨神経痛は脳神経外科や脊椎外科でも取り扱っています。別の科を受診することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
「もう何をやってもダメ」と放置していると、ますます悪化してしまい、歩行困難になったり、麻痺が出てきたりするおそれがあります。
根気強く改善に取り組み、医師や専門家のサポートのもと、自分に合ったケアを見つけていくようにしましょう。
【本記事で分かること】
- 坐骨神経痛がなかなか治らない2つの理由
- 坐骨神経痛の治し方4ステップ
- 坐骨神経痛の早期改善の鍵|良い病院・整体院の探し方
本記事を読めば、坐骨神経痛の治し方について理解し、症状改善に向けて実践できるようになります。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
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1. 坐骨神経痛が治らないのはなぜ?
坐骨神経痛と診断され、治療を続けているのになかなか治らないというケースは非常に多いです。
なぜ坐骨神経痛は治りにくいのか、理由は2つ考えられます。
【坐骨神経痛が治らない2つの理由】
- 現在の病院で原因を特定できていないから
- 現在の病院で治療法が間違っているから
1-1. 現在の病院で原因を特定できていないから
現在通院している病院で、原因を特定できていない、または原因と見なされているものが間違っている場合は、いくら治療に取り組んでも治ることが期待できません。
坐骨神経痛を治すために一番大事なことは、正確な診断を受けることです。
坐骨神経痛にはさまざまな原因があり、原因によって治療方法も異なってきます。原因が特定できていなければ、適切な治療方法を行うことは難しいでしょう。
しかし、坐骨神経痛の原因は下記のとおり多数あるため、正確につきとめることは簡単ではありません。
【坐骨神経痛の原因】
- 梨状筋症候群
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 筋筋膜性疼痛症候群
- 糖尿病
- 婦人科疾患
- 腫瘍
- 喫煙
- ストレス
- 筋肉量低下
- 不明
※太字は原因として特に多い病気・症状
出典:社団法人日本整形外科学会「坐骨神経痛」
また、原因と考えられるものが間違っていたケースも多くあります。
たとえば、椎間板ヘルニアを患っている場合、「坐骨神経痛の原因は椎間板ヘルニア」と診断されやすいですが、必ずしもヘルニアが原因とは限りません。本当の原因はヘルニアとは別にあるケースもあります。
そのため、ヘルニアに対しての治療が行い、ヘルニアが改善したとしても、本当の原因が改善されていないため、坐骨神経痛は良くならない可能性が高いでしょう。
実際、坐骨神経痛を経験した人の中からは、下記のような体験談がいくつか上がっていました。
【坐骨神経痛を経験した人の声】
太ももから足首にかけてピリピリとしびれるかんじがするので、整形外科を受診。しかし、レントゲンでは異常がなく、原因が分からなかった。症状にずっと悩んでいたところ、友人から婦人科の受診をすすめられた。婦人科を受診したところ、子宮内膜症が見つかり、子宮内膜症を治療したら症状も消えた。
このように、原因が特定できていない、または間違っていると、坐骨神経痛の改善は難しくなります。
1-2. 現在の病院で治療法が間違っているから
原因を正しく特定できていても、治療法が間違っていたら、坐骨神経痛の改善は期待できません。
坐骨神経痛を治すためには、原因となる病気・トラブルを根本から改善することと、自分に合った方法で治療することとが重要です。
同じ原因に対しても、病院か整体院かで治療(施術)法は異なります。さらにはクリニック・店舗によっても治療(施術)方針は異なります。
病院で治療を受ける場合、装具療法や薬物療法など、しびれや痛みをなくすための対症療法しか行わない場合があります。
▼用語解説
- 対症療法:症状を抑えるための治療法
- 原因療法(根治療法・根本療法):症状の原因を取り除く治療法
対症療法を受けたらそのときはラクになりますが、症状の原因を取り除けていないので、またすぐに痛み出す可能性が高いでしょう。
また、治療は人によって合う合わないもあります。
たとえば、ブロック注射(麻酔薬の注入)は、血行を良くして神経・筋肉に酸素と栄養を行き届ける効果が期待できますが、注射を続けて改善できる人もいれば、一向に良くならない人もいます。
実際に坐骨神経痛を経験した人の中にも、下記のような体験談がいくつか上がっていました。
【坐骨神経痛を経験した人の声】
最初の病院では、投薬とブロック注射のみで、痛みは一時的に抑えられるものの、いつまでたっても良くならない。半年後に病院を変えて、理学療法を受け続けたら、だんだんと痛みが和らいできた。
このように、自分に合った方法で原因を取り除く治療を行わないと、坐骨神経痛の解決にはつながりません。
2. 坐骨神経痛は改善可能!正しい治療ステップでアプローチ
坐骨神経痛が治らなくて悩む人は多いですが、正しい治療ステップでアプローチしていけば、坐骨神経痛は改善が期待できます。
坐骨神経痛とは、何らかの理由で坐骨神経が圧迫されることにより、お尻や脚に痛みやしびれが生じる症状の総称です。
神経を圧迫する原因を特定し、正しい治療方法に取り組み続けていけば、坐骨神経痛の症状は和らぐでしょう。
完治までは難しくても、支障なく日常生活を過ごせるところまでは目指すことができます。
坐骨神経痛を治すためには、下記STEPで進めていきましょう。
【坐骨神経痛の治し方】
- STEP1.病院を受診し、原因を特定する
- STEP2.病院で治療を受け、痛み・しびれを和らげる
- STEP3.病院で治らなければ、整体で施術を受ける
- STEP4.セルフケアを行い、早期治療と再発防止を目指す
順調に進んでいけば、大体3カ月前後で改善が期待できます。
なお、「痛すぎて今すぐ何とかしたい」という場合も、まずは病院を受診してください。たとえ診断がつかなくても、鎮痛剤の処方など、痛みを和らげる処置をしてもらえるでしょう。
では治療の進め方について、次章以降で順に紹介していきます。ただし、症状の状況によってはSTEPどおりに進めない場合もあります。
3. 【坐骨神経痛の治し方】STEP1.病院を受診し、原因を特定する
まずは必ず病院を受診しましょう。
すでに受診したことがある人も、疑問や不安が解消していなければ、再度別の診療科を受診することをおすすめします。
病院を受診する目的は大きく下記3つです。
【病院を受診する目的】
- 原因を特定するため
- 大きな病気が隠れている可能性もあるため
- 病院を受診せず、間違ったケアを行うと悪化するおそれがあるため
第一の目的は原因を特定するためですが、調べてみると癌などの大きな病気が見つかったというケースも少なくありません。もし大きな病気が潜んでいた場合は、いち早く発見し治療に取り組む必要があります。
また、病院を受診せずに、自己流でケアを行うと、治るどころか悪化する可能性があります。
以上のリスクがあるため、坐骨神経痛の症状(お尻や脚の痛み・しびれ)を感じたら、必ず最初に病院を受診しましょう。
病院は、下記の科が坐骨神経痛の専門です。
坐骨神経痛の診療科 | 治療内容 |
---|---|
整形外科 | ・骨・関節・筋肉・神経などの運動器官を診断・治療する ・幅広い症状をカバーするため、最初に行くケースが多い |
脳神経外科 | ・脳・脊髄・神経などの疾患を取り扱う ・整形外科で改善しなかった場合に受診する |
脊椎外科 | ・背骨と脊髄の疾患を取り扱う ・整形外科で改善しなかった場合に受診する |
ペインクリニック | ・神経痛などの慢性的な痛みをさまざまな方法で治療する ・上記いずれの科でも改善しなかった場合に受診する |
一般的にはまずは整形外科から受診します。坐骨神経痛の原因の多くは、整形外科の範囲であることが多いためです(病院の選び方の詳細については7章で解説)。
整形外科で、原因を特定できなかったり、改善が見られない場合は、脳神経外科か脊椎外科を受診してみましょう。
複数受診しても原因がまったく分からない場合は、「STEP3.整体に通う」に進めば、進展が望めるかもしれないので、一度行ってみることをおすすめします。
【次のアクション】
- 複数科受診しても、坐骨神経痛の原因が特定できない→STEP3
- 上記以外→STEP2
4. 【坐骨神経痛の治し方】STEP2.病院で治療を受け、痛み・しびれを和らげる
病院で診断を受けて原因を特定できたら、その病院で適切な治療を受けましょう。
痛みやしびれでつらい場合、まずはその症状を和らげることが優先です。原因の改善は、痛みやしびれが軽減してから取り組みます。
病院では、一般的に下記のような対処療法を行っていきます。
病院で行われる治療 | 目的 | 例 | 期待できる効果 |
---|---|---|---|
薬物療法 | 薬を使って痛みを和らげる | ・鎮痛剤 ・筋弛緩剤 ・湿布 | 痛みが和らぐことで活動量が増え、筋力が低下せず悪化防止につながる |
物理療法(※) | 血行を良くして痛みを和らげる | ・マッサージ ・温熱療法 ・低周波電気治療 ・超音波治療 | 血流改善と身体機能を向上させ、神経への圧迫が軽減されやすい |
運動療法(※) | 身体を動かして筋肉やじん帯をやわらかくする | ・マッサージ ・体操 | 筋力増強で血流改善と身体機能を向上させ、神経への圧迫が軽減されやすい |
装具療法 | 装具で身体を固定し、患部をサポートする | ・コルセット ・腰椎ベルト | 変形の矯正や幹部の負担軽減をはかる |
神経ブロック療法 | 注射により痛みや炎症を抑える | ・局所麻酔薬 ・ステロイド | 血流改善と身体機能を向上させ、神経への圧迫が軽減されやすい |
手術 | 痛みが強い場合や歩行困難の場合に行う | ・ヘルニア切除 ・脊柱管拡大 | 痛みの原因を取り除くので根本改善につながる |
※理学療法士やリハビリテーション科と連携して治療を行う
病院での治療は、対処療法が中心ですが、続けるうちに坐骨神経痛の原因となる病気・トラブルが改善する場合もあります。その場合はSTEP4へ進み、再発防止に取り組みましょう。
ただ、数ヶ月以上続けても痛みやつらさが軽減されなければ、「診断された原因が違っている」「治療方法が自分に合っていない」可能性があります。その場合は、医師と相談しながら「STEP1.病院を受診する」に戻って別の科を受診するか、「STEP3.整体に通う」ことを検討してみてください。
痛みやしびれがなくなったものの、原因となる病気やトラブルは改善されていない場合は、次のステップ「STEP3.整体に通う」に進むことをおすすめします。
【次のアクション】
- 坐骨神経痛の原因となる病気・トラブルが改善された→STEP4
- 坐骨神経痛の痛みやしびれがなくならない→STEP1かSTEP3
- 坐骨神経痛の痛みやしびれはなくなったが、原因となる病気・トラブルは改善されていない→STEP3
5. 【坐骨神経痛の治し方】STEP3.病院で治らなければ、整体で施術を受ける
病院の治療で改善しなかった場合、あるいは原因不明の場合、原因の根本治療を目指す場合は、整体に通うことをおすすめします。
病院では対処しきれなくても、整体院に通うと改善できるケースは多くあります。
整体では、病院の治療とは違ったアプローチで、坐骨神経痛の根本原因の改善を目指すからです。
▼用語解説
整体とは:揉む・押すなどの手技を中心に、身体に刺激を与えることで、筋肉をやわらかくし、身体の歪みを整える施術のこと
実際に整体に通った人の声を調べると、下記のような体験談が多数ありました。
【坐骨神経痛を経験した人の声】
整形外科で坐骨神経痛と診断された。1年以上通院し、投薬や注射、電気治療などを試したが、なかなか改善せず、痛みが悪化してきた。医師からは「手術しかない」と言われ、手術はどうにか避けたいと思い、整体に行ってみることに。すると、1カ月も通わないうちに、痛みが消え始めた。
坐骨神経痛にはさまざまな原因が挙げられますが、癌などの一部病気を除き、元を辿ればそのほとんどは関節や骨格の歪みが原因です。
たとえば椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症も、元々は加齢や負荷のかかる姿勢や動きにより、背骨に歪みが生じることで起きることが大半です。
坐骨神経痛の原因が不明と言われている場合も、骨盤や足関節など身体のどこからしらに歪みがあり、そのせいで坐骨神経を圧迫している可能性が考えられます。
整体では、身体の歪みを見つけ、その部分の骨をあるべき位置に戻し、骨格と筋肉のバランスを整えていきます。
身体の歪みがなくなり、坐骨神経を圧迫しなくなるので、原因を根本から解決することが期待できるでしょう。
【次のアクション】
- STEP4へ(STEP3と並行しながら行うとなお良し)
6. 【坐骨神経痛の治し方】STEP4.セルフケアを行い、早期治療と再発防止を目指す
病院治療や整体施術を経て、ある程度症状が軽減したら、セルフケアも取り入れていきましょう。
自身でも簡単なケアを行うことで、早期回復と再発防止が期待できます。
本章では3つのセルフケアについて紹介していきます。
【3つのセルフケア】
- 良い姿勢を保つ
- ストレッチをする
- 軽度の運動をする
6-1. 良い姿勢を保つ
まずは良い姿勢を保つことを意識しましょう。
前述したとおり、坐骨神経痛は身体の歪みから生じることが多いです。身体の歪みは、主に猫背やあし組みなど悪い姿勢により起こります。
そのため、坐骨神経痛が和らいでも、悪い姿勢を正さなければ、また痛みやしびれが生じやすくなるでしょう。
良い姿勢のとり方と保つコツについて、立ち方・座り方・歩き方別に紹介していきます。
6-1-1. 立ち方
立っているときは、次のポイントを意識して、良い姿勢を保ちましょう。
【立ち方】
- 壁に、かかと・ふくらはぎ・お尻・肩・頭の5カ所がつくように立つ
- 左右片側だけに体重を載せない
- 猫背・そり腰にならないよう背筋を伸ばす
- 左右片側ばかりで荷物を持たない
ずっと良い姿勢を保ちつづけるのは簡単ではありません。クッション性のある靴を選んだり、腰にサポーターをつけたりなど、ラクに姿勢を保つ工夫を取り入れましょう。
6-1-2. 歩き方
歩くときは、立ち方のポイントに加え、下記内容を意識して良い姿勢を保つようにしてください。
【歩き方】
- かかとで着地し、前へ重心を移動しながら、指先で踏み込む
- つま先は真っ直ぐ前を向く
- 歩幅はやや大きめに歩く
- 腕を大きく振って、体幹を安定させる
身体を動かしやすい服装と、足にフィットしてしなやかに曲がる靴を選ぶと、良い歩き姿勢を維持しやすくなります。
6-1-3. 座り方
座るときは、次のポイントを意識して、良い姿勢を保ちましょう。
【座り方】
- 左右片側に重心をかけない
- 椅子に深く腰掛けて、骨盤を立てる
- 猫背や仙骨座りをせず、背筋を伸ばす
- ひざの角度は約90度を意識して、足裏を地面にしっかりつける
- 脚組み・体育座り・あぐらはやめる
- デスクワークのとき、パソコンのモニターは40cm以上離し、目線の高さにする
- デスクワークのとき、ひじは90度以上になるように手を机に置く
座っているときはつい姿勢が崩れがちです。立ち方同様、クッションや腰当てなど、姿勢を補助するグッズを上手に活用するようにしましょう。
6-2. ストレッチをする
ストレッチも毎日行うようにしましょう。
ストレッチをすることで筋肉が柔らかくなるので、坐骨神経の圧迫を防ぐ効果が期待できます。また、筋力バランスもよくなるので、良い姿勢も保ちやすくなります。
ただ、やり過ぎは身体に過度な負担をかけるので、あまり力を入れすぎず行うようにしましょう。
坐骨神経痛に効果的なストレッチを2つ紹介していきます。
6-2-1. 腰のストレッチ
下記の順で、腰の筋肉を緩めていきましょう。
【腰のストレッチ】
- 椅子に座り、足を肩幅に開く
- 左ひざに胸を当てにいくよう身体を前に倒す(30秒~1分)
- 右ひざに胸を当てにいくよう身体を前に倒す(30秒~1分)
- 3回繰り返す
腰の筋肉が伸びていることを意識しながら行います。
6-2-2.お尻・ふともものストレッチ
下記の順で、お尻・ふとももの筋肉を緩めていきましょう。
【お尻・ふともものストレッチ】
- 椅子に座り、足を腰幅に開く
- 左の足を伸ばし、地面にかかとをつける
- 身体を前に倒す(30秒~1分)
- 左右足を変えて、3回ずつ繰り返す
ふくらはぎからお尻にかけての筋肉が伸びていることを意識しながら行います。
6-3. 軽度の運動をする
軽度の運動を取り入れることも大切です。
運動を行うことで筋力が強化され、血流改善と身体機能が向上し、神経への圧迫がかかりにくくなります。また、ストレッチ同様、筋肉がつくことで正しい姿勢も保ちやすくいというメリットもあります。
坐骨神経痛には下記のような軽度な全身運動がおすすめです。
【坐骨神経痛の予防におすすめの運動】
- 体操
- ウォーキング
- スイミングまたは水中ウォーキング
- ヨガ
運動は、くれぐれも身体に負担にならない範囲で行いましょう。
【POINT!】 坐骨神経痛のNG行為!やってはいけないこと
下記の行為は坐骨神経痛の悪化や再発につながるので、控えるようにしましょう。
- 重い荷物を持つ
- 長時間同じ姿勢をとる
- 体重を増やす
- 安静にしすぎる
- 激しい運動をする
7. 坐骨神経痛の早期改善の鍵|良い病院・整体院の探し方
坐骨神経痛の早期改善のためには、自分に合った病院・整体院を早く見つけることが重要です。
病院・整体院によって、治療方針や先生の技術・知識が大きく異なり、治療または施術の結果に大きく影響するからです。自分に合った病院・整体院でなければ、坐骨神経痛の改善はスムーズに進まないでしょう。
本章では、坐骨神経痛の改善の鍵を握る、良い病院・整体院の探し方について紹介していきます。
【良い病院・整体院の探し方】
- 【病院・整体院】坐骨神経痛の実績があるところを選ぶ
- 【病院】MRIなど画像診断装置が整っているところを選ぶ
- 【整体院】根本原因を突き止め歪みを整えてくれるところを選ぶ
7-1. 【病院・整体院】坐骨神経痛の実績があるところを選ぶ
病院・整体院は、坐骨神経痛の実績が十分あるところを選ぶようにしましょう。
たとえば病院の場合、ひとくちに整形外科といっても、医師によって得意な分野と苦手な分野があります。
坐骨神経痛に精通していないと、正確な診断や適切な治療をしてもらえない可能性があるので、病院・整体院選びには注意が必要です。
坐骨神経痛の実績が十分あるかどうかは、下記基準でチェックしましょう。
【坐骨神経痛の実績がある病院・整体院の見分け方】
- 坐骨神経痛に関する論文や書籍を発表している
- 坐骨神経痛に関する見解や治療法をホームページなどで掲載している
- 坐骨神経痛に関する口コミで良い評価を受けている
病院・整体院の探し方については、インターネットで「坐骨神経痛 病院・整体院 地域名」で検索すれば、近くの病院・整体院が表示されます。
7-2. 【病院】MRIなど画像診断装置が整っているところを選ぶ
病院の場合は、画像診断装置が備わっており、詳しい検査を行ってもらえるところがおすすめです。
坐骨神経痛の原因は実に多様であるため、正確な診断は簡単ではありありません。画像診断装置を用いることで、触診や視診だけでは分からない、身体の異常を発見しやすくなるでしょう。
画像診断装置は、主に下記の種類があります。
画像診断装置 | 分かること |
---|---|
超音波検査(エコー) | 筋肉や腱の状態 |
X線検査(レントゲン) | 骨や関節の状態 |
MRI検査 | 椎間板や神経の状態 |
上記の装置を使い、しっかりと身体の状態を調べてくれるところを選ぶようにしましょう。
7-3. 【整体院】根本原因を突き止め歪みを整えてくれるところを選ぶ
整体院の場合は、きちんと根本原因を突き止めて、その箇所の歪みを整えてくれるところを選ぶようにしましょう。
坐骨神経痛は、痛みやしびれが出る箇所をもみほぐしたり、電気をあてる施術では改善しません。
なぜなら、症状が出る場所に原因があるわけではなく、別の箇所の身体の歪みが、坐骨神経痛として表れているからです。
実際、足首の筋肉と関節を元の位置に戻したことで、坐骨神経痛の症状を感じなくなったという事例が多くあります。
そのため整体には、最初のカウンセリングや触診などで身体の歪みを突き止め、その歪みを修正していく高い技術を持っていることが求められます。
整体院のホームページなどを確認し、施術方針や実績、口コミを見て、根本的な原因を解決できそうなところを選ぶようにしましょう。
8. JITAN BODYは実績豊富!坐骨神経痛の根本原因にアプローチ
「痛くてつらい」「病院に通ったけど治らなかった」という坐骨神経痛の悩みを抱えている方は、ぜひ一度当整体院JITAN BODYの技術をお試しください。
多くの方が、当院の施術で「何をしても治らなかった坐骨神経痛の痛みが消えた」と、効果を実感していただいております。
実際に当院で施術を受けたお客様の声を紹介しましょう。
《坐骨神経痛》JITAN BODYを体験したお客様の声
「坐骨神経痛が軽くなって歩けるように」(50代 女性)
“お尻あたりが痛みはじめてからだんだんと歩くのが苦痛になって、5分以上歩くと痺れは出るし痛くて仕方なくて困っていました。
病院では坐骨神経痛と言われていましたが痛み止めと電気を当てるだけで良くなりませんでした。
ジタンボディーさんに来た時にしっかりと話を聞いてくれて寄り添いながらしっかりと施術をしてくれました。
体のゆがみを整えてもらったあとは痛みもしびれも軽くなっていて、よくなりそうな希望を持てました。2ヶ月くらい通って今ではしびれも痛みもなくなりました。”
なぜ当院だと症状が改善されやすいのか、その理由について3つ紹介していきます。
【JITAN BODYだと坐骨神経痛が改善されやすい理由】
- 坐骨神経痛の根本原因にアプローチするから
- 専門家も推薦する高い技術力があるから
- 自宅のセルフケアの方法を丁寧に指導するから
8-1. 坐骨神経痛の根本原因にアプローチするから
JITAN BODYでは、坐骨神経痛を引き起こす身体の歪みを追求し、ソフトな施術で原因にアプローチしていきます。
初回のカウンセリングと検査に重点を置き、どこが原因で痛みやしびれが起きているのかを見極めます。
そして、原因の箇所となる筋肉の緊張をほぐし、関節のズレを修正していきます。
坐骨神経痛の根本原因を改善していくので、再発しづらい身体づくりを目指せるでしょう。
8-2. 専門家も推薦する高い技術力があるから
JITAN BODYは、各種専門家からも推薦を受けるほど、高い技術力を誇っています。
当院では、しっかりと修行を積み、経験豊富な国家資格取得者のみが施術を担当します。ボキボキしない、ソフトな施術であるため、身体に過度な負担をかけません。
その技術力は、医師や医学博士・理学療法士などあらゆる専門家から推薦されるほど、高い評価を得ています(当院を推薦する医師・専門家一覧>JITAN BODY整体院)。
一度施術を受けるだけでも、当院の確かな技術を実感していただけるでしょう。
8-3. 自宅のセルフケアの方法を丁寧に指導するから
JITAN BODYでは、お客様が健康な状態を維持できるよう、自宅のセルフケアの方法を丁寧に指導します。
セルフケアは、正しく行わないと、痛みを悪化さえてしまうなど、逆効果になりかねません。
当院ではアフターケアにも力を入れており、自宅で簡単にできるストレッチや、日常生活で気を付けることなどをお伝えし、施術効果の促進と再発予防をサポートしていきます。
LINE@でも相談を受けているので、気になることがあれば気軽に問い合わせていただくことも可能です。
9. まとめ
最後に、本文の要点をまとめていきます。
坐骨神経痛が治らないのは、下記2つの理由いずれかがあてはまる可能性が高いです。
【坐骨神経痛が治らない2つの理由】
- 現在の病院で原因を特定できていないから
- 現在の病院で治療法が間違っているから
上記2つの課題をクリアできれば、坐骨神経痛は大きな改善が期待できます。そのためには、下記治療ステップでアプローチしていくようにしましょう。
【坐骨神経痛の治し方】
- STEP1.病院を受診し、原因を特定する
- STEP2.病院で治療を受け、痛み・しびれを和らげる
- STEP3.病院で治らなければ、整体で施術を受ける
- STEP4.セルフケアを行い、早期治療と再発防止を目指す
早期解決のポイントは、自分になった病院・整体院に早く出会えることです。病院・整体院選びは、下記探し方を参考にして見つけるようにしてください。
【良い病院・整体院の探し方】
- 【病院・整体院】坐骨神経痛の実績があるところを選ぶ
- 【病院】MRIなど画像診断装置が整っているところを選ぶ
- 【整体院】根本原因を突き止め歪みを整えてくれるところを選ぶ
以上、坐骨神経痛の痛みやしびれから解放され、快適な日常生活を取り戻せることを願っております。
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